ナイトステイの報告とこれからについて
いつもありがとうございます!Sinceの麻生です!
2024年度、無事に走り抜けたことをご報告させていただきます。
みなさまからの応援で開催することができたナイトステイ。
おかげさまで、38回も居場所を開くことができました。
子どもは、のべ469名。大人はのべ179名が参加してくれました。
ご支援してくださったみなさま、参加してくれた子どもたち・大人の皆さん!
本当に、ありがとうございます!
さて、今回はナイトステイについて【良かったこと】【悔しかったこと】【これからのこと】の3つに分けて振り返っていきたいです。
【良かったこと】
十人十色の居場所ができたということ。
もっと言うと、それぞれの心地良いが共存でき、時に混ざり合うことができたことだと思います。
ポケモンバトルに夢中な6年生。
読書に耽る1年生。
ギターの練習に励む5年生。
もちろん、子どもたちだけではありません。
食事の用意をしながら、おしゃべり上手なお母さんたち。
中学生と好きなミュージシャンで盛り上がる地域のおじさん。
フリースクールで過ごす子どもが当たり前のように学校帰りの子どもと話している。
子どもと大人が友達のようにハイタッチをしている。
1人1人の居場所がある。
そして、それぞれが心地よく混ざり合っている。
きっと、みんなが感じることができたのだと思います。
“自分は、ここに居ていい”と。
だからこそ、自分以外に対しても、寛容な居場所になることができたと考えます。
自分も居ていい。あなたも居ていい。
そんな優しさが溢れる素敵なナイトステイを開催することができました。

【悔しかったこと。】
その一方で、心残りもあります。
もっと多くの子どもたちと繋がりたかった。
ナイトステイでは、一人一人の子どもたちがたくさん遊びに来てくれました。
メンバーが固定化されていったということです。
リピーターが多いということは、子どもの居場所になることができているサインでもあるのですが、その一方で、この輪をもっと広げたいという気持ちもあります。
加えて、地域の方々、大人の方々にも同じような思いを抱きました。
それは、259名の支援者の皆さまともっとお話ししたかったということです。
多くの方に、足を運んで頂きましたが、
まだナイトステイでお出合いできていない方もいます。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
ぜひ遊びに来てください。

【これからのこと】
2025年度もナイトステイを継続していこうと考えています。
課題は、先述の通り、出会えていない子どもたちの存在です。
最近、よく考えます。
「僕たちは、居場所を必要としている子どもに、しっかりと届けることができているのか。」
2024年度は、かかりつけ居場所を作り、運営してきました。
2025年度は、かかりつけ居場所を広げ、充実させていくことに注力したいと考えています。
ナイトステイの継続にあたっては、もちろん資金的課題があります。
こちらからマンスリーサポーターを募集していますので、ぜひご協力ください。
2025年度、1回目のナイトステイは4月11日金曜日です。
かかりつけ居場所を必要な人に届けるために、
引き続き応援をよろしくお願いします。

【担当スタッフより】
今年度のナイトステイでは、こどもたちの成長を沢山感じることができました。始めた当初は、スタッフがメインでナイトステイを運営するというような感じでしたが、現在では、こどもたちが主体的に料理のメニューからお手伝い、内容なども考えてくれています。
また、ナイトステイに来て、普段の悩みやしんどさを打ち明けてくれるこどもが増えてきており、安心できる場になれて嬉しいという感情とともに、色んな背景を抱えているんだなという現実も課題として浮かんできます。
少しでも肩の荷がおろせる居場所を、今後も誠心誠意取り組んでいけたらと思います。
また、ナイトステイは、多くの方々に支えられて活動することができております。心より感謝を申し上げます。



















