「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう！

首都サンホセからバスで小一時間の山中にある「世界で最も気候のよい街」アテナス郊外のヘスス地区にある「ミツバチ・ライブ博物館」。

ここは普通の人家なのですが、コスタリカの原生種23種のうち17種のハチの巣箱があります。
ちなみにコスタリカ原生のハチはすべて針を持たないそうです。

そして、これも実は生物回廊プロジェクトの一環。
すごい。

環境に関心が深い人には当たり前のことかもしれませんが、ハチがいなくなると人類もあっという間に滅びるといいます。
多くの植物の受粉媒介者となっているため、植物が実をつけるのに必須だからです。

これも生物回廊のコンセプトに織り込みつつ、ローカルな人たちが実践しているというのが、とにかくすごい。

裏を返せば政府が資源を提供しないということでもあるのですが、それでもローカルな人びとがそれぞれ自分に何ができるかを考えて実践に移している（もちろんそれを統合する国家プロジェクトのもとに、なのでてんでバラバラではない）のがやっぱりすごい。

持続可能な社会のつくりかたの一例になると思います。

　「なまけものの通りみち」も、この「ミツバチの通りみち」に負けないよう、広げていきましょう！