添牛内駅修繕工事終了のご報告と御礼
ご報告が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
お名前プレートの遅延や返礼品の発送やお礼の報告も遅くなり申し訳ございませんでした。
あらためて皆様からのご支援や応援、心から、心から、心から、感謝いたします。
【令和4年11月7日の添牛内駅】
多くの皆様からのお電話、メール、FAXなどでの励ましのお言葉や応援のメッセージ、各SNSでの拡散や修繕への喜びの言葉を頂きました。日々日々、励みになり、時間がいくらあっても足りない状況での多忙な毎日でしたが、皆様のおかげで、クラウドファンディングを最後まで走り抜けることが出来ました。
本当にありがとうございました。
昭和6年9月15日開業した北海道の田舎町にある添牛内駅は添牛内駅保存会が立ち上がった時点ですでに傷だらけでした。いつ倒壊してもおかしくないほどの傷みを抱えながら豪雪の添牛内でいままで建ち続けていました。
先人の方々も、昭和から平成、そして令和の時代になって今もここに建ち続けているとは、想像もできなかったかもしれません。
添牛内駅は持っていました。本当に持っている駅だと思います。
いまでも、その多くの出来事を思い出すだけでも鳥肌のたつようなことばかりが、その時々で不思議なほど起きておりました。
多くの方々の想いがひとつひとつ繋がり、数々の奇跡を起こし続け、そして、その想いが今年、2022年 令和4年に、さらに多くの皆様のお力を借り、新たな奇跡を生み、ついに形となりました。
修繕工事に関わってくださった鈴木建設の大工さん、板金屋さんやペンキ屋さんの皆様も一緒に添牛内駅の修繕に真剣に考えてアイデアをくださりました。
メディア関係、ラジオ番組、報道関係の皆様にも何度も取り上げていただきました。
当時の添牛内駅を建築してくださった田中組様からはご支援と貴重な資料までいただき、元地元の住民の方には個別に訪問してまで支援を呼びかけてくださいましたし、ご無理を言って深名線の歴史や資料をご提供いただいた方々もおられます。
元国鉄職員の皆様や現役のJR職員の皆様、NPO法人オホーツク鉄道歴史保存会の皆様やおかえり沼牛駅実行委員会の皆様、鉄道好きな皆様や添牛内駅に興味を持ってくださった皆様には貴重な写真や動画投稿、絵を描いてくれたり模型や3Dモデリング製作まで多岐にわたり、拡散し、多くのファンの方の輪を広げていただきました。
ご支援を頂いた皆様、訪れて写真を撮ってくださった皆様、気にかけてくださり応援コメントをくださった皆様など、ここではご紹介し切れないほどのたくさんの方に携わっていただき、たくさんの方がご協力してくださいました。
保存会関係のメンバーもアイデアを出し、拡散し、声かけをして支援を集め、イベントの開催運営、返礼品の製作、デザインなどなど、日々日々尽力してくれました。
そのすべての皆様のおかげで、まずは第一歩、未来に添牛内駅を残すことができ、築100年を迎える準備をすることが叶いました。
自信を持って断言します、誰一人欠けても叶うことはありませんでした。
添牛内駅の修繕に関わった全ての方に心から感謝いたします。
本当に、本当に、本当に、ありがとうございました。
添牛内駅保存会の活動もまだまだこれからが始まりです。
なにができるわけではございませんが、これからも大切に守り繋いでいくことが私たちのできることだと思っております。それが、ここで育った子供達が誇れる町として添牛内を残すことができる大きな力になるとも思っております。
10年、20年と時を重ねていく中で新たな時代が待っていることでしょう、効率化や合理化の進む中で、もしかしたら田舎にこんなものは無駄だと言われる時代も来るのかもしれません。それでも、どんな時代になろうとも添牛内駅は残してよかった!この活動に参加してよかった!と、多くの方に思っていただけるように、私たちは今後も日々尽力してまいります。
私たちはいつまでもここで皆様をお待ちしております、いつの日か、添牛内駅を御縁として多くの皆様と語らい、笑いあえる日が来ることを夢見ております。
今後とも末永い応援とご支援をお願いするとともに、いつまでも共に想いを抱き続けていただきますようお願いをいたしまして、クラウドファンディングの御礼と完成のご報告とさせていただきます。
本当にありがとうござました、そして、今後ともよろしくお願いいたします。
添牛内駅保存会 会長 山本昭仁
追伸:春夏秋冬いつきても名所と呼ばれるほどの絶景ではないのかも知れませんが、季節ごとの風景がここにはあり、私たちの心を癒してくれていますし、いつ来ても、過ごしやすく、なんとなく気持ちいところです。
そして、できれば、冬の幌加内や添牛内は ”なまらおっかない” かもしれませんが、ぜひ、一度は来てみてください(日中なら通行止めになることほとんどありませんので・・・w)
なぜ添牛内駅が残っていることが奇跡なのか、きっとわかると思います。
お待ちしております(▰˘◡˘▰)