～原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします～

 

クラウドファンディング40日目、

皆様、応援ご支援ありがとうございます！

 

先日も書かせて頂きましたが、

サードゴールへの挑戦

150万円を目指したいと思います！

 

 

どうかご理解いただいて

最後までご協力をお願いさせてください！

 

NPO法人栖としてのクラファンのご支援金は

100万円とその手数料と消費税とします。

それ以上のご支援頂いた分はすべて

この相双地域、主に南相馬市での

TNR費用として使わせて頂きます。

※手数料と消費税を除いた分となります。
​​​​

最終日まで

あと5日間

応援よろしくお願い致します！

 

プロジェクトは、9月11日23時まで。

皆様には、当法人の活動を

ご理解が頂けるものである事をお伝えしていく事を

継続していくつもりでおります。

引き続き応援！よろしくお願いします<(_ _)>

 

 

今日は、南相馬市の猫活動

これから取り掛かる場所のことをお話します。

 

この地域には当たり前な風景ですが、

印象的な言葉でお伝えすると

いわゆる、作業員宿舎

という集合住宅群が相双地域には点在しています。

※イメージとしてコンテナが幾重にも連なっている住宅群

 

場所は広野町や原町など

原発からは少し離れた場所に多いかもしれません。

ここに住まれている方の仕事場所は双葉郡などの

除染や中間貯蔵施設などの管理のお仕事をされています。

他県からも多くの方が

この地域の復興関連の仕事に就いてくださっています。

とてもありがたい事です。

 

南相馬市は、昔から猫が多かったと色んな方には聞いていますが

今回の作業員宿舎も

最初は近所から来た猫からはじまったことだと思います。

 

決してこの宿舎の方が連れてきた猫では無いでしょうから

この地域の問題だと私は思っています。

 

作業員宿舎は土台の上にコンテナを載せている形で

どうしても地面に少しの隙間が出来ます。

この中は、猫たちが好む場所で

夏は涼しいし雨風はしのげるしで日中はこの下でみんな過ごしています。

 

きっとこの場所が気に入って産んだり育てたりしたことから

宿舎の住民さんの目に留まりご飯をあげるようになったのだと思います。

 

ここに住まわれている方たちが

どこかからやって来た猫さんに少し余ったご飯などをあげるのは

動物が好きな人なら自然の行為です。

 

確かに餌をあげるのなら

手術をしなくてはいけないのは常識ですが

そもそも他県から来ている方が多い宿舎の方が

将来的な餌やりまで出来るわけがありませんし、

近隣の猫だと思えば手術することまで考えたりはしないです。

それでも、ここで殖えたのは

私は近隣の住民の方で

きちんと飼育していない方がいるからだと思っています。

安心できる産み場所も無ければ

普段美味しいものを食べられる宿舎の下で産み育てるのも当たり前です。

 

ここの宿舎に住む方が、

増えてしまった猫たちの原因のすべてではない事は明らかです。

 

そもそも私は地域で

困ってしまうくらいに猫が増えてしまう場合において

 

普段からそれを見ていて「問題がある」と感じてながらも

楽観視して見ないふりをし続けた

近隣すべての人に責任があると思っているのです。

 

この地域にも必ず避妊去勢をせずに飼育している人はいますし

それを知っている近隣の方もいるはずです。

 

南相馬市の地域猫活動のガイドラインには

その行政区に住む3名（世帯別）の代表となる協力者が必要とあります。

 

しかし、宿舎に住む方は、ほとんどが住民票を移動していない方ばかり

そして、いつ宿泊場所を移動させられるか解らないそうです。

そのため、この中に宿舎に住む方がこれらになることは出来ません。

 

そこで、相談者の方には

行政区の区長さんにご連絡をとって頂いて

お話をしてくださったのですが・・・

 

けんもほろろ

まったく関心を示して下さらなかったそうです。

 

表立って猫の問題が区に出て来ていない事が理由だと言われましたが

周辺住民同士の付き合いも希薄になり

避難して来て、家を建てた移住の方たちも多くいる地域なので

町内会も機能していません。

もともとの震災前のコミュニティーも無くなっていて

問題が見えてこないと感じました。

 

そこで、近々周辺の方への聞き込みを行うつもりです。

 

タイムリミットは、

親猫世代の子7～9匹の手術を来月の頭に予定していますので

それまでに、行政区として問題視して頂いて

組織をつくれたらと考えているのです。

 

しかし、それでもご協力が頂けなければ

南相馬市の地域猫のガイドラインに沿わない場合は

満額が自己負担となります。

 

そうならないためにも、補助金が出る形に持っていきたい。

 

大人猫は

まずは手術をして一旦リリースをするしかないと思っています。

でも、この場所に来る成猫全てを手術することが出来たら

これで終わらせるための準備が整ったわけですから

順番に状況を見極めながら里親さんに繋いでいくのを頑張ります！

しかし、現在3ヶ月になろうとしている子猫たちを

一日も早く里親さんを見つけるためには

先に検査は必ずしなくてはならないため

こちらのクラウドファンディングの金額から

出させて頂きますことを先にお伝えさせて頂きます。

※見積もり的には10～15万程度

直近で産んだ子が何匹産んだのか解らないので

頭数が確定しないため何とも言えませんが。

本当はまだまだ南相馬市の案件が次々に今増えている状況ですので

助成金が出たらいいのですが。。。

 

そんな感じで困難ばかりの現場ですが

南相馬市のボランティアさんと協力しながら

一歩ずつ進めて行きたいと思います。

 

この後のスケジュールですが

 

まず来週末から子猫の保護をはじめます。

昨日確認したところ、ここのお世話をしてくださっている方が

子猫は確認出来る数で15匹前後いるとのことでした。

頭数が多すぎるので

慣れている子からになってしまいますが

最初に8匹検査とワクチン等を行います。

その前にいつも隔離として使っているコンテナハウスですが

ここをまず消毒し子猫部屋として作り直します。

※これによりしばらくは

別の場所の猫を保護することが出来なくなります。

 

完全に子猫のためのお部屋にするのは初めてです。

緊急時に隔離できるところが無いのが痛いですが

何とか考えます。

 

 

相双地区の殺処分を減らす活動にご興味はありませんでしょうか！

 

相双地区の方で、

殺処分を減らしたい！と思いながらも

どうしたらそのお手伝いが出来るかと思っていた方や

今まで一人で悩んで保護して里親につなげて

という方もいるのでは無いでしょうか？

小さな力も集まれば、本当に大きな力になります。

 

ひとりひとりが得意な事や

出来ることをして頂けたら良いと思います。

​​​​​​出来ることでご協力頂きたいです！

一緒に頑張りましょう！
​​​​​​

 

 

 

再度言わせてください！

残り今日入れて5日です。

なかなかこの5日で残りの金額を集めるのは難しいかもしれません。

 

でもこの金額が無いと何も進められません。

どうかどうかこの現場の子からまず頑張ります！

その後のご報告も

クラファンが終わった後も必ずさせて頂きますので

ご協力をよろしくお願いします！