【能登半島応援PGM適用プロジェクト】輪島塗存続を手伝って下さい

支援総額

4,341,000

目標金額 7,390,000円

支援者
125人
募集終了日
2024年5月14日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

私の名前はROSS SUZANNE LEE(ロス スザーン リー)です。イギリス・ロンドン出身です。

輪島でうるしアーティストをしています。

22歳で日本の伝統的な漆器の作り方を学ぶために来日し、40年が経ちました。

一般的には輪島塗は分業制ですが、私は自分の感性を作品に込めたかったので、石川県立輪島漆芸技術研修所で9年間、人間国宝の小森邦衛(こもりくにえ)先生の下で更に1年間技術を磨き、輪島塗と蒔絵の全てのプロセスを習得しました。

現在、輪島塗の全工程を1人で行えるアーティストとして、 又、日本国内の美術館や学校だけでなく、海外の美術館・大学でも日本の漆の素晴らしさを伝える活動をしています。

近年は、海外からの来日ツアー客に能登の魅力と漆文化を英語で伝えるツアーガイドもしました。  

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

この度の能登半島地震で、輪島塗に必要な道具・家・スタジオ、ほぼ総てを失いました。

しかし今後も作品を作り続け、 日本の漆の素晴らしさ・受け継がれてきた漆文化の遺産を人々に伝え続けたいと思っています。

その為のサポートとご支援をどうぞよろしくお願いします。  

 

【床が抜け落ちた工房】

 

【剥がれ落ちたトイレの壁】

 

【地震後のギャラリー】

 

【地震後のギャラリー】

 

【ギャラリー近くの道路】

 

 

▼プロジェクトの内容

 

2024年1月1日、午後4時10分、私は能登半島の輪島でマグニチュード7.6の地震に襲われました。

振り回されそうになる身体を支えるために、工房の中央の柱につかまりました。

けれど、足元の床と地面が割れ、その裂け目に柱の束石が消えていきました。

どうやって建物から出たのかはよく覚えていません。  

私・夫・クッキー(マルチーズ犬)全員がかすり傷1つ負わずに生きていたのは奇跡でした。  

家の裏山は地滑りを起こし、家の前後の道はなくなりました。  

 

【抜け落ちた床】

 

 

https://youtu.be/EfkbDADh6KM?si=6gfa_tci8gpjxgoE

【地震後の工房の様子】

 

【工房に続く地割れ】

 

【家の裏山の地滑り】

 

【家の裏山の地滑り】

 

【山崩れした家から道路に出る為の小道】

 

【家から道路に出る為の橋が崩れました】

 

その日の夜の輪島の空は赤く、有名な朝市通りは絶え間なく燃えていました。

鎮火後の光景は想像を絶するものでした。

あまりに酷い惨状で、輪島がどうやって立ち直れば良いのか私には見当も付きません。  

 

【空を赤く染める輪島朝市通り】

 

【燃え跡の輪島朝市通り】

 

【朝市通り入口の倒壊したビル】

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

いただいた支援金は輪島塗の新作・展示会の為に使用します。本クラウトファンディングはALL-IN形式で行われます。目標金額に満たない場合もクラウドファンディングは成立となり、集まった金額に応じて当初のプロジェクトに沿った内容を実行いたします。目標金額を超えて集まった場合は、別途活動報告などを通じて使途のご案内をいたします。刻々と変わる状況に鑑みて、ページ内記載のプロジェクト内容が変更、遅延する場合もございますが、支援金の返却は行われませんのでご理解のほどお願い致します。一方で、完全に中止となった場合は返金致します。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

今年は輪島塗が500周年を迎え、私は日本で40周年を迎えました。

けれど、今回の地震で私たちが愛情を込めてリフォームし、 2人の娘を育てた家も財産もほとんど失いました。  

集めた輪島塗の珍しい材料・かけがえのない道具や器材・様々な漆とともに 美しい工房も失いました。

なんとかギャラリーから救い出した作品数点を除けば、 これからの私の人生と、身に付けている服以外の物はほとんどありません。

 

【以前の工房】

 

【以前の工房】

 

 

私は大人になってからずっと、日本の伝統的な漆器を作り、支えてきました。

輪島塗は多くの工程があり、その全てのプロセスを1人で出来る人はほとんどおらず、 英語で説明したり教えたり出来る人は更に少ないです。

これまで日本国内の美術館や学校だけでなく、メトロポリタン美術館(アメリカ)・オリエンタル美術館(イギリス)・ホノルル美術館・ダルム大学(イギリス)など、海外の美術館や大学でも漆器のレクチャーを行ってきました。

最近では、海外からのツアー客に能登半島の魅力と漆文化を伝えるガイドもしていました。

 

【メトロポリタン美術館(ニューヨーク)でのレクチャー】

 

【フィジーの大学生との交流会:石川県立輪島漆芸技術研修所前にて】

 

 

私にはまだ漆を辞める準備が出来ていません。

昨年は漆を使った新しい形や表現を始めたばかりです。

2024年10月と11月に展覧会を予定していますが、これは絶対に諦めたくない事です。

展覧会が実現したら、以前のような作品はもちろん、それらを上回る作品も生み出したいのです。

 

【高島屋横浜店での展示会・2023年12月】

 

【ラピスラズリ・螺鈿・金蒔絵】

 

【真珠・螺鈿・金蒔絵】

 

【帽子3点/国際漆展2023年出品(現在は輪島うるし美術館所蔵)】

 

 

私はこれからも自分の作品を発展させるだけでなく、 日本の漆器文化・その遺産を失わないことの大切さを人々に伝え続けたいと強く思っています。

輪島には多くの人間国宝や有名な作家がいます。

伝統的な漆塗りの世界の中で、今回の地震はとても深刻な打撃です。  

 

https://youtu.be/JAtGe6YgWrA?si=Gf1mNfPQIptjPDnY

【テレビ金沢】

 

【ギャラリー近くの倒壊した家】

 

【ギャラリー近くの倒壊した家】

 

 

私は新しい家を借りてゼロから始める必要があります。

更に重要なことに、 新しい工房を見つけて制作を再開する為の道具と器材を購入する必要があります。

作品を作り、展覧会を開催し、 十分な在庫を生産できるようになるまでには幾らかのお金が必要です。

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

そして、あなたが私に与えて下さるどんなサポートにも感謝します。

集まったご支援の大小に関わらず、ベストを尽くします。

この素晴らしい日本の伝統文化である輪島塗を存続させるのを手伝って下さい。  

 

 

 

 

HP : https://www.suzanneross.art

 

 

 

 

Instagram : https://www.instagram.com/suzannerossurushi?igsh=YTQwZjQ0NmI0OA==

 

心を込めて『ありがとうございます』

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
ロス スザーン リー
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

家賃(一年間)100万円、家具100万円、道具123万円、木地100万円、漆50万円、蒔絵材料209万円、筆15万円、塗材料12万円、額縁20万円、資料本10万円、

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
作品の展示販売・講演会の収入で補填します。刻々と変わる状況に鑑みて、差額の対応方法の内容が変更になる場合があります。

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プロフィール

ロンドンの美術大学でアートを学んでいた19歳の時、江戸時代の琳派の展示会で、尾形光琳の名作に一目惚れしました。22歳で来日。すぐに日本の漆の技術をマスター出来ると思っていましたが、女性の私が教えてもらえるようになるまでに6年間掛かりました。1990年、やっと石川県立輪島漆芸技術研修所に入校する事が出来ました。その学校を4回卒業して輪島塗の全ての工程を習得しました。それから全国で展示会・講演会をしています。輪島で自分のギャラリーと工房を持って、制作活動をしています。また、色々な外国人・日本人に漆の素晴らしさと能登の魅力を伝える活動もしています。

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リターン

3,000+システム利用料


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感謝のメール①

●感謝のメールをお送りします

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


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感謝のメール➁

●感謝のメールをお送りします

支援者
53人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

30,000+システム利用料


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感謝のメール③

●感謝のメールをお送りします

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

50,000+システム利用料


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感謝のメール④

●感謝のメールをお送りします

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

100,000+システム利用料


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感謝のメール⑤

●感謝のメールをお送りします

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

300,000+システム利用料


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感謝のメール⑥

●感謝のメールをお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

500,000+システム利用料


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感謝のメール⑦

●感謝のメールをお送りします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

1,000,000+システム利用料


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感謝のメール⑧

●感謝のメールをお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

3,000,000+システム利用料


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感謝のメール⑨

●感謝のメールをお送りします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

50,000,000+システム利用料


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感謝のメール⑩

●感謝のメールをお送りします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

プロフィール

ロンドンの美術大学でアートを学んでいた19歳の時、江戸時代の琳派の展示会で、尾形光琳の名作に一目惚れしました。22歳で来日。すぐに日本の漆の技術をマスター出来ると思っていましたが、女性の私が教えてもらえるようになるまでに6年間掛かりました。1990年、やっと石川県立輪島漆芸技術研修所に入校する事が出来ました。その学校を4回卒業して輪島塗の全ての工程を習得しました。それから全国で展示会・講演会をしています。輪島で自分のギャラリーと工房を持って、制作活動をしています。また、色々な外国人・日本人に漆の素晴らしさと能登の魅力を伝える活動もしています。

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