当館元研修生・翻訳家　中野百合子さんからの応援コメント

当館の元研修生であり、現在はロンドンで児童図書館員として勤務する傍ら、翻訳家としても活躍されている中野百合子さんより、応援コメントをいただきました！

東京子ども図書館の研修生として過ごした一年は、毎日が充実した幸せな時間で、「子どもと本の幸せな出会い」のために働くことは、自分自身が本と子どもたちから希望と喜びをもらい続けることであると知りました。

研修では、図書館における児童奉仕の実務的なことから、その歴史・哲学まで、しっかりと指導を受けました。

またその間、東京子ども図書館で行われている幅広い活動に関わりました。

明確なヴィジョンを持ち、それを豊かな想像力と実行力で形にしていく先輩方の姿を見て、「働く」ということ自体にも希望が湧きました。

このような場所があることは、子どもたちにとってはもちろん、児童図書館員をはじめ、子どもと本をつなぐ活動に関わる全ての人にとって、とても大切なことだと思います。

いつの時代でも、成長する子どもたちにわらべうたや物語が必要なことに変わりはありません。

東京子ども図書館の素晴らしい活動が末永く続いていくために、支援の輪が広がるよう心から願っています。

＜中野百合子さん　プロフィール＞

2003年度第二期研修生。2007年、石井桃子奨学助成金を受け留学。英国・シェフィールド大学にて図書館学修士課程を修了。現在はロンドン市内の公共図書館の児童室に勤務。翻訳に『ぼりすそらをとぶ』ほか。

【施設大改修】小さな図書館を救え！子どもと本の幸せな出会いのために

2025年1月31日（金）まで募集しています

目標金額：33,000,000円

現在：15,010,000円（目標の45％）