記念図録の製作が進んでいます。

プロジェクトをスタートして３週間を迎えました。

皆様からの温かいご支援が１/３に至り、大変感謝を致しております。

今回、エッフェル塔に参加する作家さんは日仏茶道交流会の所属作家（朝日焼・備前焼・萩焼・高取焼）を中心に、エッフェル塔や地域にゆかりのある作家さん（鎌倉彫・博古堂様、虫明焼様、墨絵師の井上慶美様）をお迎えし、開催いたします。

また、挿花を郁生流の御家元にご協力を頂く事となりました。

記念図録の製作が進んでおります。今回はA4サイズで、会としては初めての大きな冊子となります。今日はその図録の中から１ページをご紹介したいと思います。

朝日焼は、日仏茶道交流会で最初に行ったcollaboration作家でした。

現在朝日焼十六世窯元となっている松林豊斎がまだ襲名前の時代に、フランス国立ギメ東洋美術館、グルノーブル大学、パリ郊外のブルトウイユ城や、パリ日本文化会館での展示、茶会を実施。

松林家は大正昭和の時代から英仏での活動を持つ茶陶の家であり、一族の松林靏之助によるセントアイヴスでの築窯を通じて、バーナードリーチとの交流も深かったことで知られ、靏之助もまた、英国逗留の傍らでフランスでも活動していた記録が残ります。

こうした歴史を重んじる茶陶の家を紹介するとともに、フランスの人々に茶道の世界をお楽しみ頂きました。

エッフェル塔展望台でのお茶会は、こうしたフランスに所縁ある作家さんの作品をメインに使用させていただきながら、会場内に作品を展示し、作者自ら説明をさせていただきます

作品の多くは記念図録に収録をします。関税の都合等により現地での販売活動は行いません。

そのため、帰国後に、この展示作品についてご支援を頂きました皆様への返礼としてご提供をさせていただきます。図録掲載品がお手元に届く事となります。

是非、図録をお手許にお送りさせていただき、私どもへのご支援としていただければありがたく思います。よろしくお願い申し上げます。