超えたい壁

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今日は【超えたい壁】

 

防災の活動をしていていくつか自分たちの中で気をつけていることがあります。

【独りよがりにならないように】

【押し付けにならないように】

【決めつけにならないように】

 

防災は全ての人に関わる事だからこそ、伝えたい一心で独りよがりにならないように、そして押し付けにならないように、さらに決めつけないように。

 

以前の投稿で災害には災害前、災害時、災害後があるというお話にも繋がるのですが、みんな【何か】が起こった【時は】団結できると思います。もちろんその突発的出来事に対して団結できるという事自体が日本らしく誇れる素敵な部分だとも感じます。

でも、ひとたびその【何か】が落ち着いた時に【残らない】事が沢山ある。せっかくそこまで繋いできても先細りしてしまう事が沢山ある。

 

でも、実はその【何か】が起こっている時よりも【その後】の方が大変だったり、長い出口のないトンネルにいるような出来事が起こったり。

もちろん【その時】も大変なんです。

 

じゃぁ、その前はどうですか？【何か】が起こる【その前は】？

 

災害が起きてしまったところは、いまだ【その後】であり新たな災害の【その前】

 

災害が起きてないところは、今は【その前】

 

【その前】に何ができるか。

 

それは地域や場所、人、全て違えば違ってきます。

 

地域のあり方もそれぞれ。

だからひとくくりにはできない。

 

それなら防災のあり方も伝え方もそれぞれでいい。

でも伝える側の想いが一緒の未来を目指しているなら手を繋ぐ事はできないのだろうか？

 

なぜこんなにも世の中命を守りたいと願う人たちが多い中、防災という観点になると疎遠してしまう人がいたり、重要とされない事があるのか。

 

きっと【今】が大事だから。

けれど、災害でその【今】すら失う事もある。

 

だから、防災こそ固定概念をできるだけ無くして柔軟に広い視野で見て伝えていく事が１つの超える壁なのかもしれないと感じる時があります。

 

知らない、興味のない人に伝わった時、知ってくれた時、行動にしてくれるその【行動になる】事が防災にとって大事な事。

 

【知らない人】の視点で防災をみる

【興味がない人】の視点で防災をみる

【知りたい人】の視点で防災をみる

 

どれも防災のカタチ。

 

そしてそれは伝える側の意識で超えられる壁であり、超えたい壁であるとも思います。

 

超えた先に【あの時知っといてよかった】そう思ってもらえるように。

 

TEAM学防災　星