防災は更新

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今日は「防災は更新」という話を。

 

長男がちょうどぴったり生後11ヶ月の日に東日本大震災が発生し被災しました。

 

ヨチヨチ歩き始めた頃。

 

部屋でも何をしていても、ヨチヨチ歩き始めた息子から目が離せない。余震が来るから。

余震のたびに駆け寄って。

だから基本的におんぶしていました。

原発事故もあったから余計かな。

 

震災1週間くらいは色々なものを肌身離さず状態。

次にどんな地震が来るか分からない。

余震が多過ぎて（ちなみに、3月11日〜17日までの1週間でマグニチュード7以上の余震が3回、マグニチュード6以上の余震が49回、マグニチュード５以上の余震が２４７回発生）

余震ですよ。マグニチュード7以上の余震。

 

でも人間だんだん感覚が麻痺するのか、揺れてないのに揺れてるんです。揺れるんです。余震なのか、自分が揺れてるのか分からなくなる。そのくらい余震がありました。

 

毎日毎時寝るまでおんぶしていた息子も今ではわたしの背を越しました。

 

でもそれはもう私の見守れる範囲じゃないという事。

 

親の手だけてま守れる期間はほんのわずか。

 

保育園、幼稚園、学校ではどうだろう？

 

防災できてるだろうか？緊急時は大丈夫だろうか？

 

小学生２〜３年生にもなれば、1人で友達のお家に遊びに行ったり、子どもたちだけで遊ぶ時間が増える。

 

中学生にもなれば、もっと範囲は広くなる。部活で大会に県外に行く事もある。

その先で災害にあった場合は誰が守る？

 

だから、更新が大事。

 

年齢とともに防災も更新。

 

子どもに命を守る事を伝えていきたいのは親が守れる範囲や時期は限られているから。

 

 

〜例えば〜

塾に行ってる時

習い事に行ってる時

災害があり携帯が使えなかったら？どうしますか。

子どもの安否、子どもの行動。

まずは命を守る、その後は生き延びる、そして無事に家族に再会する。

そのためには親自身も命を守る、その後生き延びる、そして我が子と再会する。

 

だから「自分の身は自分で守る」

 

もちろん、障がいがある場合は、もしかしたら子ども自身は難しいかもしれない。だからこそ周りの意識が必要。

でも、更新していく事はみんな一緒。

 

ずっと同じじゃ無いから。

 

めんどくさいと思うかもしれない、確かに日常生活でそれを考えてる暇は正直ない。

 

だから日常からどう伝えていくか。

 

どう自分ごとにするか。

考えるか。

 

だから、行ってみたい、参加してみたい、誘われてきてみたら楽しかったと思える防災を。

 

TEAM学防災のできること。

 

 

TEAM学防災　星