マンスリーサポーター総計
Learning by Giving@ 福岡女子商業高校
この度、福岡てらこやあそびは、三菱みらい財団×日本ファンドレイジング協会 Learning by Giving(LbG)の寄付先に採択されました。
この寄付金は、財団にエントリーをしていただく、というものではありません。
Learning by Givingとは、「消費」と「投資」以外のお金の使い方として、「寄付」があるという事を中高生に知ってもらおうという、日本ファンドレイジング協会の取り組みの一環で、一部の学校の授業に取り入れられているものです。
福岡では福岡女子商業高校が今年から3年生の授業で取り入れられました。
高校生たちは1年間かけて、寄付についてやNPOについてなどを学びます。そして、その集大成として、自分たちで1団体寄付をしたいNPOや団体を決めるというものです。
お金の使い方として「寄付」という選択肢があるということを学ぶだけではなく、どの団体に寄付をするか?という事を決めるという事は、まさに答えのない問いに対して自分たちの解を見つけていくという事でもあったり、意見が対立した時の解決方法を探したり、と、「寄付」を切り口にした新しい学びの取り組みです。
私たちは福岡女子商業高校の3年2組に選んでいただきました。
他に候補にあがった団体の取り組みも素晴らしく、寄付金を3等分したい、とか、けんかになったりもしたそうです。
ですが、なぜてらこやに決めてくれたか、というと、不登校やそこが原因である8050問題は対岸の火事ではないと捉えている生徒が多かった事、それと、人を救うのは人、社会を支えるのは人、だから、人を育てる団体に寄付をする事が、社会にいい循環をもたらすと結論付けたそうです。
いろいろな思いがこもった寄付金をいただきました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
大切に使わせていただきます。