活動のきっかけは保護犬「ハウル」との出会いでした。

宮崎県からプロットハウンドの「ハウル」の預かりをしました。

後に里親になりましたが「ハウル」は宮崎県の愛護センター収容時から

危ない状態で入院してから我が家に来ました。
30kg程ある大きな犬で、初めて会った時は無表情な犬でした。

大きな犬なのですが、下半身不随で尿も便も自力排出できない状態。
便は自然に出て来るので大丈夫でしたが 尿は朝晩２回導尿排泄です。
カテーテルを入れシリンジで出すのですが嫌で嫌で何度も投げ出したいと

思ったか。

しかし、人は慣れるもので1ヶ月位で「ハウル」の閉ざされた寂しい目が

だんだん明るい表情になり心を開いたことが嬉しく苦痛ではなくなり、
導尿に失敗して顔にかかっても笑えるくらい自分が成長しました。
 
我が家の家族になって3年後星になりました。

「ハウル」は上手な時間の使い方や心の置き場所、忍耐など様々な事を

私に残してくれました。
綴りながら「ハウルに会いたい」と悲しい気持ちになりました。

送る度に辛い気持ちになり、二度と関わらないと思いながらも

また助けたいと続けています。