飯能市吾野、築100年以上の古民家を再建！タイムスリップ空間へ

 

 

▼自己紹介

はじめまして。時の音です。

 

私たちは埼玉県飯能市を拠点として音楽関連の事業に携わっておりますが、このコロナ禍において、新たな異業種にも挑戦してみようと、敢えて飲食というジャンルに挑戦しています。

 

その第一弾として、2021年の夏に、埼玉県飯能市の吾野宿（飯能市坂石町分）にある、築150年以上の古民家で「冷実氷」というかき氷を期間限定で提供し、多くのお客様に来ていただきました。また、見た目や食べた後の満足感を得られることもあり、何度も足を運んでくださるお客様もおりました。

 

 

私たちは音楽関連の事業に携わっておりますが、「日本」「和」「昔懐かしい」ものが大好きです。便利になっていくこの時代に、敢えて昔ながらの文化に触れ、自然の中でしかできないことを味わい、楽しさを感じています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2021年の夏の冷実氷の営業が終わった後、今後の飲食部門の方向性について話し合いました。

 

「古き良き日本の文化、歴史、自然をもっとお客様に楽しんでもらえる場所が他にないだろうか」と。

 

そこで、私たちは新たな場所探しを始めました。探し始めて半年したころ、埼玉県飯能市にある吾野という場所に「築100年以上の古き良き懐かしさを感じる古民家」が、もう何十年も空き家になっているということを知りました。

 

この建物は80年以上前「お豆腐屋さん」を営んでいたようで、地域の皆さんからは、今でも「とおふや」と呼ばれております。当時、ここで地域の会合が盛んに行われており、たくさんの人が集まる場所だったそうです。

 

この古民家の建物は、朽ちているところもありますが、梁や柱はしっかりとしているうえ、豆腐を作っていた時に使っていた当時の道具や羽釜、蒸し器などが今も残されております。

 

 

また、ご多聞にもれず、この地域の人口は減りつつあり、周りには飲食店をはじめお店がありません。しかし、このあたりに住んでいる方々はとてもあたたかい方ばかりで、近所の方々が共に助け合いながら生活されています。

 

またこの古民家のすぐそばには、山々が緑にあふれ、きれいな川が流れており、たくさんの魚が泳いでいます。

 

 

とっても素敵な場所にあるこの古民家が朽ち果てていくのを食い止めるべく、私たちはこの建物を再建し、地域の皆さんをはじめ、多くの方に喜んでいただける以前の「とおふや」のように人が集まる空間にしようとプロジェクトを立ち上げました。    

 

 

▼プロジェクトの内容

築100年以上の古民家を多くの方に喜んでいただける空間へと再建するため、私たちはこの古民家を購入しました。

 

再建するために直すべき箇所はたくさんあり、購入費とは別に再建費用として500万円はかかるとの見積りが出ています。

 

今回は最優先事項である「古民家の片づけ、仕分け、処分費用」「工事用井戸の修繕」をプロジェクト第一弾に組み込み、取り掛かることにしました。

第一弾～第四弾まであるこのプロジェクトはまだまだ時間と費用がかかります。

 

プロジェクト第一弾

古民家の片づけ、仕分け、処分費用

工事用井戸の修繕

 

プロジェクト第二弾

浄化槽の設置

キッチンの修繕

トイレ水回り整備

庭の整備

 

プロジェクト第三弾

床の修繕

客席整備

 

プロジェクト第四弾

イベントスペース整備

 

 

プロジェクト第一弾　目標金額5万円の資金内訳

古民家の片づけ、仕分け、処分費用　2万円

工事用井戸ポンプ修繕　2万円

クラウドファンディング諸経費※　約1万円

（目標金額5万円達成時）

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

この古民家の再建は、私たちの手でなるべく作り上げていこうと考えています。

お披露目ができるようになった際には、以下のような空間が出来上がる予定です。

 

●山歩きやサイクリング、ツーリングの方が一休みできる休憩処

●ひと昔前の懐かしい空間で季節を味わえる甘味をご提供

●囲炉裏料理のご提供

●ほたる鑑賞

●川遊び

●音楽・各種イベント開催

●味噌作り、柿渋作り、お茶摘み体験

・・・などなど

 

皆様にお披露目できるようになるのには、かなりの時間がかかる見込みですが、昨年ご好評いただいた「冷実氷」を2022/7/22より2か月限定でキッチンカーにてご提供することにしました。

 

たくさんの方に、この「とおふや」で自然と癒し、そして懐かしいと感じる場所にお越しいただきたいと想っております。

 

 

 

▼さいごに

現代社会は便利になり、急速に変化しています。

私たちのプロジェクトは、そんな時代に逆行しているものかもしれません。

しかし、これからは人と人、個人と個人が助け合う時代でもあると感じています。

一人でできることには限界がありますが、仲間や地域の皆さん、そして支援者の皆様と手を取りあいながら、このプロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。

 

これからも様々な時代の変化があると思いますが、私たちは、ひとつひとつ、手間ひまかけて、この古民家と周りにある自然、そして地域の皆さんと共存しながらこのプロジェクトを進めてまいります。

 

 

 

 

 

 

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