クラウドファンディングの締め切り、当日になりました。

 

何かを成し遂げる時、

何かを犠牲にしなければいけない。

 

そんな言葉を聞いたことがあります。

 

「犠牲」という言葉、

何か、違う気がします。

 

人間は、その両手に抱え切れるものの量は決まっていて、

何かを新しく抱えた時、

同時に、何かを手放すのかもしれません。

 

 

震災後の南相馬。。。

 

 

そこには、すべて、いや、何かを失った人々が

たくさんいました。

いまも、います。

 

ある日、その両手にあったものが、

手の中からすり抜けて無くなってしまうと、

人は、その事実を受け入れるために、

数日を要します。

 

人間は、痛みを受け入れ、痛みを耐える習性があるので、

手の中から無くなったものの寂しさや、痛みを、

身体全身、魂全身で受け止めようとします。

 

けれど、そのキャパシティーを大きく超えた

痛みや、悲しみがやってきたとき、

人は、どうするかというと、

麻痺、するのです。

 

あきらめる。

 

 

素晴らしい才能です。

 

現状を受け止め、過去にとらわれることなく、

いまある状態から「なにができるか」を探し始めるのです。

 

 

置かれた状況に文句を言っても何も始まらない。

じゃあ、ここからどうするか。

それを自然に考え出すためには、

置かれた状況を受け入れ、あきらめ、

前に向くしかない。

 

 

そんな考え方をする人たちに

震災後の南相馬でたくさん、出会いました。

 

 

この土地は、試されている

 

 

そう感じました。

 

南相馬だからこそ、試される状況。

 

きっと、この土地の人たちは、乗り越えていく

 

 

そして、

この状況から、新しいものを生み出し、

発信するはずだ。

 

 

そう感じました。

 

 

 

トモプロのやっていることは、

そんな「新しいもの」を生み出す

ほんの小さな手助けかもしれません。

 

何にも、役に立たないかもしれない

何にも、利益を生まないかもしれない。

何にも、意味をなさないかもしれない。

 

 

けれど、震災後5年目の3月に、

これだけたくさんの人間が本気で関わり、

本気でひとつの舞台を作ろうとしている現実は、

何か、小さな意味があるのかもしれないと、思っています。

 

 

トモプロに関わってくれた小学生たちは、

この春で50名近くになっています。

 

それぞれの立場で震災や南相馬を考え、

人間としての土台を作る大事な時期に、

たくさんの経験をしてくれたことこそが、

トモプロの真の目的なのかもしれません。

 

数年後、日本でオリンピックがあります。

 

震災を乗り越え、

そこから新しいものを作り続けたトモプロたちが、

日本を代表するエンターテイナーになれるように、

まだまだ、このプロジェクトは続きます。

 

発端は、この人。

南相馬「NPO法人みんな共和国」を立ち上げた

高橋慶です。

 

この人と「みんなのうた」を作り始めた時。

トモプロの使命が動き始めました。

 

 

歌うこと。

子供達に希望を持たせること。

現状を受け止め、そこから新しいものを、作ること。

 

 

高橋の、言葉を、お届けします。

 

 

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トモダチプロジェクトが今のような形になる前、

代表の田中菜穂(なっぽ)と電話で話した。

 

「南相馬と杉並を繋ぐ何か出来るよね。何かしようよ。」

なっぽは俺に言いました。

 

その投げかけに俺は言ってしまった「やろう!」

 

あの時から喜怒哀楽、自分の全ての感情が激しく揺れ動かされる活動が始まったんです。

 

いろいろな事があり過ぎて一つ一つここに書くことは出来ないけど、

俺はトモダチプロジェクトに関わる全ての人たちが大好きです。

 

子供たちを愛してます。

 

この愛をもっと沢山の人たちと分かち合いたい。

 

この幸せを沢山の人たちと感じたい。

 

 

沢山の人たちと笑顔になりたい。

 

 

 

南相馬NPO法人「みんな共和国」

代表 高橋慶

 

 

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クライドファンディング最終日です。

皆様の温かいご支援、お待ちしています!

 

 

本公演まで、あと15日。。。。

 

 

 

今日は、南相馬組が東京にやってきます。

 

合同合宿です。

 

 

 

 

 

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