【応援メッセージ③】山本麻友美さん（京都芸術センター）

先の土曜日のプロジェクトページ改修後、多くのご支援・反響をいただきありがとうございます！

 

まだ目標額は遠いですが、45%突破も間近。ご支援はもちろん、SNSでのシェアなども含め、応援をよろしくお願いいたします。

 

さて、今日は、前田珈琲明倫店が入っている京都芸術センターの、チーフ・プログラムディレクター 山本麻友美さんからのメッセージをお届けします。

 

実は山本さんは、前田が、京都芸術センターのオープン前からお世話になっている方です。

 

明倫店誕生秘話（！？）もご紹介くださっている山本さんからの応援メッセージ、ぜひお読みください！

 

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前田珈琲さんとの出会いは、20年以上前、京都芸術センターの開設前、当時の事務局長と狂言師の茂山あきらさんに連れられて本店を訪れた時にさかのぼります。

 

まだ、京都芸術センターでどのようなクリエイションや公演、展覧会が行われ、どれほどの人が集まるのかもわからない時、出店してくださる店がなく、苦戦していたところに茂山さんが、「そういう時は地元に声をかけるべき」と言って紹介してくださいました。

 

出店のお願いにうかがった時、前田剛さんのお父様である今の会長が「若い人を応援する場所なら、息子にやらせてみたい」とおしゃってくださいました。そこから前田珈琲さんと京都芸術センターの成長は二人三脚です。

 

突然、剛さんが、徐冰（シュー・ビン、XU Bing）にロゴを頼みたいのでFAXを送ると聞いて、（FAX？直接？メールじゃなく？と思ったのもつかの間）あっという間にOKの返事をもらった時、素晴らしい行動力に刺激を受けたこと覚えています。

 

前田珈琲本店の入り口にもロゴが掲げられている

徐冰のロゴ

 

そんな前田さんがまた新しいことに挑戦しようとしている。金氏徹平さんも、dot architectsさんも、金島隆弘さんも、今回の改修に携わるみなさんは、私たち京都芸術センターとも縁の深い方々です。芸術センターのことをよく理解してくださっているし、とても大事に思ってくださっている。だからこの改修には期待しかありません。

 

実は京都芸術センターは、ご存じの方も多いと思いますが、1931年に建てられた明倫小学校をリノベーションした施設で、現在は、国の登録有形重要文化財に指定されています。改修も一筋縄ではいかないだろうと予想します。20年以上、大きな手を入れず、今まで持ちこたえてきたことの方が大きな驚きでもあります。（そう、私たちは数年前まで年末年始以外ほぼ休館なしで開館し続けてきた施設ですから、前田珈琲さんも全然休んでないんですよ！）

 

前田珈琲明倫店は、ここから新しい20年を共に歩むために、京都芸術センターにとって必要不可欠な場所です。どうか一人でも多くの方に訪れていただいて、「キッチンがTower」という体験を共有したいと思っています。

山本麻友美（京都芸術センター　チーフ・プログラムディレクター）

前田珈琲明倫店にて。

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