築地の花形マグロ大物業会

７月の撮影レポートです。

 

築地市場仲卸の中で、”大物業会”と言われるのがマグロを扱う業会です。
７月８日、仲卸店舗　西誠　の小川さんに、大物業界について取材しました。

 

 

マグロといえば、築地の花形。

世界中のマグロが、築地市場には集まります。

それを、1本1本毎朝競りにかけます。

マグロがずらっと並んだ中、競り人が一人台の上にあがって声を出している風景。

その前で多くの人が、手でサインを出し競っているのが、仲卸の人たちです。

マグロの初競りの様子は、年始の風物詩としても有名ですね。

 

仲卸の人たちは、前もって、尻尾の身質を触って、脂の具合や色つやを観たり、お腹の中をチェックしたりしながら、経験と知識を動員してそのマグロの質を見極め、値段をつけます。

 

いわゆる”目利き”です。

マグロは産地や漁法の違いに加え、1体1体の個体差が大きい魚なのだそうです。

だからこそ、この目利きが非常に重要なんですね。

 

いいマグロは、旨味だけではなく、香りがある、と小川さん。

撮影スタッフ、この日一番というマグロを少し頂きました！

口に入れると、旨味のあとにふわっと香りが広がって、飲み込んだあともずっとその感覚が続き、感動の美味しさ！

お魚の奥深さを今日もまたひとつ知ることができました。

 

引続き、みなさまの応援お願いいたします！