年45万通のSOSを送る子どもたちに「オンライン居場所」を残したい
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 226人
- 募集終了日
- 2022年1月23日
こどもギフトメンバーとの特別対談【前編】
こんにちは、岡田です。いつも応援ありがとうございます。
残り期間いよいよあと5日となりました。現状82%まできており、達成まであと少しとなってきました。最後までご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
本日は、社会的養護啓発キャンペーン「こどもギフト」メンバーである犬山紙子さん、草野絵美さん、坂本美雨さんとの特別対談をお届けします。
編集:READYFOR
前編:まず若者メンタルサポート協会の今までの活動について岡田より紹介し、犬山さん、草野さん、坂本さんの質問にお答えしながらお話しました。
後編:今回のクラウドファンディングで資金調達をおこなっている「オンライン居場所」について、また今後の活動の展望について議論を交わしました。
→→後編
|若者メンタルサポート協会について
若者メンタルサポート協会では、10代の若者たちのメンタルケアをしています。メインの活動は若者の心と体の居場所づくりで、24時間のLINE相談がメインの活動になります。
会える子にはなるべく会うこともしていて、コロナ禍以前は、永田町で若者たちの居場所もやっていましたが、助成金が終わったこととコロナが重なり、2年間で閉鎖してしまいました。
そんなコロナ禍の2020年に、「オンライン居場所ならできるのではないか」と思い、初めてクラウドファンディングを立ち上げて、オンライン居場所の運営を始めました。
協会の活動はLINE相談がメインで、これは私が個人で始めたところから約10年くらい続けています。
|活動のきっかけ
なんでLINE相談の活動を始めて続けているのかというと、私自身がそういう子どもだったからです。
「あんたなんか産まなきゃよかった」と言われ、母親がシングルマザーで家に帰ってこなくて、カップラーメンを食べながら生活していた子どもでした。壮絶な経験をしてきた中でも、10代の時が本当に辛かったですね。
今は人生で一番幸せに過ごしているので、どうやって自己肯定感を上げて、自分を好きになることで人生を変えてきたか、心が楽になるメッセージを伝えたくて2012年にブログを立ち上げました。
ブログでは、自分の生い立ちも全部小説のように赤裸々に書いているんですが、そこにおまけで私のメールアドレスを書いて、昔の自分のように泣いてている子を笑顔にしたいなという気持ちから、相談に乗りたいと発信していました。
そうしたら「死にたい」「消えたい」などで検索してブログにたどり着いた子たちからの相談が増えて、2013年からは「若者はLINEだな」と思い、LINE相談を個人で始めました。
そこからさらに相談が増えていき、2015年にNPOを設立したという経緯です。今はそういった子どもたちの相談を40人ほどのボランティアさんにやっていただいていて、多い時は1ヶ月に4万通来るLINE相談に対応しています。
ーどんな子どもたちから、どういった相談が来るのでしょうか?
殴られる、蹴られるなど通報するべきレベルの虐待に遭っている子は全体の3割くらいです。
それ以外の子たちは、両親がいつも怒ってばかりいて辛いという相談や、シングルマザーのお母さんが彼氏を連れ込んでなかには目の前で性行為をしてしまうようなケース。
ほかにもいま、増えているのが、お母さんが兄弟ばかり可愛がるという相談です。どういうことかというと、子どもの頃に虐待まではいかずとも親からちゃんと愛情をもらえなかったお母さんが、男の子と女の子を産んだときに、女の子に昔の自分を投影してしまって可愛がれないんですね。
ひどいケースでは、5歳の頃に弟が産まれてから自分の分の食事が出なくなって、500円玉だけが置かれているといった相談もありました。
あとは、お父さんからの性的虐待もコロナ禍で増えましたし、お母さんが鬱病で食事が出てこないヤングケアラーの子どもも増えています。
コロナ禍で、両親が家にいて喧嘩ばかりで「自分がいなければいいんだ」という相談も増えました。こうした中で、死にたい、消えたい、消えてなくなりたいと話す子たちが本当に増えています。
ー相談が激増したコロナ禍でオンライン居場所はスタートされたのですよね。
はい。毎月2万通ほどきていたLINE相談が、コロナ禍で4万通まで増えました。
オンライン居場所は、毎日夜の辛い時間に、日本全国の子たちみんなが集まって、家族のように感じられる時間をどうにか作りたいなと思い、初めてクラウドファンディングを立ち上げて、たくさんの方のご支援のおかげでできました。
「今日こんなことがあったよ」と話せる場としてオンライン居場所を1年半、運営できたのですが、資金が底をついてしまって、毎晩やっていたのが週一になってしまいました。
こうした状況に、オンライン居場所に来ている子どもたちが「この場所を残してほしい」と言ってくれていて、今回のクラウドファンディングに挑戦することにしました。
子どもたち自身がオンライン居場所のPR動画を作ってくれたり、シェアしてくれたりもしています。
オンライン居場所の様子
坂本さん
ー活動を続けていくために、どんな部分にお金を必要としているんでしょうか?
うちの団体は私たちの思いに共感いただいて、ボランティアの人は本当にたくさん集まってくださっているんですが、お金のほうが全くでして…。
いまは寄付金5万円くらいで運営していて、身銭を投入しながらやっています。講演会でいただいたお金などを充てながらなんとかやりくりしている状況です。
LINE相談事業に携わってくれているのは、全員ボランティアなんですよ。24時間みんなが空き時間で返しています。ボランティアは皆さん「自分もそういう辛いことがあったから」と思いを持って対応してくださっていて、そこに対してお金は払っていないんです。
なぜかというと、いま相談件数が増えていますと言ってはいるものの、本来これってゼロにならないといけないじゃないですか。
相談をなくしていくための活動であって、私たちの活動が必要とされなくなる社会を目指しているので、ここを事業化して有償で人件費を払うというのは、相談が入り続けなければいけなくなってしまうから違うよねと話しています。
なので、LINE相談はボランティアで運営し、少しずつ減らしていきたいです。
ただ、オンライン居場所だけは、ボランティアスタッフが2〜3時間つきっきりでファシリテーションしながら、「おかえり」「ただいま」と子どもたちとやりとりしてくれているので、そこだけは人件費をお支払いして対応してもらっています。
なので、オンライン居場所の人件費の部分と、システム費だったりパソコンの部分にかかる費用はどうにか集めなくてはいけないということで、クラウドファンディングを立ち上げました。
犬山さん
ー子どもたちはしんどくなるとTwitterの裏アカなどでつぶやいたりすると思うんですが、そこで繋がりましょうとなったときに、どうしても悪い大人やパパ活などに巻き込もうとする人たちが入ってきてしまう。インターネット上で安全が確保されている場所ってなかなかないですよね。
そうなんです。なので、オンライン居場所もTwitterなどに直接URLを載せてしまうといろんな人が入ってきちゃうので、LINEで相談をしてくれている子だけにURLを送るようにして、安全を確保しています。
草野さん
ーどうやって子どもたちは、LINE相談を見つけてくれるんですか?
そうなんですよ。私もどうやってなんだろうと思っていたんですが、まずはTwitterからですね。
あと、聞いたところによると、病み垢(辛さや悩みを吐き出す投稿をするアカウント)の子たちの間で「あそこの団体はこうで、返事くるよ、こないよ」といったやりとりがあるみたいなんですよ。
座間の事件以来、ほかの団体によるLINE相談もすごく増えたんですけれども、多くが事務所からパソコンで相談に乗っているので、夜に事務所が閉まったタイミングで相談時間が終わるんです。で、また次の日LINEしても、昨日話していた人と話せるとは限らないんですね。
私が一人でLINE相談を何年かやってきた中でのやりとりっていうのは、「明日がんばって学校行ってくる」と送ってきてくれた子に「がんばって行ってきて、また聞かせてね、おやすみ〜」と送るような、日々の寄り添いがすごくサポートになっていたのを感じていました。
なので、若者メンタルサポート教会のLINE相談は担当制になっていて、なおかつ24時間、夜も聞くようにしています。
多分そういったことから、口コミで広がっているんだと思います。
■ 相談者からのメッセージ
坂本さん
ー特にLINEだと、既読にならないとか返事がすぐこないって、ほかのメディアより気になってしまうものですよね。子どもたちにとって夜が辛いのに、連絡できないのはしんどいことだから、会社のように時間を区切ってというわけにはいかないですよね。皆さんの活動は本当に凄いなぁと思いました。
→→後編
リターン
5,000円
お礼のメッセージ|5000円コース
・お礼のメッセージ(メール)
- 支援者
- 103人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
オンライン居場所に参加する子どもたちが制作する「オリジナルステッカー」|1万円コース
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
※オンライン居場所に参加する子どもたちが制作したオリジナルステッカーを3種類セットでお送りいたします。
- 支援者
- 90人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
30,000円
活動報告会にご招待|3万円コース
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
※オンライン居場所に参加する子どもたちが制作するオリジナルステッカーです。
・活動報告会にご招待
※報告会は2022年10月に開催予定です。詳細は2022年9月までにご連絡いたします。
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
50,000円
活動報告会にご招待|5万円コース
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
※オンライン居場所に参加する子どもたちが制作するオリジナルステッカーです。
・活動報告会にご招待
※報告会は2022年10月に開催予定です。詳細は2022年9月までにご連絡いたします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
100,000円
子どもたちとの交流会にご招待|10万円コース
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
※オンライン居場所に参加する子どもたちが制作するオリジナルステッカーです。
・活動報告会にご招待
※報告会は2022年10月に開催予定です。詳細は2022年9月までにご連絡いたします。
・子どもたちとの交流会(子どもたちから直接お礼の言葉をお伝えします)
※交流会は2022年8月に開催予定です。詳細は2022年7月までにご連絡いたします。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
200,000円
代表の岡田が直接お礼に伺います|20万円コース
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
※オンライン居場所に参加する子どもたちが制作するオリジナルステッカーです。
・活動報告会にご招待
※報告会は2022年10月に開催予定です。詳細は2022年9月までにご連絡いたします。
・子どもたちとの交流会(子どもたちから直接お礼の言葉をお伝えします)
※交流会は2022年8月に開催予定です。詳細は2022年7月までにご連絡いたします。
・代表の岡田が直接お礼に伺います
※詳細は2022年2月末までにご連絡いたします。日程をご相談のうえ、2022年3月から1年以内に実施させていただきます。
※交通費のみ実費でご負担をお願いいたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
300,000円
代表の岡田が直接お礼に伺います|30万円
・お礼のメッセージ(メール)
・HPにお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ステッカー
・活動報告会にご招待
※報告会は2022年10月に開催予定です。詳細は2022年9月までにご連絡いたします。
・子どもたちとの交流会(子どもたちから直接お礼の言葉をお伝えします)
※交流会は2022年8月に開催予定です。詳細は2022年7月までにご連絡いたします。
・代表の岡田が直接お礼に伺います
※詳細は2022年2月末までにご連絡いたします。日程をご相談のうえ、2022年3月から1年以内に実施させていただきます。
※交通費等はご負担いただく必要はございません。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月