千ちゃん良い子ちゃんモードの日

こんばんは。
夜分に失礼致します。
嬉しいことがあったので、ご報告したくて。

今日は私の人生でも2度目、千(せん)ちゃんの猫生でも2度目の「千ちゃん良い子ちゃんモードの日」でした。

普段、千ちゃんは射程距離内に入った手や体に容赦なく鋭いパンチを入れてきます。
たぶんですが、子供が居るから攻撃性が上がっているように思います。

2022年9月9日、一回目の良い子ちゃんモードの日のこと。

下の段にいるいそべママのお世話をしていても、手を出して来ませんでした。

はて？と思って見上げると、それはそれは穏やかなお顔の千ちゃんが居りました。

いつもなら確実に流血している距離で、穏やかな顔をしている千ちゃん。

「千ちゃん」と声をかけると、ゆっくりと目を閉じました。

あ、今だ。

そう思った私は近くにあったちゅーるを引っ掴み、大胆にも千ちゃんのケージの扉を開けて、素手でちゅーるをあげました。

千ちゃんは美味しそうに食べてくれました。

今ならいける…！！

私もゆっくり瞬きをしながら、指を近付けました。

千ちゃんは指の匂いを嗅いで、それでも尚穏やかな顔をしていました。

「千ちゃん」と声をかけ、千ちゃんの体の方に手を近付けました。

するとすっと座り直したので、ああ、今日はここまでだな、と手を引っ込めて「千ちゃん、ありがとう、大好きだよ」と言ってケージの扉を閉めました。

ここまでが、一回目の「千ちゃん良い子ちゃんモードの日」の話。

そして今日9月20日、二回目の良い子ちゃんモードの日が到来。

子供たちを部屋で思い切り遊ばせた後のこと。
千ちゃんはお乳を吸われるのが嫌で、子供たちにキレ散らかしていました。

これはまずいと思い、子供たちを別のケージに移動。

そして振り返ると、いつの間にか良い子ちゃんモードになっていました。

また近くにあるちゅーるを引っ掴み、ケージの扉を開けてちゅーるをあげると「食べていいの？」という顔をしました。

「いいんだよ千ちゃん」と言ってゆっくり瞬きすると、いつもならとてつもない速さでがっつくのに、今日は手も出さずゆっくり舐めて食べました。

今だ。

そう思った私はまた、千ちゃんに指を近付けました。

すると、鼻を近付けて匂いを嗅いでくれました。

体に少し手を近付けたら座り直したので、今日はそこまでで辞めておきました。

「千ちゃんありがとう。大好きだよ。」

そう声をかけたら穏やかな顔で目を閉じました。

「千ちゃん良い子ちゃんモードの日」とは、明らかにこちらに対しての攻撃性が無くなる瞬間のこと。

そういう時間を少ーしずつ少ーしずつ、ゆっくりゆっくり増やしていって、いつか当たり前に友好的な気持ちを抱いてくれるように。

人馴れ修行の第二歩目が、今日でした。

前回の良い子ちゃんモードの日から、10日も経ってしまったね。

お疲れ様、千ちゃん。ありがとう。