山形の芸術祭会場で演劇『ファウスト』の記録を残し、届けたい。
山形の芸術祭会場で演劇『ファウスト』の記録を残し、届けたい。

支援総額

584,000

目標金額 250,000円

支援者
76人
募集終了日
2022年10月31日

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2022年10月02日 10:00

山形滞在制作記②-文翔館・議場ホール(林純平)

みなさん、こんにちは。

 

前回からはじまった山形滞在制作記、第2回目は『ファウスト』の上演の舞台となった文翔館議場ホールについて書いてみようと思います。ちなみに文翔館とは旧山形県庁舎、議場ホールは山形県の旧県会議事堂です。

 

さて、ゲーテ作『ファウスト』は二部構成の戯曲(演劇用の上演台本)です。

ゲッコーパレード『ファウスト』では、第一部を文翔館議場ホールの前庭から始め、第二部を議場ホール内部で開催されている『現代山形考~藻が湖伝説~』の展示空間で上演しました。

山形に到着した翌朝、私はまずその前庭に向かいました。

よく整備されていて、青々とした芝生と花畑の広がるファンタジック・メルヘンチックな光景が目の前に現れました。童心に帰りピクニックでもしたくなるような場所です。ゲッコーパレード本拠地のある埼玉でも、現地の広さや風景をイメージしながら稽古をしていましたが、実際にその場に立つとスケールの広さと景色のインパクトは想像以上のものでした。

 


 

9時になると議場ホールが開館し、『現代山形考~藻が湖伝説~』の展示を見られるようになります。会場に入って実際に展示を目にすると、それまでオンライン上の知識でしか知らなかった作品たちが同じ空間にいることを感じて、背筋の伸びる思いがしました。

そして、前庭と展示というそれぞれ異なるものに対し、自分はどのように関わっていけるだろうか、ということに考えを巡らせました。

文翔館本館はビエンナーレの会場ではなく、上演でも内部に入ることはありませんでしたが、個人的に長い時間をとって館内を巡りました。これは第二部で、展示空間だけでなく文翔館やその向こうまでの広がりを意識するために必要なことでした。

上演に直接登場しない文翔館や山形の街、さらにその遠くに見える山々は、一見すると関係ないように見えるかも知れません。しかし私たちが山形に持ち込んだ『ファウスト』の世界は、外側に広がっている現実の、山形という世界から確実に影響を受けていました。私たちもまたその世界に影響を及ぼせるよう、山形に思い切り滞在して上演を行いました。

 

(次回に続く....)


 

リターン

3,000+システム利用料


応援だけコース

応援だけコース

●お礼&実施報告メール
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


映像視聴コース

映像視聴コース

●お礼&実施報告メール
●記録映像の最速視聴権(視聴有効期限:2023年9月30日)
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)

申込数
33
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

3,000+システム利用料


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●お礼&実施報告メール
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


映像視聴コース

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●お礼&実施報告メール
●記録映像の最速視聴権(視聴有効期限:2023年9月30日)
●パンフレット(演出ノートや劇評、公演の様子など。PDF形式でメールにてお送りします。)

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33
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発送完了予定月
2022年11月
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