
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 298人
- 募集終了日
- 2021年2月28日
【残15日】鹿と人間と
こんばんは。
温かな応援メッセージに、そしてご支援を引き続き賜り誠にありがとうございます!残り15日をきり、225名の方々からご支援をいただき、こうして取り組ませていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、今日は我々がこれから取組むうえで考えていかなければならない「鹿」対策についてご紹介させていただきたいと思います。
|| 植樹する苗木を守るため
今回のプロジェクトでは、植樹をする前に防鹿柵の設置を2022年2月末~3月初旬に行う予定でおります。(そして、ご支援いただきました支援金の一部はこの防鹿柵の購入費用にもあてさせていただきます)

プロジェクトページ内にも記載させていただきましたが、本来ならばこのような柵も必要ないのですが、近年獣害が厳しく、せっかく苗を植えてもすべてが食べられてしまう状況で木々を守るための不可欠の対策となります。
|| 鹿が悪いのか?
せっかく植えて育てているのに食べられて枯れてしまう苗木をみると「鹿め!!」と思う感情がでるのでしょうか。
いえいえ・・・そうはなりません。
西岡も「あぁまた食べられてしまったか。うまいんかなぁ」と言い、そこに鹿に対して怒りはなくむしろ”しかたがない”と。
それは、鹿も荒らしにくるわけではなく、鹿もまた生きるため、食をえるためにはしかたがないことなのです。とはいえども、このままではいいのかというと決してそうではありません。我々人間にとっても、鹿たちにとっても、いきつつくところ地球にとっても。
|| 「獣害」といわれてしまう理由
我々も"獣害"のために防鹿柵を設置をするとプロジェクトページ内にも記載しておりますが、本来であればこのような言葉は使いたくないのは本音です。
しかしながら、前述したとおりせっかく植樹した苗木も食べられてしまうということは元より、下草も食べつくされてしまうため、土や岩もむきだしになり、地盤が弱くなり、集中豪雨に見舞われてしまうと、土砂崩れがおきるという被害が日本全国の山林で実際におきています。
そして、原生林である弥山一帯の山守でもあった代表の西岡は弥山でも被害は顕著にでているといいます。
|| 鹿が増える背景
そもそも、鹿は草食動物。山々の樹木の下草や越冬期には笹の葉を食べていたといいます。しかしながら、拡大造林で人工林が増えていくなか、間伐などの手入れをこまめに行わないと、樹下に光が届きにくく、林の中が暗くなり、他の植生が育たなくなってしまうため、鹿たちの食べる草がなくなってきています。
そのため、結果的に、本来は鹿たちにとっても餌にはならないであろう針葉樹の桧や杉などの樹皮を食べるようになってしまっているという要因があるのです。
一方で、下図グラフにあるように年々と鹿の数が増えている背景もあります。
この増加の背景には
- 温暖化などの影響で積雪が減ったこと
→かつては厳しい寒い冬を乗り越えられないシカもいましたが、雪が少ないと広範囲を歩き回ってエサを求めることができるようになります。結果として、餓死するシカが減ってシカの生存率が上がったといわれます。
- ニホンオオカミの絶滅
→日本ではかつてニホンオオカミが生息していましたが、明治時代に絶滅してしまったため、天敵であるニホンオオカミが絶滅したことも原因の一つに。
- 狩猟者の減少
ということが考えられています。
|| 共生していくためにも
今回のプロジェクトでも植樹する苗木を守るために防鹿柵を設置していきますが、こうして考えると柵を設置したから「はい、終わり」という単純な問題では決してありません。
様々な要因が絡み合い、結果的に「人間VS鹿」のような対立構造にも一見見受けられてしまうこともありますが、そのような捉え方では一向に解決できないようにも感じますし、人間が勝手により複雑化しているようにも。
「自然は先に2,30年も前からサインをだしていたんだ。でも、人間がようやく気づくときにはもう遅いのかもしれない」
「人間の諸行である。動物たちへの贖罪をしていかないといけない。きっと動物たちも美味しい木の実を食べたい!昔の森に戻してくれ!とそんな心の叫びがきこえてならない」
と、代表の西岡と井頭がそれぞれ語ってくれました。
今回ご紹介させていただいた鹿の繁殖増加等による被害は、ここ天河だけの問題ではなく日本全国の山林でおきています。これから永きにわたり続けていく我々の活動も、解決していける道しるべを少しでも早くみつけて取組んでいかなければいけない、そう強く思うしだいです。
~今日の一枚~
リターン
3,000円

い|【弥栄の杜】コース
ご支援誠にありがとうございます。感謝の気持ちを筆にしたため天河よりお送りさせていただきます。
----------------------------------------------
●「斎庭之衆」メンバーシップ
●御礼状
- 申込数
- 127
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円

ろ|【大将軍の杜】コース
●「斎庭之衆」メンバーシップ
●御礼状
●斎庭HPにご芳名掲載(掲載はご希望の方のみです)
- 申込数
- 128
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円

い|【弥栄の杜】コース
ご支援誠にありがとうございます。感謝の気持ちを筆にしたため天河よりお送りさせていただきます。
----------------------------------------------
●「斎庭之衆」メンバーシップ
●御礼状
- 申込数
- 127
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円

ろ|【大将軍の杜】コース
●「斎庭之衆」メンバーシップ
●御礼状
●斎庭HPにご芳名掲載(掲載はご希望の方のみです)
- 申込数
- 128
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 2,516,000円
- 寄付者
- 302人
- 残り
- 41日

サンタがやってくるクリスマス。高知のひとり親家庭に、特別な思い出を
- 現在
- 106,000円
- 支援者
- 11人
- 残り
- 28日

あしながサンタ2025|笑顔を灯すエールをこどもたちに届けたい
- 現在
- 560,000円
- 寄付者
- 60人
- 残り
- 34日

“子どもの未来を守る”『JAFこども安全ベスト』製作プロジェクト
- 現在
- 1,525,000円
- 支援者
- 121人
- 残り
- 10日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,810,000円
- 寄付者
- 311人
- 残り
- 29日

沖縄が誇る歴史文化をつなぐ 琉球びんがた事業協同組合50年目の挑戦
- 現在
- 1,285,000円
- 支援者
- 60人
- 残り
- 15日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 10日
紛争でトラウマを抱えた南スーダン難民の子供たちに心のケアを!
- 寄付総額
- 637,000円
- 寄付者
- 58人
- 終了日
- 3/30
【上杉衆これぞ芋煮会】開催~リアル&リモートで米沢と繋がろう!!
- 支援総額
- 1,036,000円
- 支援者
- 57人
- 終了日
- 6/4

鎌倉で魚屋づくり|住宅地の買い物難民×水産業の人材不足を救う!
- 支援総額
- 7,672,000円
- 支援者
- 436人
- 終了日
- 7/31

ザンビアの栄養不良で悩む600人の子ども達に栄養教育と給食を!
- 支援総額
- 605,000円
- 支援者
- 36人
- 終了日
- 1/19

岡山で多文化交流!GDP生主催 The World Kitchen
- 支援総額
- 357,000円
- 支援者
- 74人
- 終了日
- 4/30
野良猫が病気にならないように予防を広めたい!!
- 支援総額
- 470,000円
- 支援者
- 104人
- 終了日
- 3/7
WarmBlueIIZUKA 2020 横断幕を作りたい!!
- 支援総額
- 194,000円
- 支援者
- 54人
- 終了日
- 3/31










