コースタル世界選手権2022を終えて…

こんばんは、プロジェクトメンバーの石橋です！
先日、ウェールズから試合前の様子を投稿させていただきました。
今回は世界選手権の結果と現地で感じたことをまとめたいなと思っています。

昨年は女子のジュニア種目で銀メダルを獲得し、「日本もコースタルローイングで世界と戦える！！」という希望を持つことができておりました。
しかし、今年の戦績としては、決勝トーナメント進出は1種目のみに留まり、悔しい結果となりました。改めて“世界の壁”というものを突きつけられた気がします。

今大会で好成績を残した国のコーチや選手にインタビューし、「どれくらいコースタルが普及しているのか」、「どのような練習をしているのか」などを聞ける機会がありました。
やはりどのクルーも2028年のロス五輪に向けて死に物狂いで取り組んでおり、ナショナルチームを挙げて10年以上も前からコースタルの強化に取り組んでいる団体もいました。

日本では、コースタルローイング委員会が発足してからまだ3年であり、強化や普及の体制面では世界と比較し環境が整っているとは言えないのが現状です。
だからこそ、我々は『チャレンジャー』であり、今回の結果に悲観することなく、五輪でのメダル獲得を志して一歩ずつ成長し続ける推進力が必要だと感じました。

その推進力の1つになるのが、このクラウドファンディングです。
皆様からご支援いただいた思いをフル活用し、日本がコースタルローイングの強豪国の1つとして世界から認識してもらえる未来を作っていきます。
未知の可能性が存分に残っているからこそ、皆様の応援が力となり、希望を手繰り寄せるものとなります。今後もコースタルを温かい眼差しで見守っていただけると幸甚です。

最後に、今回参加した日本代表の選手とスタッフに多大なる敬意を表したいと思います。
会場のウェールズは気温が低く、時より見せる大雨と荒れ狂う波の中でも選手・スタッフは一丸となってベストを尽くしてくれました。この組織力は間違いなく、どの国にも負けていなかったと信じています。来年こそは結果で証明し、日の丸を掲げて歓喜の輪に世界からの羨望を集めてやりましょう！！

▼Team Japan 2022（撮影時のみ、マスクを外しております）