私は、建築のイラストを生業としてきました。最初の15年ほどは手描きでしたが、その後パソコンで描くようになりました。

 パソコンのお絵かきソフトは、レイヤーがない時代から使ってきました。

 

  手描きの時代からCGへ移行してからは、色の再現性に随分と苦労しました。パソコンで描いた絵は、プリンターの性能に左右されてしまいますから、なかなか思い道理の色が出せないのです。

 

 仕事を離れた現在、デジタルから再びアナログに回帰しました。

 学生時代に描いていた油絵を再び始めたのです。

 

 油彩画は長い歴史があり、あらゆる技法が蓄積されているものと思われたのですが、なぜか体系的なマニュアルが存在しないことに気がつきました。

 

 どうすれば、油彩でカナレットに代表されるかつての都市景観画家たちが描いていたような緻密でシャープな絵が描けるか?彼らの使っていた道具や技法はどんなものであったのか?それに対する明確な答えはなかなか見つけられませんでした。

 

 そんな時、ネットでみつけたのが、高橋さんの『17世紀・ルーベンスの技法』DVDでした。ここには、支持体の作り方から始まって、絵画表現のための様々な技術が紹介されていました。

 

 このDVDを頼りに古典絵画の研究を自ら始めることができるようになりました。

 

 今回、この技法書シリーズが継続的に発表されるということで、大いに期待し応援しています。

 

アーキスタジオ

代表 木村理一

 

実行者の高橋さんのビデオで描いた作品

 

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