寄付総額
目標金額 580,000円
- 寄付者
- 43人
- 募集終了日
- 2023年6月21日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 3,797,000円
- 支援者
- 188人
- 残り
- 39日
子どもの心と学び支援を展開したい!AISES子ども支援サポーター
#子ども・教育
- 総計
- 1人
快適な待合環境を患者さんに。病院リニューアルに向けご寄付を!
#子ども・教育
- 現在
- 15,075,000円
- 寄付者
- 213人
- 残り
- 44日
脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい|育成体制の構築にご寄付を
#子ども・教育
- 現在
- 11,085,000円
- 寄付者
- 128人
- 残り
- 8日
杏林大学|若き医師たちの学びを支える!トレーニングシステム整備へ
#子ども・教育
- 現在
- 6,169,000円
- 寄付者
- 78人
- 残り
- 15日
学生に世界での挑戦機会を!模擬国連世界大会(NY大会)派遣
#子ども・教育
- 現在
- 205,000円
- 寄付者
- 10人
- 残り
- 81日
施設・里親家庭の子どもたちに夢と希望を!
#子ども・教育
- 現在
- 161,000円
- 寄付者
- 21人
- 残り
- 23日
プロジェクト本文
終了報告を読む
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
新型コロナ感染の脅威が終息の兆しを見せ、暗く長いトンネルの出口がようやく見えてきましたが、そもそも私たち人類は、天然痘、ペスト、コレラ、スペイン風邪など、古来より幾度となくパンデミックの脅威にさらされてきた歴史があります。
特に近年は、2002年のSARS、2015年のMARS、2019年のCOVID-19というように、新型コロナ感染がおよそ十数年周期で流行していることから、近い将来、再び新たなパンデミックの脅威が訪れる可能性は否定できません。
このような歴史的背景の中で、我が国が次なるパンデミックの脅威にさらされたときに、果たしてそれに対抗できるだけの十分な備え、すなわち医療従事者の育成ができているのだろうかという不安にかられ、今回のプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトのビジョン
医療職には医師や看護師をはじめ、理学療法士や作業療法士、診療放射線技師などたくさんの種類があり、一般の高校生にとって、それぞれの違いを明確に区別することは難しいのではないでしょうか。
特に臨床検査技師は、その名前すら知らないという方もおり、実際、コロナ禍において、PCR検査が話題となったことで、ようやく臨床検査技師という職業を知ったという方も少なくないと聞きます。
しかし、臨床検査は、パンデミック発生時のみならず、病気の診断や手術、治療効果の判定など様々な場面で活用されており、現代医療において臨床検査なしで医療行為を行うことは不可能といっても過言ではないでしょう。
そして、超高齢化社会の真っただ中にある我が国では、今後ますます医療のニーズが高まることは必至であり、加えて近い将来、新たなパンデミックの脅威にさらされる可能性も考えられます。
そのような未来のニーズに備えて、次世代を担う臨床検査技師の育成に努めていく必要があると思われます。そのために、まずは臨床検査技師の仕事をもっと広く知ってもらい、少しでも多くの子供たちに将来の職業として目指してもらうことが重要であると私たちは考えています。
プロジェクトのコース内容
小学生コース
小学生には、化学実験を通じて楽しみながら臨床検査技師の仕事を体験してもらいます。
(写真は化学発光分析の基本原理を学ぶ化学発光体験の様子です)
中学生コース
中学生には、人体の構造に関連する内容を中心に臨床検査技師の業務を体験してもらいます。
(写真は、医療シミュレータを用いて検体を採取するトレーニングの様子です)
高校生コース
高校生には学校で学習した生物学や化学のうち、臨床検査に関連する内容を実習として体験してもらいます。また、実際の大学の講義の一部を聴講してもらうことで、高校の勉強が、臨床検査技師の仕事にどのように活用されるかを実感してもらいます。
(写真左はPCR検査の体験、写真右は大学の模擬講義の様子です)
アドバンスドコース
希望者に対し、高校生コースのグレードを上げたアドバンスドコースを用意しています。
このコースでは、研究に興味のある方や将来、医療系の研究者になりたい方に対し、大学で行っている研究活動の一部を体験してもらいます。
(写真は細胞に発光遺伝子を組み込んで光らせる実験の例で、蛍光顕微鏡で細胞の発光を観察しています)
【ご寄付の使いみち】
目標金額:580,000円
詳細
1.化学系実習試薬代 400,000円
2.採血シミュレーション用パット代 50,000円
3.その他諸経費 50,000円
4.クラウドファンディング手数料 80,000円
プロジェクト実施内容及び資金使途
1.プログラム実施(期間:8月5日~8月31日)
①小学生コース:主に化学発光の体験プログラムに必要な試薬の購入
②中学生コース:主に医療シミュレーター用の消耗品購入
③高校生コース:PCR検査体験等の検査試薬類の購入
④アドバンスドコース:遺伝子導入関連試薬等の研究用試薬の購入
2.データ解析(9月中)
アンケート結果を取りまとめて解析(この工程では資金不要)
3.オンライン相談(9月中)
予約制でオンライン個別相談を実施(この工程では資金不要)
4.プロジェクト実施報告書発送(期間:10月1日~10月31日)
集計結果を取りまとめ、報告書を作成し発送(発送費用に資金を使用)
プロジェクトの到達目標
本プロジェクトでは、各コースにご参加頂いた方々を対象にアンケート調査を行いたいと考えています。そして、アンケートの集計結果を分析し、ブラッシュアップしていくことで、次世代を担う人材確保に寄与する優れた教育プログラムの構築につなげていきたいと考えています。
また得られた分析結果をまとめて論文化し、教育系学術誌へ投稿したり、学会発表することで社会に還元し、我が国の医療の発展に貢献したいと考えています。
今後の展望
本プロジェクトは、次世代を担う臨床検査技師を育成するための人材確保を主な目的としています。
しかし、成熟したチーム医療を実践するためには、特定の医療職ではなく、医療職全体の発展を目指さなければなりません。そこで、今回のプロジェクトで構築した教育プログラムをベースに、将来的には各医療職と連携し、チーム医療全体を体験するプログラムの開発に着手したいと考えています。
実は既に昨年、本学の学園祭の中で新型コロナ感染を想定したシミュレーション型体験プログラムを試験的に実施しています。この時は、参加した子供たちに臨床検査技師としてPCR検査をしてもらったり、診療放射線技師としてレントゲン撮影やCT検査を操作してもらったり、さらには臨床工学技士として人工呼吸器を操作してもらったりと、3職種が連携する様子を体験してもらいました。
リターンについて
・お礼の手紙
担当者からの心を込めた感謝の手紙をお送りします。
・活動報告
プログラムの実施報告書をお送りします。
・オンライン個別相談対応
臨床検査技師に関する様々な質問にオンラインでお答えします。(ただし、期間限定、要予約制)
・教材の発送
希望者に対し、プログラム用に開発した教材を送らせて頂きます。
ご挨拶
▼プロジェクトリーダー
高橋 克典 TAKAHASHI Katsunori
群馬パース大学 検査技術学科 准教授
専門分野:免疫薬理学
学位:博士(医学)
現代の医療は、様々な医療職が連携して患者さんを支える、いわゆるチーム医療が基本となっていますが、実際に各医療職がどのように連携してチーム医療を実践しているかについては、あまり一般の方に知られていません。特に臨床検査技師は、患者さんの前に出て業務を行う機会が少ないため、その知名度は他の医療職に比べても低い傾向にあります。しかし、コロナ禍におけるPCR検査の例からもわかるように、現代の医療において臨床検査技師の存在が不可欠であることは明らかであり、我が国の医療とその未来を守るために、常に新たな人材を確保し育成し続けることが私たち教員に与えられた使命だと考えています。そして、本プロジェクトで一定の成果が得られた暁には他学科と連携し、プロジェクトの範囲を臨床検査技師以外の医療職にまで拡大することで、チーム医療の発展に寄与したいと考えております。ぜひ皆様方の温かいご支援をお待ちしております。
▼プロジェクトメンバーの紹介
林 由里子 HAYASHI Yuriko
群馬パース大学 検査技術学科 准教授
専門分野:血液学
学位:博士(保健学)
私は臨床検査技師として病院検査部や臨床試験の現場を経験してきました。その中で、検査技師を目指していた時に思い描いていた臨床検査技 師の役割をはるかに超えた検査技師の重要性や必要性を実感してきまし た。また、その活躍の場が多岐にわたることもあまり知られていません。今後訪れる超高齢化社会や新たなパンデミックに備え、その人材の 確保の重要性を広く若い世代に知ってほしいと思っております。
三浦 佑介 MIURA Yusuke
群馬パース大学 検査技術学科 講師
専門分野:臨床化学・分析科学
学位:博士(保健科学)
臨床検査技師は良質な医療の根幹を支える職業であり、私はその育成に携われることを喜びとしております。近年は業務内容の拡大から、専門性の高さに加えて多職種との連携が求められ、様々な場面で臨床検査技師が活躍しています。本プログラムは学生が早いうちから臨床検査を体験し、将来の自分を具体的にイメージできる有益な機会になると思っております。皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
藤本 友香 FUJIMOTO Yuka
群馬パース大学 検査技術学科 助教
専門:血液学
学位:博士(保健学)
群馬大学大学院保健学専攻博士課程卒業、群馬パース大学検査技術学科助教の藤本友香と申します。大学では、尿中の病的成分等について学ぶ臨床検査学実習や、寄生虫について学ぶ医動物学を学生たちに教えております。臨床検査の分野では、化学や生物学の知識が求められることが多く、実習の中でもpHや濃度の計算など、高校までに学習する内容を応用することが多々あります。そのため、今回のプロジェクトを通じて早い段階から臨床検査技師の仕事を知ってもらい、将来を担う子供たちに臨床検査技師を目指してもらえるよう努力したいと思います。
長澤 紀香 NAGASAWA Norika
群馬パース大学 検査技術学科 助手
専門:微生物学
学位:修士(保健学)
私は、2020年群馬パース大学卒業後、同学大学院修士課程へ進学し、群馬パース大学医療技術学部検査技術学科に助手として着任しました。現在は生理機能検査学実習や輸血検査学実習等の実習の補助を通して、「日々学び、成長し続ける臨床検査技師」をモットーに教育に携わっております。私は病原体微生物やウイルス・寄生虫に興味を持ったことで臨床検査技師を志し、現在はウイルスの研究を行っています。このプロジェクトを通じて一人でも多くの専門的知識と技術を持った“技術者”の育成に貢献していきたいと考えております。
神宮 大輝 JINGU Daiki
群馬パース大学 検査技術学科 助手
専門:分子生物学
学位:博士(保健学)
はじめまして、群馬パース大学検査技術学科の神宮大輝と申します。私は2017年に群馬パース大学を卒業後、大学院に通いながら臨床検査技師として臨床経験を積んだのち、2022年から母校である群馬パース大学の教員として勤務させていただいております。臨床検査技師の仕事は患者さんの病気を発見し、治療するうえでなくてはならない重要なお仕事です。そんな臨床検査技師のお仕事の魅力を多くの方々に知ってもらいたいと思い、今回のプロジェクトに参加しました。
プロジェクトに係る税制優遇について
本プロジェクトを通じて寄付を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
【個人からのご寄付】
2,000円以上の寄付をされた方は、寄付受領書を添えて確定申告を行うことにより、所得税に関する優遇措置として「税額控除(※1)」または「所得控除(※2)」のうち有利な制度を選択することができます。
また、一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
(※1)税額控除:寄附者の所得税率に関係なく、所得税額から直接 寄付金額の約4割を控除。
小口の寄付を行うときに、有利な場合が多くあります。
(※2)所得控除:寄付者の所得に応じた税率を寄付金額に乗じ、所得金額からの控除額を決定。
多額の寄付を行うときや所得税率が高いときに、有利な場合が多くあります。
【法人からのご寄付】
法人からの寄付につきましては、寄付金額を当該事業年度の損金に算入することができ、法人税負担の軽減効果が見込まれます。
税額優遇の詳細については、【群馬パース大学 寄付金ページ】をご参照ください。https://www.paz.ac.jp/donation/
寄付受領書の送付
寄付をされた方には後日、本学より「寄付受領書」を送付致します。
- 寄付受領書の日付は、READYFORから群馬パース大学に入金された日付となります。
- 寄付受領書の発送は、2023年8~9月頃を予定しています。
- 寄付受領書の宛名は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。
- プロジェクト実行責任者:
- 高橋克典(学校法人群馬パース大学)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年10月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
臨床検査技師の魅力を世に広めるため、化学実験等を通じて、楽しみながら臨床検査技師の仕事を体験してもらいます。 集まった資金は、化学実験等に必要な試薬の購入等に使用します。
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プロフィール
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ギフト
3,000円+システム利用料
①3,000円コース
〇寄付受領書
〇寄付礼状
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
5,000円+システム利用料
②5,000円コース
〇寄付受領書
〇寄付礼状
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
10,000円+システム利用料
③10,000円コース
〇寄付受領書
〇寄付礼状
〇リーフプレート(※)
※寄付金額1万円以上の方には、『葉っぱ』をモチーフにした記念プレートに寄付者氏名をお入れし、大学キャンパス内に残します。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
30,000円+システム利用料
④30,000円コース
〇寄付受領書
〇寄付礼状
〇リーフプレート(※)
※寄付金額1万円以上の方には、『葉っぱ』をモチーフにした記念プレートに寄付者氏名をお入れし、大学キャンパス内に残します。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
50,000円+システム利用料
⑤50,000円コース
〇寄付受領書
〇寄付礼状
〇リーフプレート(※)
※寄付金額1万円以上の方には、『葉っぱ』をモチーフにした記念プレートに寄付者氏名をお入れし、大学キャンパス内に残します。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月