埼玉県の南与野駅周辺で『コインランドリー×飲食×ロッカー』を経営

▼自己紹介

 

私は現在、某小売業の会社で多くの店舗を管理するマネージャーをしています。

昨年40歳を迎え、いよいよ脱サラと夢である起業を本気で考えたいと思いました。

 

現在の会社では販売と経営に特化した仕事しかしていませんが

常に世の中、そして生活者＝お客様のことを本気で考えて仕事をしています。

我々、商売をする人間は、その生活者の方々の悩み、困りごとを解決することが仕事だと思っています。

 

衣食住の

・衣であれば「来週から気温が上がるから、会社に行く洋服を買いたい」という悩み。

・食であれば「今晩、何を食べよう」という悩み。

・住であれば「物が増えてきて、部屋の中が汚くなってきたから片付けたい」という悩み。

生活をする私たちは日頃から悩み、困りごとを持っておりそれを解決するために『買い物』という行動があると思っています。

 

今回、私はコインランドリーという視点でお客様の悩み、困りごとを解決したいと考えています。

 

幼い頃から自営業をしていた父親の姿を見てきて

いつか自分で起業したいと思っていた夢を、このタイミングで挑戦すべきだと思いました。

人生一度きりですから。常にそう思っています。

私はコインランドリーを実際に利用した当事者で、私のように改善して欲しいという方が沢山いるはずだと思っています。

それであれば、私が当事者としてコインランドリー業界を変えたら良い、そう考えました。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

私は昨年12月に

あることをきっかけに半年に１度しか利用しないコインランドリーを、ほぼ毎日のように利用するようになりました。

私の性格もあり、綺麗なコインランドリーに行きたいという気持ちから

インターネットで調べて、実際に綺麗なコインランドリーに行ってみました。

 

私が利用した店舗はWi-Fi、コンセントが完備され、テレワークができる環境のコインランドリーでした。

私が半年に1度程度しか利用していなかったコインランドリーからは、考えられないほど進化していました。

何より現在のコインランドリーは環境が良く、綺麗で居心地が良かった。

パソコンで少しの時間、仕事もできました。

 

その後、『南与野駅』から徒歩15分の場所に引っ越しをしました。

引っ越しをして1週間程は、洗濯機が無い環境で過ごしていました。

残念ながら、私が住み始めた『南与野駅』周辺にはコインランドリーがなく

その間は仕事に行く途中の駅で下車し、その駅近くのコインランドリーで洗濯を済ませていました。

 

『南与野駅』には、昨今コインランドリーのターゲットとなっている利用率の高い会社員や学生が沢山住んでいます。

南与野駅周辺にはマンションが建ち始め、赤羽へは電車で20分、池袋へは30分もあれば着くという

まさに今、南与野駅周辺へ移住する方が増えています。

そして、国立埼玉大学に通う大学生が多く住む町となっています。

しかし、上記の通りコインランドリーの空白マーケットです。

私はその方々が平日の夜、また週末の昼間にも利用しやすいコインランドリーを作ります。

 

また現在、コインランドリーは単体ではなく、多くの併設店舗ができてきています。

クリーニング、コンビニ、美容室、カフェ、ガソリンスタンドと多くの併設店舗が存在することを知りました。

『洗濯する場所』⇒『新たなコミュニティスペース』になってきている、と。

 

私は複数のコインランドリーを利用した時に感じた

「もっと、こうしたら良いと思うのに・・・」という気持ちを、現実に解消したいと考えています。

 

※それは下記①～⑤です。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

私は『生活者視点で考えた定期利用したくなるコインランドリー』を作ります。

 

私が作る新しいコインランドリー　

ポイント①）定期利用しやすいリーズナブルな『料金』

ポイント②）くつろぎ＋楽しさを提供する『飲食スペース』を完備

ポイント③）新しい利便性を形にした『ロッカー設置』    

 

私が利用して感じたことを、一部ですが記載すると・・・

 

①料金が高い

　シャツを2枚、インナーTシャツを2枚、ボトムスを1枚、パンツを2枚、靴下を2足・・・

　洗濯乾燥で800円。

　「高い！こんなにするの？」と思いました。

　もちろん上記の洗濯物なので、洗濯乾燥機の中はガラガラです。

　「もっと小さいサイズの洗濯機で充分、その分料金も下げられないのかな？」と思いました。

 

②洗濯乾燥機の稼働率が時間によってバラバラ

　私が実際に利用した時間は

　❶平日の朝（9時頃）、❷平日の夜（21時頃）、❸土曜の夕方（17時頃）でした。

　平日の朝、土曜の夕方は洗濯乾燥機の空きがある状況でしたが

　平日の夜はフル稼働で会社員、学生の方が利用されていました。（20分程待たないと利用できない状況）

　「事前にわかれば、行く時間を変えたのに」と思いました。

　しかし、後日、ネットで稼働状況を見れることを知りました。

　そのネットで平日の昼間の稼働状況を見てみると

　2割程度しか稼働されてなく8割は空いている状況でした。

　「客数が少ない時間帯、多い時間帯で料金設定を変えたらどうなのかな」と思いました。

 

③洗濯乾燥が終わった方の洗濯物は触りたくない

　大体のコインランドリーでは、次に利用したい方のために注意書きされていて

　『次のお客様がご利用のため、カゴに移させて頂くことがあります・・・』と表示されています。

　しかし、コインランドリーには従業員がいるわけではないため

　次に利用したい方が、前の方の洗濯物を取り出してカゴに移すしかありません。

　「誰の洗濯物かわからないし、もし取り出している時に戻られてきたら気まずい」と思いました。

 

④洗濯乾燥している間は遠出できない

　コインランドリーを利用している約1時間

　私はその日、時間があったためコインランドリー内の椅子に座りスマホを見ていましたが

　いろいろと予定がある方にとっては非効率な環境だろうなと思いました。

　「洗濯乾燥機に入れたまま、数時間後に取りに来るということができたらいいのに」と思いました。

 

⑤店内飲食不可

　保健所からの指導もあるのかも知れませんが、待ち時間に何も食べられないのは残念です。

　しかし、洗濯して綺麗に、そして清潔になった洗濯物を畳んでいる際に

　誰かが飲食したものが、その洗濯物に付いてしまっては怒りと悲しみでいっぱいになります。

　「待ち時間の60分、外は雨だし、何も食べられずに待つのは厳しいな」と思いました。

　その時は、ちょうど雨でした。

　そして、その場にいらっしゃるお客様と何か話すわけでもなく

　ずっとスマホを片手に終了時間を待つばかり。

　もしその場にいる方と会話ができれば、友人関係、ご近所様になるかも知れません。

 

 

 

では、上記①～⑤の感じたことを、どう解決するか？

 

【解決❶】リーズナブルな料金設定（A社、B社、理想比較）

　・洗濯乾燥

　　（8～10㎏）　A社：1,100円　B社：1,000円　理想：  800円

　　（15～16㎏） A社：1,300円　B社：1,400円　理想：1,000円

　　（22㎏）　　  A社：1,600円　B社：無し　　　理想：1,300円

 

　・乾燥のみ

　　（14㎏）100円　　　　A社：9分　B社：10分　理想：10分

　　（25㎏）100円　　　　A社：6分　B社：8分　理想：8分

 

　・洗濯のみ

　　（10～12㎏）　　　　A社：600円　B社：400円　理想：300円

　　（17～22㎏）　　　　A社：1,100円　B社：700円　理想：600円

 

　正直、洗濯乾燥に1,000円単位は高い印象です。

　私は『学生』『単身者』といった一人暮らしの方々を応援したいと思っています。

　一人暮らしの方がまとめて洗濯するのに『300円』はいかがでしょうか？

　そこに乾燥で200円＝20分であれば『500円』です。

　ワンコインです。

　もちろん完全に乾燥できないと思いますが

　ある程度乾燥できれば部屋干しで解決されます。

 

 

【解決❷】24時間受け取り可能なピックアップロッカーを設置

　洗濯乾燥が終わった洗濯物をたたみ、ロッカーに収めるサービスを作り

　いつでも洗濯物を取り出せる環境にする。

　洗濯乾燥が終わる時間を待っていることが勿体ない多忙な方

　その日に予定があり効率的に動きたい方のために

　店舗内（または外）にピックアップロッカーを設置します。

　

　例えば、仕事の日のAさんの場合。

　仕事へ出勤する8時にコインランドリーへ寄り、洗濯乾燥スタート。

　9時から出勤し、18時に退勤。

　その後、19時に再度コインランドリーに寄りピックアップロッカーから洗濯物を受け取り帰宅。

　

　例えば、休日のBさんの場合。

　美容室と友人に会う予定があるため10時にコインランドリーへ寄り、洗濯乾燥スタート。

　用事を済ませた18時に再度コインランドリーに寄りピックアップロッカーから洗濯物を受け取り帰宅。

 

　いかがでしょうか？

　コインランドリーに滞在している時間はほんのわずか。

　洗濯物を入れて、稼働させる＝2分

　ピックアップロッカーから受け取る＝1分

　3分程できれいな洗濯物になっている、こんなに素晴らしいことはないと思います。

 

　

 

　しかし、ここで問題が2点。

 

　①誰が洗濯物をたたむのか？

　　私は男性です。

　　男性が男性の洗濯物をたたむことは良いとしても

　　女性の洗濯物をたたむことは、利用された女性の立場になると嫌ですよね。

　　そのために『お母さん』のような存在の方を雇用したいと思います。

　　そのお母さんが男性物、女性物をたたむことは抵抗無いのではないでしょうか。

　　できれば、どのお母さんが洗濯物をたたむのか

　　写真入りのスケジュール表が掲出されていると、お客様も安心ではないでしょうか？

　　イオンにもありますよね？

　　私が店長です、という写真。

　　もちろん、自身の洗濯物をたたまれたくない方は、通常の利用をして頂くだけのことです。

 

　②せっかく持参したのに、洗濯乾燥機が空いていない・・・

　　この後、仕事やプライベートの予定があるのに

　　洗濯乾燥機が空いていないために、一旦持ち帰らないといけなくなる？

　　といったことにならないように、アプリ管理は導入したいと思います。

　　しかし、アプリを見た時は空いていたが、実際にコインランドリーに着いた時は空きが無い

　　ということも考えられます。

　　できればアプリで予約ができるといったことも考えています。

 

 

【解決❸】充実した時間を過ごせる飲食可能レストスペースを併設

　・アルコールを含めた自動販売機、サーバーを設置

　・レストスペースに仕切りを入れ、飲酒無しの方もストレス無く過ごせる環境

　・Wi-Fi、コンセント完備

　

　コインランドリーで洗濯乾燥している時間（約60分）

　ランドリー機器が埋まっていて、待っている時間

　この『お客様が待っている時間』が非常に勿体ないと思っています。

 

　私が運営するコインランドリーは

　洗濯乾燥だけが目的ではなく『時間の有効活用』も意識します。

 

　学生や会社員は、学校の後、仕事の後、何を考えるでしょうか？

　実際に私がコインランドリーを利用した際に思ったこと

　『何か食べたい、ビールが飲みたい』です。

　20歳以上の学生、会社員は夕方以降にコインランドリーを利用しながら

　私と同じような気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

 

　

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

■資金の使い道

　調査、設計、施工、機器、販促といった初期投資費用の一部として活用。

　約3,500万円程かかる初期投資費用は

　こちらのクラウドファンディング、銀行からの融資で考えています。

 

　しかし、初期投資費用は抑えるつもりです。

　理由は下記です。

 

　コインランドリーの平均的な出店坪数（25坪）は残しながらも

　ランドリー機器を最小限の設置にします。

　初期投資費用の抑制という目線だけでなく

　・いつ何時でもしっかり稼働されている状況を作る

　・出店の失敗からの大損を避ける

　　（しかし、私が出店を考えている南与野駅周辺にはコインランドリーが無い

　　　まさに今すぐにでも出店したい地域です。）

　という狙いもあります。

 

　いくつかのコインランドリーを見てきましたし

　現在ではネットで稼働状況も確認できるようになっていますが

　時間によっては、例えば10台あったとしたら2台しか稼働していないという状況がありました。

　正直、勿体ないです。

　ターゲット層や平日、土日の稼働状況を鑑みて

　洗濯乾燥機のサイズ、台数を坪数に合わせるのではなく出店地の状況に合わせ

　いつでもフル稼働するくらいで考えています。

 

　もし利用待ちのお客様が発生したとしても、上記、併設事業の充実化でカバーさせます。

　そのための併設店舗の初期投資費用でも使用させて頂きます。

 

 

■実施スケジュール

　出店目標は『2024年2月末』

　5月　 ：国内に195店舗のコインランドリーを運営している某コインランドリー会社様と打ち合わせ（済）

　6月　 ：市役所のまちづくり事務所様、某ロッカー販売会社様と打ち合わせ（済）

　7、8月：出店候補地の調査と確定（某鉄道会社様と打ち合わせ予定）

　9月　　：クラウドファンディングの結果を持って、銀行へ（融資について）

　10月　　：設計、施工への準備、販促計画

　11～2月：施工開始、販促開始（3,500万円）

　2024年3月：オープン

 

 

■売上・利益　※単位：千円

　1年目　　：売上  6,731　利益　 　0（ｰ3,902）

　2年目　　：売上  8,423　利益　 　0（ｰ2,743）

　3年目　　：売上10,528　利益　 　0（ｰ1,294）

　4～7年目 ：売上13,160　利益　 517

　8年目以降：売上13,160　利益 5,193

 

　※上記はコインランドリーのみで試算

 

 

 

▼最後に

 

南与野駅という場所に事業の可能性が高いということと

さらにコインランドリーが南与野駅周辺に無い

競合他社がいない環境はまさに絶好なチャンスと思っています。

複数の企業のご担当者様とお話させて頂きましたが幸いなことに

皆様、大変興味を持たれておりました。

私の考え、想いは上記でございますのでご融資を宜しくお願い申し上げます。