NPO法人こどもみらい食堂 クラウドファンディング 完了報告
「すべてのこどもたちに学習の機会を!夢と希望を!」
Readyfor さんで初挑戦となりました本クラウドファンディングは、2023年3月28日~2024年 5月26日の期間でみなさまからの寄付金を募集いたしました。のべ106人ものご支援者様からのご支援、そして支援総額は1,203,000円と目標金額を大きく上回る結果となり、スタッフ一同大変嬉しく感じております。改めましてご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
また私たちが取り組むすべてのこどもたちへの教育と体験の機会の提供やだれひとり取り残されることのない地域共生社会のための活動に対し、共感や励ましのメッセージをたくさん賜りました。クラウドファンディングの期間がちょうど、こどもの日をはさみ、みなさまから「こどもたちに美味しいものをたくさん食べさせてあげてください」「大人になっても子供の日のことを楽しく思い出せる日がくるといいね」「がんばってください」「こどもたちが平等に安心して学習に取り組めるよう願っています」など多くのコメントを戴き、皆さまからのお気持ちはスタッフ一同大きな励みとなり、これからもより一層邁進する所存です。
今回のクラウドファンディングで得られた資金は、公的資金があてがわれていない多様な困り感を抱える地域のこどもたちへの支援のために使用させていただきました。
具体的には、教材費や学習に係る消耗品費(消耗品費うち教材費612,129円)、学習や体験の機会に提供する食事に係る食材購入費、そして学習会にお借りしている会場への賃借損料に充当させていただきました。(添付柱別事業比率および支出の部内訳参照)
みなさまからご支援をいただいたこの一年、さまざまなことがございました。
水曜日金曜日日曜日の無料学習会、夏休みスペシャルや冬休みスペシャルの大学や市民団体と共催する学習と体験のイベント、長岡技術科学大学や農家さんと一緒に無農薬の畑づくり体験、つくったお野菜でカレーライスづくりとぷち縁日、そして受験前日まで2か月間毎晩学習会を開催し高校合格に向けて伴走しきった一年でした。
毎回の学習会において安心安全な居場所とおいしい食事を提供することができました。
新年があけて受験期がスタートし、毎日毎晩、受験生だけでなくこどもたちが来て受験勉強をがんばりました。その時期、受験の過去問や苦手な単元の問題を重点的に解くなどコピー用紙やトナー、勉強をしながらとる軽食やおやつを提供することができました。
受験勉強のための教材を新しく買い足すことができました。
中学3年生も高校3年生も全員志望校に合格できました。感謝します。
今年は特に大雪で寒い冬が続きましたが、ストーブを焚いた温かな室内で安心して過ごし、宿題や勉強することができました。
特別な支援や合理的な配慮を必要とするこどもたちの参加も増え、必要に応じた教材を買い足すこともできました。
また教育活動の一環として、ボランティア学生へのレクチャーやコンプライアンス研修、単位習得学生の受け入れ、市社協ボランティアセンターからの学生ボランティアの受け入れ、NPO法人さいたまユースサポートネット代表青砥恭氏をお招きして基調講演会を初開催、長岡大学での出張授業や市社協、県社協、ウィルフォーラムながおか等においてこども支援活動の紹介、学習会やこども食堂での定性調査を行うなど、普及啓発調査研究にも積極的に取り組みました。
以下、2024年度事業報告になります。(20250430現在)
【柱別事業比率および支出の部内訳】

【おもな活動写真】(添付写真は各々掲載許可をいただいております)
学習会の様子


体験の機会として
夏休みスペシャルの様子 めだかの学校(左) 廃材で動物をつくろう(中) スライムを作ろう(右)

無農薬畑づくり 雪原でじゃがいもや大根ほりの後の雪合戦(左)お顔より大きな緑肥ひまわり(右)


みんなでつくった無農薬じゃがいもでカレーライスづくり(左)そのあとぷち縁日(右)
当団体初の基調講演会開催
講師、登壇者らとともに(左) 講師 NPO法人さいたまユースサポートネット 青砥恭氏(右)


市教育委員会こども政策課荻島絵美氏(左)NPO法人キッズドア櫻井優樹氏(中)当団体副代表(右)
合格したこどもたちと保護者、学生ボランティアの様子(イラスト画像処理で失礼します)

能登被災地支援にボランティア活動の様子

こども食堂の様子も少し

地域貢献活動が評価され第四北越銀行賞を受賞 新潟日報社掲載

その他メディア掲載 フォーラムについて(左)無料学習会について(右)いずれも新潟日報社

皆さまからのお力添えにより、これらの取り組みが可能となりました。
尊いご支援とご協力に心より感謝申し上げます。
正直なところ、時に悲しいことや難しい局面に接することもあり、泣いた日々もございましたが、皆さまのお気持ちと共にどんな時もあきらめず、こどもたちが抱える困難に対してみなさまと共に向き合うべく共生社会へ向け、これからも誠心誠意取り組み、継続してこどもたちの未来のため前進してまいります。
リターンはお届け済みかと思いますが、お手もとに届いていらっしゃらない方がおられましたらご連絡いただけましたら幸いです。
こどもたちの夢の実現にむけた支援活動はこれからも続きます。
今年度は、小学生から高校生を対象としたこれまでの無料の居場所型の学習支援の継続に加え、
新しく高校生向けのキャリア支援活動を展開していきます。
地域の企業や団体と共催し、高校生たちを対象とした企業説明や職業体験を行い、若者の夢の実現と就職に向けた支援を行い、こども若者が社会に入っていくための支援を行い、地域の方々と共に地域活性化の一助にも寄与できるよう活動してまいります。
また、参加するこどもたちの中に不登校のこどもや外国ルーツのこどもたちも増えてきました。こどもの権利が守られる居場所づくりとして、安心安全・食事・生活習慣・学習・体験の機会を提供するため、スタッフは更なる研鑽に励みます。こどもの安全と拠点を守るため危機管理を整えていきます。保護者のみなさまとのコミュニケーションとサポートと地域連携を行っていきます。
私どもの今後の活動につきましては、活動報告や、SNS、ホームページでも発信していきますので、引き続き支援者の皆々様からの応援を戴けましたら幸いに存じます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
代表理事 日吉 均子



















