沖縄の藍文化継承・創造拠点を作りたい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は8月11日(日)午後11:00までです。

支援総額

106,000

目標金額 1,200,000円

8%
支援者
15人
残り
54日

応援コメント
Noriko Nimura
Noriko Nimura9時間前頑張ってください!青色が大好きな私、藍の保存と伝承のために応援させていただきます!頑張ってください!青色が大好きな私、藍の保存と伝承のために応援させていただきます!
台風3号
台風3号10時間前頑張ってください! 藍染め大好きです!頑張ってください! 藍染め大好きです!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は8月11日(日)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

自己紹介

 

琉球藍製造技術保存会のプロジェクをご覧いただき、ありがとうございます。

 

私たちは沖縄県の北部に位置する本部町で、藍染の原料となる琉球藍の栽培・製藍を行う団体です。

 

天然藍の仕事は多岐にわたり、藍色の色素を含むリュウキュウアイ(琉球藍)と呼ばれる植物の栽培から始まります。

 

植物を栽培するには畑の整備があり、植え付けた後は肥料や水を与え、雑草に栄養が奪われないように除草もします。植物が成長すれば収穫を行い、藍の葉から藍色の元となるインジゴ色素を抽出する藍の染料づくりを行います。

 

私たち琉球藍製造技術保存会は2002年の団体創設以来、琉球藍の技術の保護や後継者の育成・普及啓発活動に取り組み、現在は会員17名で藍文化の継承に尽力しております。

 

製藍

 

インドのアッサム地方が原産のリュウキュウアイ(琉球藍)は、14世紀頃に沖縄に伝わったと言われています。何世紀にも渡り受け継がれてきた藍の葉は、いつしかリュウキュウアイ(琉球藍)と呼ばれ、現在に至るまで絶える事なく沖縄の地に根付いています。

  

琉球藍の収穫

 

生葉染めと言って身近に新鮮な藍の葉があれば藍染を行う事も可能ですが、藍の葉から藍色の元となるインジゴ色素を抽出加工する作業を製藍(せいらん)と呼び、ひと手間加えて染料に加工する事で保存が可能になるほか濃紺染めも可能になり藍染の世界が広がります。

 

製藍

 

製藍によって生まれる藍染料の事を沖縄では【 泥藍:どろあい 】と呼び、緑色の植物から藍色が生まれる瞬間は何とも言えないほど神秘的で自然の力に魅了されます。製藍技法もまた、何世紀にも渡って脈々と受け継がれています。

 

泥藍

 

完成した泥藍は糸を染めたり布を染めるなど染織品に使われる事が多く、染織工芸が盛んな沖縄では欠かす事のできない主染料として染織工芸を支えています。

 

藍染

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

当団体は国の選定保存技術の認定を受け、技術の保護や後継者の育成・普及啓発活動に取り組んでおりますが、研修場所は各会員の農場で行い、普及啓発活動として行っている藍染体験は年に1度の開催であるため、琉球藍の魅力を知って頂く機会が多くありません。

 

藍染体験

 

年に一度の藍染体験を開催する中で、子ども達が楽しんでいる姿や大人が藍染に熱中する姿を見て嬉しく思う反面、初めて藍染をしたと話される方や、藍染は知っていても琉球藍の植物は実際に見た事がない方がいらっしゃったりと、まだまだ発信不足を痛感する事が多く、年間を通して琉球藍の魅力を伝えていける場所づくりの必要性を感じ、本プロジェクトを企画しました。

 

藍染体験

 

 

プロジェクトの内容

 

私たちが活動拠点を置く本部町伊豆味は、琉球藍発祥の地と言われ現在も琉球藍の主産地として有名ですが、琉球藍以外にタンカンやシークワァーサーでも有名な地域で『みかんの里』と呼ばれる直売所があります。

 

みかんの里

 

今回のプロジェクトは、みかんの里を活用して資料展示や実際に藍染体験を楽しめる活動拠点を整備し、さらに活動の幅を広げて琉球藍の魅力を多くの方々に伝えていきたいと考えており、今回のクラウドファンディングでいただいたご支援金は 全額設備費と施工費に充てたいと考えています。

 

【スケジュール】

6月〜   8月:クラウドファンディング
9月〜 10月:施設整備
     12月:施設オープン・リターン開始

 

 

プロジェクトメンバーからのメッセージ

 

|事務局:池原幹人

藍染体験

本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

事務局を担当している池原と申します。

事務局を担当してから活動拠点である施設の必要性を強く感じる場面が多くあり、私たちの情報発信の場所としてはもちろんですが、藍染体験以外にも琉球藍に関する展示や資料を整え、染織関係者の交流や藍や工芸・地域文化に関心のある学生や一般の方など、多くの方々に足を運んで頂けるような施設にしたいと考えております。

また、個人工房では対応の難しい団体客の対応や地元の方が気軽に出入り出来る場所としての必要性も感じております。

施設を整備する事で、琉球藍を初めて知る方や工芸に高いハードルを感じておられる方にも気軽に琉球藍に触れる場所を提供し、未来の後継者づくりにつながる場所にしていきたいです。

 

 

|会員:坂田伸治

収穫

当施設のある本部町伊豆味地区では、琉球王国時代より藍の製造が盛んに行われてきました。

現在、私達は地域の特産品として藍を残していきたいという想いで活動を行っています。

藍染体験や琉球藍を使用した工芸品・資料展示を通して、多くの方々に伝統文化を知っていただけるよう施設を整備したいと思っています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

コンセプトは『守る・伝える・学ぶ』

 

先人達から受け継がれてきた琉球藍を守り、後世に繋いでいくための場所。

 

植物を栽培する楽しさ、植物から染料を取れる驚き、作った染料で藍染ができる喜びなど、琉球藍の魅力を存分に伝えていくための場所。

 

実際の仕事内容や琉球藍がこの地でどのように受け継がれ伝統文化として根付いて来たのか学べる場所。

 

施設では資料展示に加えて藍染体験スペースを併設する事で、大人から子供まで琉球藍に関心がある者が集い気軽に情報共有ができる場としての活用に加え、個人工房では受け入れが難しい団体様の受け入れを行い、新たなファンづくりや未来の後継者づくりに繋げていきたいと考えています。

 

織物

 

プロジェクト実行責任者:
嵩原安彦(琉球藍製造技術保存会)
プロジェクト実施完了日:
2025年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

年内に既存施設(みかんの里)に琉球藍製造技術保存会保存会の活動拠点を作ります。集めた資金は、藍染体験用の備品購入や施工費に使用します。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
事務所の準備状況によって、リターンの実施が多少ズレる場合が予想される。

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プロフィール

琉球藍製造技術保存会は、藍染の原料となる藍葉の栽培と泥藍の製造を行う団体です。 泥藍(どろあい)とは沖縄の藍染染料の呼称であり、徳島県を主産地とする蒅(すくも)とは製法が異なり、琉球時代から伝わる技法で藍づくりをしています。 栽培する藍葉も他県とは異なり、14世紀頃にインドから伝わったとされるリュウキュウアイ(琉球藍)を現在に至るまで大切に受け継がれています。 本会の活動拠点である沖縄県国頭郡本部町の藍づくりは、国の選定保存技術の指定も受けており、技術の保護・伝承のため日々活動を行っております。

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琉球藍製造技術保存会は、藍染の原料となる藍葉の栽培と泥藍の製造を行う団体です。 泥藍(どろあい)とは沖縄の藍染染料の呼称であり、徳島県を主産地とする蒅(すくも)とは製法が異なり、琉球時代から伝わる技法で藍づくりをしています。 栽培する藍葉も他県とは異なり、14世紀頃にインドから伝わったとされるリュウキュウアイ(琉球藍)を現在に至るまで大切に受け継がれています。 本会の活動拠点である沖縄県国頭郡本部町の藍づくりは、国の選定保存技術の指定も受けており、技術の保護・伝承のため日々活動を行っております。

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