“吹田（すいた）市“　人と猫が幸せに暮らせる街をつくりたい

今回は、TNRや地域猫活動とは違う私達の活動報告とPRをさせていただきます。

吹田市保健所で保護された猫は、大阪府動物愛護管理センターと連携し、センターから新しい飼い主に譲渡されています。

一方で、１匹でも多くの保護猫を譲渡につなげるため、一部、吹田市保健所から直接譲渡も行っています（大阪府民を対象としています）。

吹田市保健所からの直接譲渡は、事前申込制で、希望に合う猫が保護されたら譲渡する方式です。

猫の保護が少ない時期はお待ちいただくこともありますが、猫を飼おうと思っている方は是非お申し込みください。

今回この場を借りて特にお伝えしたいのが、成猫や老猫の飼い主募集についてです。

日本では一般的に、子猫を好む傾向があり、「成猫、老猫でもいいよ」と言ってくださる方は残念ながら少ないのが現状です。

保健所には野良の子猫の他にも、飼い主が亡くなったり、近年問題になっている多頭飼育崩壊のため、成猫が保護されるケースも多くあります。

猫を飼おうと思っている方で、以下の「成猫や老猫の良い点」をご覧いただき、いいなと思ってくださる方は「成猫可」として是非お申し込みください。

https://www.city.suita.osaka.jp/kurashi/1018501/1018506/1018507/1015346.html

なお、吹田市保健所の譲渡は譲渡前後に訪問することがありますので大阪府民の方に限定させていただいていますが、全国の自治体やボランティア団体等でも成猫、老猫の譲渡を行っています。是非ご検討ください!

成猫、老猫の良い点

●まず、落ち着いているところです。子猫は遊びの要求量がとても多く応えるのが大変で、猫と飼い主両方がストレスを抱えてしまうことがあります。比べて成猫、老猫は落ち着きがあり、自立していることが多く、穏やかな猫との生活が送れます。

●二点目は、性格がだいたいわかっていることです。トイレトレーニングができているか、甘えっ子か、自立した子か、おとなしいか、活発なかなどを確認し、自分のライフスタイルに合った猫を飼うことができます。

また、怖がりな性格の猫の場合、飼い主に心を許していく毎日の少しずつの変化は、子猫や慣れた猫にはない喜びを感じさせてくれます。

●そして最後に、子猫の平均寿命は15年で20歳以上になる猫も増えています。しかしながら、成猫、老猫はそうではありません。「飼いたいけど15年後に体力的に飼ってられるかな」と躊躇している方にも「この猫はあと5年程かな、一緒に穏やかに暮らそうか」と飼っていただけたらステキではありませんか?

※   今回は猫のお話でしたが、全国の自治体等では犬の譲渡も行っており、吹田市保健所でもわすかですが行っています。ペットとの暮らしをお考えの方、自治体等からの譲受けを是非御検討ください。