ゴミ問題について

本文でも少し触れましたが、ツバルは現在深刻なゴミ問題を抱えています。

 

ツバルは最近まで自給自足で暮らしていました。しかし、大潮による塩害で農業が困難になり、輸入による食糧が増加しました。

 

そのため、今までは自然から貰い自然に返していたけれど、プラスチックゴミやアルミ缶などが増えたことでゴミが残留するようになったそうです。これが10年以上前のことです。

 

それからもゴミは増加し、問題は深刻化する一方…。

 

一部では、海に沈むより先にゴミに埋もれてしまうのではないか、という声も。僕らも何らかのアクションを起こしたいと思い、ツバルに行くもう一つの目的をゴミ問題に定めました。

 

そして、高校生の僕らに出来ることは何か、そもそもゴミ問題の根本的な解決とは何か、考えました。そこで考え出したのが、ゴミの扱い方を広めに行くことです。僕らには現地にリサイクルセンターを建てる財力はないけれど、皆様のご協力を頂ければ、現地に行きツバルの人々と交流することができます。

 

そして僕らは、現地の小学校でゴミに関するアクティブラーニングを実施したり、現地の人へのインタビューや意見交換をするなどして、ゴミ問題解決の糸口を掴みたいと考えました。

 

ツバルの人々は、沈むかもしれないという問題には危機感を持っています。それは現地の人へのインタビュー、ツバルに関する書籍からも窺えます。しかし、ゴミ問題については、そこまでの危機感を持っていないのでは、と感じました。

 

前述したとおり自給自足が主だったツバルの人々には、ゴミの分別や処分に関するノウハウが広まっていないように思いました。そのため、ゴミ集積場は大小様々なゴミが積もって溢れ返るような状態になってしまっているのです。

 

国民の、「沈む問題」に関しての意識と「ゴミ問題」に関しての意識の差。僕らにできることはとても小さいかもしれませんが、この意識の差を少しでも埋められるような行動を起こすため、僕らは今まで多くの人にお会いして、お話を伺って来ました。

 

少しずつ更新していけたらと思いますので是非ご覧ください！！！