プロジェクト概要

2011年、震災があった年。ひとつの美味しいりんごをいただいたことをきっかけに、アップルパイを作り続けています。

 

「美味しいもので 目の前にいる人を 笑顔にしたい!」よしこたん64歳からの チャレンジを、親子で楽しみながら、ときに仲間やお客さまに助けられながら アップルパイを作り続けて8年目になります。全国で開催されているイベント での出逢いを楽しみに、よしこたんの焼きたてアップルパイの、本当に美味しい味 と香りを届けたい!キッチンカーで日本一周を目指します。

いくつになっても、新しいチャレンジが何度でもできることを、広く多くの人に 伝え続けること。やりたいことを応援し合うのが、あたりまえの社会をつくること が目標です。

今回のプロジェクトでは、焼きたてのアップルパイをより多くの方々に食べていた だくための工房拡張工事と、応援いただいてる全国の人に直接の感謝と、感動体験 を届ける手段としてキッチンカーの購入をするため、クラウドファンディングに臨 みます!

皆さま、ご支援のほどよろしくお願いします!

 

はじめまして!茨城県水戸市の南町3丁目商店街にあるアップルパイ専門店「YOCICOTAN Cafe(よしこたんカフェ)」店主のよしこたんと、娘のマーサです!

 

左/店主よしこたん(田中芳子) 右/娘のマーサ(田中雅美)
左/店主よしこたん(田中芳子) 右/娘のマーサ(田中雅美)


よしこたんがアップルパイを作り始めて8年。 初めはアップルパイの試食をしてもらいながら試作を繰り返し。気が付けば 1年で累計約2000個以上を無料で、多くの人に食べていただきました。

自宅のガレージに建てた3坪の小さな工房からイベント出店を重ね、ついには 2度目の移転で現在の3階建てビル1棟借りして、手作りアップルパイのテイ クアウト&イートイン店舗を2人で切り盛りしています。

2018年に今の場所に移転オープンしてから、今年の5月で丸1年が経ち、この節目に、私たちは、また新たな挑戦をしようと決めました。

まずはじめに、この挑戦をするに至ったきっかけとYOCICOTAN Cafeの これまでの歩みをお話させてください。

 

🍎 結城市の自宅ガレージではじめたアップルパイ

 

YOCICOTAN Cafeのスタートは、2011年の東日本大震災がきっかけでし た。原発の風評被害のあった同じ茨城県、大子町でりんご園を営む友人の力 になりたい想いで、よしこたんがアップルパイ作りを始めます。

りんご園が稼業の「ホーリーさん」から葉っぱの付きの初採り「りんご」を いただきました。

「美味しかった~!」と感想を伝えたら今度は袋いっぱいに頂いて。

それからおやつは毎日りんごとなりました。でもさすがに生で食べるにも限界 が(汗)

りんごを使った料理といえば・・・アップルパイ?

そんな小さなきっかけからよしこたんのアップルパイづくりは始まりました。

2012年に屋外イベントに出店したのが最初の販売で、改良に改良を重ね、今の製法に行きつきました。

メニューは、定番アップルパイで6種類。生で食べても美味しいジューシーな地場産りんごを、特殊製法で砂糖を使わず、オーガニック・メープルシロップで煮ています。独特な歯ごたえと、りんご本来の優しい甘さが特徴で、パイ のバターがメープルシロップ煮りんごにじんわり染み込んでいて美味しいと好評です。

 

メープルシロップ煮りんごと、よしこたんのアップルパイ
メープルシロップ煮りんごと、よしこたんのアップルパイ

 

当初は、茨城県の結城市の自宅ガレージに「アップルパイ小屋」と呼んでいた 3坪ほどの小さな工房をDIYし、ここを拠点に製造・販売をしていました。
 

ガレージキットを購入してDIYした手づくり工房
ガレージキットを購入してDIYした手づくり工房(2012年)​​​​


宣伝活動はほとんどしていなかったのですが、クチコミで広まり、新聞などで 紹介されることもあり、本当にじわじわ~っと広まっていきました。

各地でのイベント出店を機に出会えたお客さまが「また食べたい!」と買いに来てくださったり、「おいしい~!」と多くのお客さまの笑顔に出会えるのが嬉しくて、楽しくて。気づいたら長く続くお店になっていました。

その後、知り合いから「水戸市内にお店出してみない?」とお誘いがあり、私たちは結城市から70km離れた水戸市に、もう1店舗を出すことになります。

 

水戸市五軒町にあった「YOCICOTAN Cafe 水戸芸術館裏店」(2015-2018年)

水戸市五軒町にあった「YOCICOTAN Cafe 水戸芸術館裏店」(2015-2018年)
水戸市五軒町にあった「YOCICOTAN Cafe 水戸芸術館裏店」(2015-2018年)

🍎水戸市での営業開始
 

2015年、水戸芸術館裏に念願の路面店をオープン。初めはお客様がきてくれるか、水戸の地でやっていけるか不安でしたが、本当に暖かい仲間と地域の方々に支えられて営業を続けることができました。

 

その3年後。工房が手狭になってきたことと、中心市街地の国道沿いにお店を構えるチャレンジのため、現在の場所へ移転することに。

 

移転先では改装工事がなかなか進みませんでしたが、仲間の力を借りて夜通しセルフリノベーションをし続け、2018年5月にアップルパイ専門店「YOCICOTAN Cafe 水戸南町なか店」をオープンしました。以前の2店鋪よりもパワーアップし、店内で熱々のアップルパイを食べて、美味しいお茶も飲める、念願のイートインもできるように!

 

グランドオープンした直後は、話題性もあって連日多くのお客様の来店があり、日によっては2,3時間でアップルパイが完売してしまうこともありました。


でも・・・
 

中心市街地なのに平日の人通りがまばらな商店街
中心市街地なのに平日の人通りがまばらな商店街


水戸のまちなか商店街は、思っていた以上に人通りが少なくなっていたのです。

移転前のお店(大通りから2本裏手)と比べたら、駅前から続く国道沿いで、商店街にはアーケードもあるし、目の前はバス停だし!と期待していたのですが相変わらず「目指して来てもらうお店」のまま・・・

水戸の中心市街地の問題に、あらためて向き合うことになったのでした。


🍎お客さまの「声」を聞きに行くという自分たちの原点

 

 

店舗の移転から数カ月経ち、落ち着いた昨年の11月。茨城県日立市でおこなわれた屋外イベント「ひたちクリスマスマーケット」に出店させていただいた時のことです。

 

この日はオーブンをテント内に持ち込み、その場で焼きたてのアップルパイを提供させていただいてました。チラシやSNSでの告知でYOCICOTAN Cafeの出店を知り、これは行かなくちゃ!と多くの人が列に並んでくださり。「遠いから楽しみにしていたんです!」「買えてよかった~!」という言葉や、初日に食べてまた次の日も来てくださったりと、「美味しかった~!」の声と笑顔のご褒美をたくさんいただきました。

 

実店舗で待っているだけでは出会えなかった人も、聞けなかった声も、やっぱりイベントにはある。この "原点" を忘れたくない!と心から思った出来事でした。

 

 




 

私たちは、無料でアップルパイを2000個配り歩いていた時から、この "声" を集め、レシピやラッピングを試行錯誤してきました。イベントに出店する際にも、目の前のお客さまといろいろな話しをして、変えていくものと、変わらず残し続けるものを選んできました。

 

実店舗を持ったからといって、こうしたイベント出店をなくすことはしたくないのですが、未だに越えられない製造キャパの低さと、テント出店の際の設営にかかる体力の負担、また、冷凍冷蔵の材料を大量に運ぶ必要があることが、腰を重くさせていました。

 

そこで2人が考えたのは、キッチンカーを購入してその設営と運搬の問題を解消すること!そして、工房設備を整えイベントにも耐えうるよう、りんごシーズンに大量のりんごを仕入れ、年間を通して充分な量のアップルパイを仕込めるようにすることでした!


🍎水戸のまちなかに人を!来てくださる方にアップルパイを!

 

キッチンカーを持つことで、仕込んだ材料を冷凍冷蔵庫に入れて運ぶことができ、イベント会場が遠距離でも行くことができます。それが外に出るきっかけをつくり、人と繋がり、水戸のまちなかに全国から人を呼び込むことができるようにもなるのです。

 

また、工房設備を整えることで、イベントで提供できるアップルパイの量も増えますが、現在の店舗に買いに来てくださるお客さまにもっと感動を与えられると思っています。

 

今の状態では1日どんなに頑張っても「アップルパイ150個の製造販売が限界」。仕込みが間に合わず週3,4日の営業しかできないのが現状です。

 

商店街にお店があるにも関わらず早い時間で閉店となり灯りを消したり、店休日とする日が増えることで、せっかく楽しみにしてくれているお客さまを悲しませてしまう結果になっているということを、正面から受け止めなければいけない。

 

そういった思いから、この度キッチンカーと工房設備の拡張という、大きな挑戦をすることに決めたのです。

 

今回のプロジェクトでは、皆さまのご支援のもと、キッチンカーを購入するのとアップルパイの工房設備を拡張し、生産性を向上させます。

 

🍎 理想のキッチンカー
 

最近は、オーブンを使うような調理をするフードジャンルでのイベント出店では、テント出店よりもキッチンカーの出店者募集が多くなっています。そのため、応募条件をクリアするにもキッチンカーが必要でした。

 

またキッチンカーであれば、搬入・設営・搬出の作業が少し楽になるため、よしこたんとマーサの体力的にも嬉しいのです。

 

理想のキッチンカー!フランスの「Citroën(シトロエン)」 かそれに似た車体

 

キッチンカーとなる車体は、現在探しているところです。「YOCICOTAN」の綴りはフランス読みなので、同じフランスの「Citroën(シトロエン)」か、それに似た車体がいいなぁと思っています。

 

内装は、保健所の許可がとれる基本設備とオーブン、材料をストックしておける広めの冷凍冷蔵庫は必須です。実店舗もほぼDIYして創り上げたので、キッチンカーでも挑戦してみたいです。

 

🍎 新たな工房設備
 

よしこたんのアップルパイは特殊製法のため、りんごの皮をむく作業から、アップルパイをオーブンに入れて焼き上げるまでの仕込みに通常10日。早くても1週間かかります。その工程は37にも及びます。

 

これまでは一部の工程(皮むきや包装などの簡単な工程)のみ、パートさんにお願いすることもありましたが、今後はより多くのスタッフさんに工程に携わってもらう必要があると考えました。まずは37工程の標準化のため、マニュアルの作成、工程動線の可視化(動画で見せる)、加工器具の導入を行っていきます。これにより生産性が向上され、今までよりももっとアップルパイの数を増やすことができると考えています。

 

さらに、コンロの増口、大型鍋の導入により一回あたりのメープルシロップ煮りんごの加工量を増やすことができます。

 

🍎 水戸を全国のお客さまのふるさとに
 

よしこたんのアップルパイは、添加物や砂糖、ハチミツなどを使用していないため、水戸の方を中心に妊婦さんや赤ちゃんなど、成長期のお子さんなども食べにいらっしゃいます。

 

結城でアップルパイを作り始めてから8年、水戸に来てからは5年目。


幼稚園生だった子が小学生になって、おこづかいを握りしめてひとりでお店に アップルパイを買いに来てくれたり。
 

高校生が店内で焼きたてアップルパイを頬張りながら「あ〜懐かしい味〜〜!」と笑顔になっているのを見ると、続けていてよかったなぁと嬉しくなります。

 

また、あるイベントをきっかけに全国のお客さまとも接する機会に恵まれました。

 

それが、2019年の2月から3月にかけて37日間開催された「アニメ 続『刀剣乱舞-花丸-』花丸遊印録スタンプラリー」コラボカフェ企画です。


「アニメ 続『刀剣 乱舞-花丸-』花丸遊印録スタンプラリー」コラボカフェ


期間中、全国の刀剣乱舞ファンの方々がスタンプラリーに参加するため、水戸に訪れます。私たちの店だけでも、連日300人ほどにもなるお客さまのご来店がありました。嬉しいことに、全国から飛行機や高速バスに乗って、目指して来てくださっていたそうです。その後も、期間中にご来店された方が、期間を終わってもほぼ毎日数人ご来店いただけるようになりました。

 

刀剣イベントが徳川ミュージアムさんで行われたり、水戸での様々なイベントがある際に「里帰り」として水戸に来られるのですが、その際にYOCICOTAN Cafeにも寄ってくださり、よしこたんの話し相手になってくれて。

 

よしこたんも「娘がいっぱいできたみたい」と、その里帰りを楽しみにしています。

 

大好きなこの水戸という街で、この味を懐かしがってくれる人がいること、みんなが帰れる場所になっていることが、とても有り難く、たまらなく誇らしくなるのです。

 

🍎最後に
 

最後によしこたんとマーサ、私たち二人がこの挑戦をあきらめない理由をお話しします。

 

安心・安全な食材と製法にこだわった「よしこたんのアップルパイ」を通して、感動を伝えること。懐かしさを感じる、触覚(つくる)・嗅覚(やく)・味覚(たべる)・聴覚(こえ)・視覚(えがお)の感性が磨ける体験を、多くの人に伝え続けていくことが使命と感じています。

 

これには、20年前に過労による心不全で亡くなった家族(よしこたんの息子で、マーサの弟)の死から持ち続けた "後悔" があるからです。

 

仕事でどんなに忙しくても、食事をもっと気をつけていたなら。

 

「ちょっと休憩しよう」と休憩の時間を気にしてあげられたなら。

 

体力的にも、精神的にも、無理をさせないで済んだのではないだろうかと。

 

そんな後悔を抱えて、20年。今は家族もよしこたんとマーサの親子二人きりとなりました。

 

里帰りできる場所もなくなり、ないなら自分たちでその場所をつくろう!と思えるようになったのは、ここ数年のことです。家族のように、私たちを心配して見守って支えてくれる人たちに出会えるきっかけとなったのが、この「よしこたんのアップルパイ」だったから。

 

私たちは、水戸の地でこのアップルパイも、お店も、仲間も、お客さまも、今までの思い出とともに大事にしていこうと決めたのです。

 

楽しいことも、うれしいことも、大変なことも、チャレンジの始めから終わりまで!

 

このプロジェクトをきっかけに、皆さまには一緒に笑って話せる、冒険をともにした "仲間" になってほしいと心から願っています。

 

皆さんのご支援を心からお待ちしております!



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