支援総額
目標金額 100,000円
- 支援者
- 34人
- 募集終了日
- 2011年5月16日
[番外編]~~よこやまの☆古美術研修旅行記 2日目~~
平等院は高校生のときの修学旅行でも行ったのですが、今回は専門の先生の解説付きなので見え方がまるでちがいますね。
仏像のまわりにかけられている、52体の雲中供養菩薩像たちも、定朝という仏師の工房にいるたくさんの仏師が手分けして彫るわけで、それぞれ微妙に印象がちがうのです。
定朝と同い年くらいのグループ、若い人たち、逆に年上の、定朝の父の代から働いているひとたち。
年をとっている人の作品のほうが武骨で、若いひとの彫っただろうとされるほうは すごく繊細で華美でした。
また、 きんとうん のような雲に乗っているのですが、それが小さすぎるだろっていう仏像もいれば、バイクさながらの疾走感と安定感を持つ仏像もいたり。
なかにはふたつ使っちゃってる仏像までいました。
帰りにお団子を買って食べながら移動。
法界寺では 縁側でおひるを食べさせていただきました。
裏側だったけど、国宝の仏像のあるお寺でお弁当を食べるなんて これから先もうないだろうなーー 皆でわいわい たのしかったーーー。
内部では壁に描かれた飛天(空飛ぶ如来)がすすけて黒く、よくみえないということで赤外線カメラで見させていただくことができました。
普通に見ても全然、もやもやになってわからないのに、カメラを通すと(白黒)ですが 鮮明にうつるんです。
ほそい筆でしゅっしゅと描いた目鼻がとても上品で、これまた貴重な体験でした。
大仏は、平等院の大仏の真似のようです。
が、顔つきなどが多少違っていて、平等院でみたもののほうが威厳や威圧感があるなあ といった感想をもちました。
どちらも瞑想中のお顔をしているのですが、平等院のほうはまだ目をあいていて、法界寺の仏像は穏やかに目を閉じている。
緊張感があまりないような。
さいごの醍醐寺はしだれ桜がきれいだった。
展示してある仏像は、見やすいことは見やすいのですが そもそもの配置じゃないので関係性が分かりづらい。
普通に並べて陳列してあるものでも年代や安置されていた場所が全然ちがっていたり、対になっているはずの片割れが展示されていなかったり。
襖絵も、いまは観覧できるもの(出してあるもの)はすべてレプリカで、それもプリントされたものなのでなんというか ウーン。
元は金箔が貼ってあって、うすぐらい部屋に光を反射してくれたり、もっと神々しいように見せる目的があるはずなのに、正直いって微妙でした。
色も、今となってはお寺の仏像や絵などはモノトーンになっていますが、もともとの色はかなり派手な極彩色なのです。
ふすまも復元された状態?だったのかどうかは分かりませんが、いやに色が生っぽいような気がしました。
ですがお庭はすごくひろくて、池にかけられている小さな橋も草が完全に覆っていたりして趣のあるふう でした。
今日のお寺で一番住みたいのは平等院。
鳳凰堂の両翼にあたる、かざりの建物もなかなか あの中で夜、お茶でも飲んだらさいこうだ
ろーーーなああ
写真はけんちゃん kenちゃんです たのしそうですね
それではまああた、 あした~~
リターン
1,000円+システム利用料
「医×美」展示会のチケットを1名様分お届けします。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
2,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(2名様分)お届けします。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(1名様分)スポンサー様のお名前を掲載したリーフレットに加え、展示会で展示される作品のポストカードを1枚郵送にてお届けします。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(1名様分)スポンサー様のお名前を掲載したリーフレットに加え、展示会で展示される作品のポストカードを1枚郵送にてお届けします。さらに医学生が監修した手作り解剖ペーパークラフトを送ります。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし