プロジェクト概要

現役医大生が「医療」に真っ向から挑むことで、現役美大生によって表現される摩訶不思議なアート展示会プロジェクト。

このプロジェクトは、医学生10名、美大生7人で立ち上げたものです。医学生は医学に関わりのない人達にも知ってもらいたい医学情報を提供し、美大生はそれを作品の形に昇華することができる。互いの目的と強みとを活かした形を生み出し『にんげん』を大きなテーマに掲げた展示会を開催したいと考えております。

「医学生と美大生で組んで何か面白いことができないか」私たちの企画はそんな声がきっかけでした。全く異なる領域の分野に惹きつけられた学生たちが手を組めば、新しい表現の方法を見つけ出せるのではないのだろうか。そこから模索が始まりました。

しだいに参加者は増えていき、20名弱の学生が『いきものロボット』『生命倫理』『血液』『人の一生』『薬物』を小テーマとする5つの小班に分かれ、作品を作ることになりました。「美大生の作品を医学生が監修する」という点は共通していますが、作品を作るアプローチは小班によって様々です。医学生の話に美大生がインスピレーションを受けた班もあれば、美大生の着想を医学生が知識的にサポートした班もあります。一つの対象を目の前にした時、全く違う側面から深く切り込んでいく両者の視点の差を感じ、その倫理観や知識の前提を無視した視野の拡がりの中で作品を観る側の人間にも「自らの視野の拡がりを愉しんでもらう事ができばこの上ない喜びです。

ご来場の方々には、医学生と美大生のコラボレーション、この企画ならではの美しさやインパクトを味わってほしいと思います。作品に関連した医学的知識も、リーフレットなどで補足する予定です。
これも作品の印象とともに持って帰っていただきたいと思います。ディスカッションや、病理組織の顕微鏡写真などに対する評価を通じて医学生、美大生の視点の違い、あるいは共通点を浮き彫りにする企画も予定されており、こちらも異なる考えに触れ、自分の価値観を磨いていく機会として楽しんでいただければと思います。

<このプロジェクトへの想い>
私たちの企画のきっかけは本当に他愛もない友人同士の会話の中から生まれました。医学生として、昨今溢れる医学・健康情報が不正確であったり、一部分をクローズアップしているものかという事を知りつつも上手く伝える術を持たない事に不満を覚えていて、文献や論文に目を通す以外にもっと手に取りやすい形で伝える事はできないかなぁとぼやいていた処に、美大に通っている友人が「面白そうな事学んでいるね。」と絡んできて全てが動き始めました。「誰かに何かを伝える。」という行為は、伝えるもの(情報源)の正しさとより正しくわかりやすく伝える(ツール)の両方が揃ってこそ成立するものだと思います。医学生、美大生、それぞれ不完全であるけれども互いの強みを全力で合わせた際に生まれる強いメッセージ性を持ったものが生まれると確信しています。医学の面白さ、アートの幅の広さ、どちらもとても身近で手に取りやすいものだと知っていただくためにも、来場してくださった方も一緒に楽しめる空間を作れるようメンバー全員で奔走しております。

 

 

 

 

<展示期間>

2011年8月22日~28日

渋谷ギャラリーLE DECO 2F


代表:東京女子医科大学医学部 宇津野彩
副代表:東京藝術大学  横山麻衣
副代表:順天堂大学医学部 小林優子
会計: 順天堂大学医学部 風間 麻優子

女子美術大学 徳田 亜紗美
女子美術大学 斎藤 夏来
武蔵野美術大学 持田 敦子
武蔵野美術大学 海岸 真紀子
多摩美術大学  辻本 康輝


東北芸術工科大学  堀口 愛縁

東京女子医科大学 相原 永子
東京女子医科大学 牧野 睦子
東京慈恵会医科大学 仲 謙
東京慈恵会医科大学 竹内 博一
東京大学      石井 修太郎
東京大学      落合 陽一
順天堂大学     児玉 琢磨
順天堂大学     折原 優

 

 

 

 


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