支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 363人
- 募集終了日
- 2024年5月14日
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- 3,647,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
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- 残り
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- 総計
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- 25,514,000円
- 支援者
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- 残り
- 47日
プロジェクト本文
▼自己紹介
こんにちは。
私は石川県金沢市で洋菓子店「remref/レムレフ」を営んでいます、西川開人と申します。
今年1月1日に発災した能登大震災によって友人である川嶋亨氏が営む、七尾市の日本料理店「一本杉川嶋」が被災しました。
その再建費用を少しでも集めたく、現在も自宅や店舗の復旧作業などで多忙な川嶋料理長に代わって、私が代理でクラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。
(まだ被災前の店内で撮影された川嶋氏)
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
元日の地震発災時は奥様のご実家に帰省していた川嶋家は1月3日に物資を持てるだけ持ってお店のある一本杉通りに戻りました。そこで目にした光景は一階部分が潰れて2階が地面についた建物や、斜めに倒壊した家など壊滅状態でした。
(被災前の国の登録有形文化財でもある建物「一本杉川嶋」)
(被災後左/傾いてしまった建設中だった宿泊施設、右/倒壊の恐れありで赤い紙が貼られた「一本杉川嶋」)
もちろんその通りに構える築92年の有形文化財でもある店舗「一本杉川嶋」も外壁が剥がれ落ち。店内は器が割れ、厨房機械が倒れ、壁がねじれ、床は傾き、次に大きな地震が来れば倒壊しておかしくない状況で、さらに建設中で今年開業予定だった隣地の宿泊施設も完全に傾き、かろうじて隣の家に寄りかかっている状態でそのままでは巻き添えでの倒壊の危険があったため、やむなく2月に入り解体となりました。
(傾いた宿泊施設内の様子)
(壁がねじれて剥がれ落ちてしまった)
そんな自店の悲惨な状況を後回しにして川嶋氏は準備を始め、1月4日に地元の有志を集め、市内の商業施設の一角で避難所や自宅避難している人向けの炊き出しを始めました。
それは料理人にできることは料理を作ることというプライドなのか信念なのか
その時にできることは何なのかを自らに問うた答えだったのかもしれません。
多い時で一日に700食もの温かく栄養を考えた料理を用意して、自らも被災者にもかかわらず率先して動く彼をフォローする為、金沢や小松などの石川県の料理人仲間たちも毎日七尾に赴き、物資を運び、炊き出しを手伝いました。
(気持ちまで暗く沈まないように明るく笑顔で料理を作り、喜んでいただきました。)
この炊き出しは約3週間、毎日行われましたが2次避難する人も増え状況も日々変わっていくため
1月21日で終了し、そこでようやく彼自身の被災と向き合うことになりました。
しかしようやく立ち止まって自らの状況を確認したときに彼に残ったのは
3年前の「一本杉川嶋」開業時の莫大な借金と、割れてしまった修業時代からコツコツ集めていた大切な器、そして修繕できるかわからない店舗と完成することもなく解体された更地だった土地でした。
2月14日現在、未だに「一本杉川嶋」のある七尾市内は断水が続いており、4月まで復旧の見込みは立っていません。
また水道が復旧しても店舗には倒壊の恐れがあるため立ち入れず、営業の見通しは当然ながら一切立っていない。
そんな中で今も川嶋氏は先日まで続けていた炊き出しの一部のメンバーと共に、断水で給食センターが稼働していない為、給食が出ない能登町の小中学校の為に温かい料理を届けております。
(北陸中日新聞令和6年2月8日朝刊より、川嶋氏が参加している給食支援の活動の記事)
※掲載している画像は北陸中日新聞社様より許諾を得て掲載しています
そんな川嶋氏にもう一度あの場所で、七尾の一本杉通りの「一本杉川嶋」でなんとしてでも再起してほしいという想いからこのプロジェクトを立ち上げました。
▼プロジェクトの内容
震災前、川嶋氏は自らが生まれ育った故郷の町「一本杉通り」をもっと世界から人を呼び、町全体の活気を盛り上げるため24時間周遊できる町にしたいと語っていました。
その最初の一歩が2022年秋と2023年秋に彼が実行委員会に入り立ち上げた食のイベント「うますぎ一本杉」です。
(イベント当日に県内外からの人であふれる一本杉通り)
その思いは震災後も消えることなく、町とともに自らも再建していきたいと川嶋氏は考えています。
2月初旬に文化庁の担当者が国の有形文化財である建物の被害状況を確認しに来た際の話では、修繕すれば文化財として残せる可能性があるが文化庁とその都度の協議が必要で非常に長い道のりになる。しかし川嶋氏は思い入れのある大切な建物を時間と費用が掛かってもなんとか修復したいと思っている。
このように川嶋氏はこの場所で「一本杉川嶋」と「宿泊施設」を再建し、来てくれるお客様にもう一度料理で楽しんでいただきたいと考えております。
(被災前・お客様の前で料理を仕上げる川嶋氏)
(被災前・都内から勉強に来た調理専門学生たちに説明する川嶋氏)
(被災前・凛とした空気漂う店内
まだ設計士さんや建築会社と今後の打ち合わせなど全くできておらず
一体いくら必要になるかも分からない状況ですが
おおよその概算で今後の流れと必要となるおおよその金額が
①「一本杉川嶋」店舗修繕計画、修繕実施、 約5千万円
②解体した「一本杉川嶋」併設の宿泊施設再建築費用 約5千万円
③壊れた厨房設備類の購入費 約1千万円
④割れてしまった器など備品類の再購入費 約1千万円
その他、自宅の修繕費や生活再建にも当然多額の資金が必要となります。
今回のプロジェクトではあくまでも個人的な部分をのぞいた
日本料理店「一本杉川嶋」の再建費用として皆様にご支援いただきたいと考えております。
【川嶋氏より皆様に今の思いです。】
震災が起きたあの日を境に街の姿も暮らしも何もかも全てが一変してしまいました。
一本杉川嶋は開業して3年半。
夢半ば、まだまだこれからというときに今回震災が起きてしまいました。
小さい頃から馴染みだった大好きな街並みも、有形文化財だった一本杉川嶋の建物も、修業時代からコツコツ集めてきた宝物の器も、
暮らしも全てがボロボロになりました。
復活への道のりはとてつもなく長く険しいものとなりそうで、正直心が折れそうになることばかりですが、
そういつまでも涙を流しているわけにはいかないのも事実です。
しっかりと前を向いてもう一度一歩ずつ歩み始めなくてはならないと思っています。
何が何でも復活したい!
また皆様に『食』で笑顔と元気をお届けしたい。そう思っております。
ただお恥ずかしい話ですが、復活するための資金が少なく、皆様のお力をお貸しいただきたく、
信頼する友人である西川シェフにクラウドファンディングを立ち上げていただきました。
皆様のご支援を何卒よろしくお願いいたします。
一本杉川嶋 川嶋亨
【応援メッセージ】
フードコラムニスト
『あまから手帖』編集顧問
門上武司様
一本杉川嶋の大将・川嶋亨さんは逞しい料理人です。訪れる度に新たな料理に感動を覚え、大将が語るビジョンの素晴らしさに心が動きます。今回の震災に出会い、店の再建にはかなりの時間を要します。しかし、そのような状況の中でも大将は自分の店のことはもちろんなのですが、七尾復興に力を注ぎ、その陣頭で炊き出しを始め、いろいろな行動を続けています。それに呼応する料理人が各地から支援の輪が広がっています。是非ともこの行動の仲間入りをしたいと思うのです。
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事/
内閣府地域活性化伝道師/2000年『IT革命』流行語大賞受賞
木下斉 様
川嶋さんへ、 この度の地震で一本杉川嶋が被った被害に心からお見舞い申し上げます。
京都などの名店で長年修行を重ね、確かな腕前を磨かれた川嶋さん。
その豊富な経験と情熱を胸に、地元七尾へ戻り「一本杉川嶋」を開業された時の勇気と決断は地域において革命的なものでした。
これまでは一流に料理人は大都市にいき、腕を上げ、そして大都市に店を出すというのが一般的な成功ストーリーでした。
一方で地方都市は素材はよく、景観もきれいなものの、その潜在能力を引き出す料理人は非常に限られてきました。
しかし、川嶋さんは自らが地方の持つ可能性を信じ、地元に戻り、広く日本全国、そして海外からも目的地となる料理店をわずかな期間に作り上げたのです。開業前から七尾の仲間から「すごい店ができる」と連絡を頂き、お店に訪問させて頂いた際の感動は今でも忘れません。このような素晴らしい若き料理人のお店が、いよいよ地方に出来る時代になったのだと、約25年、地域活性化分野で仕事をしてきた私にとって大きな衝撃であり、興奮するできごとでした。何より、川嶋さんは自分の店だけでなく、地域全体の活性化を願って店を出されていました。その特徴として、まちの通りの名前である一本杉をとって「一本杉川嶋」と名付けたお店の由来そのものが、川嶋さんのまちへの大きな愛を示しています。料理や器の素晴らしさのみならす、この川嶋さんが持つ素晴らしいビジョンにも魅了され、私がお連れした友人たちは例外なく、例外なく川嶋さんの料理とその温かなおもてなしのファンになっています。
地震により、一本杉川嶋が被った被害のニュースは、大きな衝撃となりました。
しかし、川嶋さんのこれまでの歩みを見ていると、この困難も乗り越えられると確信しています。
地元への深い愛情を持ち、自らが被災しているにも関わらず、避難所への食事の提供を料理人仲間と共に支え続けた地域のために尽くす姿勢はただならぬものがあります。必ずや、一本杉川嶋は復活し、そして今まで以上に一本杉を、そして能登全体の活性化にますます寄与されるでしょう。その第一歩がこのクラウドファンディングだと思っています。
川嶋さんの料理を再び楽しみ、その熱意を分かち合える日を心待ちにしております。
一本杉川嶋の復活が、一本杉通り全体の再生と活性化のきっかけとなり、再び多くの人々がこの地を訪れることを願ってやみません。
一本杉通りの再生と活性化に向けて、川嶋さんと一本杉川嶋のこれからの歩みを心から応援しています。
京都・妙心寺退蔵院副住職 スタンフォード大客員講師 観光庁「Visit Japan大使」
京都市教育委員 2016年日経ビジネス誌「次代を担う100人」に選出
松山大耕様
柏屋 店主
松尾英明様
一本杉川嶋・川嶋亨さんは今後の活躍が楽しみな料理人、明日の日本料理を牽引してくれる料理人の1人であると私は注目してきました。 思い返せば一本杉川嶋が開業された2020年4月にコロナ緊急事態宣言、いきなりコロナ禍となり、その厳しい状況を越えこれからという時に令和6年能登半島地震にみまわれました。
心入れの店舗も被災し、再建には相当の時間かかる上に資金も必要となります。
独立した料理人にとって店舗は、例えるなら農家にとっての田畑、漁師にとっての漁船のように、それが無くなれば、その日から収入が途絶えてしまいます。
川嶋さんには、自身の事だけでなく食を支える地域の生産者と連携し業界の一隅を照らす存在になっていただきたいと思います。
またそれを実践してきた料理人です。
一本杉川嶋の1日も早い再開を願っております。
1人でも多くのお気持ちの結集が必要です。何卒、温かいご支援をよろしくお願い申しあげます。
柏屋 松尾英明拝
富小路やま岸 店主
山岸隆博様
能登半島地震におきまして、お亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
石川県を代表される一本杉川嶋さんのお店は文化財ということもあり、復旧されることがすぐにできないと聞き胸を痛めております。
川嶋さんを待たれておられるお客様のために復興にお役立てできるよう私たちも何かお役に立てることを考えながら、
一緒に頑張り続けます。
日本料理柚木元 店主
萩原貴幸様
1978年長野県飯田市生まれ。大学卒業後、滋賀の名料亭 「招福楼」で修行を積み、実家の「日本料理 柚木元」に入店。
2008年柚木元を正式に継承。 2021年農林水産省「料理マスターズ」に選出、ジャパンタイムズ主催の「Destination Restaurants 2021」を受賞。 2024年「The Tabelog Award」GOLD、Best Regional Restaurants受賞
川嶋さんがいれば、どこでも彼の料理を楽しむことができるかもしれませんが、私は一本杉通りの川嶋さんの顔に似た建物で彼の料理を通して能登の魅力を感じ、彼らが提供してくれる時間を楽しみたいと思っています。
現在の困難な状況でも、彼らが創る物語がこれからも膨らんでいくと信じています。
地方で飲食店を営む仲間としてだけでなく、『一本杉川嶋』のファンとして、彼らの思いと復興を心から応援し続けたいと思います。
マキノンチ シェフ
牧野浩和様
MAKINONCÎ、オーナーシェフの牧野浩和です。 この度の震災において被災された皆様には本当に心からお悔やみ申し上げます。
七尾、そして一本杉通りを代表する一本杉川嶋の川嶋さんは僕の親友でもある大切な仲間の料理人です。
彼とは唯一コラボレーションした仲でもあり、お互いに料理人としてリスペクトし合っています。
彼は一本杉通りの様に真っ直ぐで、熱いハートを持っている能登を本当に愛している料理にです。
常に能登の事を考え、 能登の食と未来を創造する、そんな彼を応援したい、
復活ので助けをする事が僕の出来ることかと思っております。
ただ私個人の力で出来ることの限界は有ります。 皆さんのサポートがあっての川嶋復活になります。
七尾、一本杉通りの希望の星を応援よろしくお願いします! 皆さんで能登を復活させましょう!
本プロジェクトは現在多忙な川嶋氏本人に代わり、わたくし西川が実行者として運営しております。
本プロジェクトで集まった資金(READYFOR社に支払う手数料を除くすべての資金)は全て一本杉川嶋の再建費として
一本杉川嶋に寄贈させていただきます。(川嶋氏にその旨および名称掲載の許諾をいただいております。
ーーー本クラウドファンディングはALL-IN形式で行われます。目標金額に満たない場合もクラウドファンディングは成立となり、集まった金額に応じて当初プロジェクトに沿った内容にて実行いたします。目標金額を超えて集まった場合は別途活動報告などを通じて使途のご案内をいたします。刻々と変わる状況に鑑みて、ページ内記載のプロジェクト内容が変更、遅延する場合もございますが、支援金の返金は行われませんのでご理解のほどお願い致します。一方で、被災地支援に充てられないものについては返金致します。READYFOR事務局:本プロジェクトは被災地で実施する緊急災害支援活動の関連プロジェクトです。被災地、被災者の皆様の状況等が変化する可能性がございます。被災地の情報に関する公的機関の発信、報道等もご確認下さい。ーーー
- プロジェクト実行責任者:
- 西川開人(北陸チャリティ―レストラン代表)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
集まった資金は川嶋氏に寄贈し、日本料理店「一本杉川嶋」店舗を修繕、建設途中だった併設する宿泊棟を再建して、「一本杉川嶋」をもう一度七尾・一本杉通りに復活させる。 資金はその修繕再建費用の一部に使わせていただきたいと考えております。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 店舗再建(修繕)後に飲食店の営業許可を保健所から再取得予定 予定日は現在不明ですが今年中に取得したいと考えています。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は借入等で補填いたします。
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プロフィール
株式会社ウヴリル代表取締役 remref / logic chef
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リターン
5,000円+システム利用料
5,000円コース
・お礼のメールの送付
【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
1万円コース
・お礼のメールの送付
【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。
- 申込数
- 160
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料
5,000円コース
・お礼のメールの送付
【ご注意事項】税制上の優遇措置対象にはなりません。
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
1万円コース
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- 申込数
- 160
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
プロフィール
株式会社ウヴリル代表取締役 remref / logic chef