支援総額
目標金額 100,000円
- 支援者
- 34人
- 募集終了日
- 2011年5月16日
[番外編]~~よこやまの☆古美術研修旅行その③~~
よこやまです。
京都・奈良古美術研修旅行紀その③。
昨日の夜は雨の中先斗町まで行き、先生もまじえておいしい鳥の水炊きを食べてきました。
炭焼き や、ささみのしそ巻き。炭焼き。とくに美味しかったのは、お目当てでもあった若鳥のたたき!
一人だけ……4枚くらい食べてしまいました。みんな 1枚くらいなのにねえ。
でも まあーー 超・おいしかったから~~ い いんです!
鳥のスモークをサービスしていただいたり、すっげ 最高なよるでした~。
京都で目覚める今朝。
本日は大徳寺、相国寺、角屋に行ってきました。
まずは大徳寺の真珠庵。
縁側からみえる、建物の奥まった場所に安置されている一休さんの像へ合掌。
縁側と仏間の床板はつながっていて、一休さんんとおなじ場所(板)に居られる、という意味があるそう。
木材は10メートルほどの長さで、一本の木から切りだされており、
なんと……2枚分で家が買えてしまうほどのお値段だそうです。
今日はお茶会があるとのことで入れないお部屋があったのですが、別の部屋には長谷川等伯の襖絵や、奥のお茶室へと続く廊下の脇にはかの紫式部も使ったという井戸がありました。
さらにびっくりしたことは、それがいまだに現役でいるっていうところです。
横には手水。ちょうずねちょうず。ちょうず。へへ
つづいては相国寺の、承天閣美術館。
伊藤 若冲(じゃくちゅう)の展示を見に行きました。
コミカルに描かれた鶏の表情、繊細で みずみずしい ぶどう。
現在の錦小路にあったという、青果屋の旦那(後に弟に家督を譲っている)だった若冲の作品には青物がたくさん登場しており、モチーフとしていた鶏にも惜しみなく与えていたそうだ。
達磨大師の手ぬぐいかっちゃった。
そして最後に角屋。すみや と読みます。
角屋は、現代の料亭にあたる揚屋(あげや)でした。
角屋のある地域は、正式名称は西新屋敷というのですが、島原と呼ばれていました。
吉原とおなじような遊廓とおもわれがちですが、ちがうそうです。
島原は「花街(かがい)」。吉原は、「遊廓」。
業務内容がちがい、花街は歌や舞を伴うあそびの場であり、一方の吉原は歌や舞はおろか、宴会もない。あそびだけの場である。
案内してくださった方は、一緒くたに見られていることに おいかりを感じておられるようにも感じました。
一階は調理場(奥は大きな宴会場)、二階へあがると宴会場で、障子の柄や天井や、ふすまの取っ手、釘隠しの模様がそれぞれちがうのです。
現代ではくわしい手法がわからないそうで、すすけてまっくろになっていても修理できない螺鈿(らでん 貝細工)のお部屋。
障子の木のラインがくねくねとまあるい線を描いているお部屋。斜めから見ると、障子が立体的にみえます。
どこのお部屋も、元のふすまはろうそくのすすでまっくろでした。
入口と青貝の間には新撰組がいたずらでつけた刀傷があったり、西郷隆盛が使ったという盥があったり。
また、重要文化財であるために耐震工事ができず、(阪神大震災以降は可)二階がだんだんおちてきている部屋があったり。
その真上の部屋(おちてきている二階)には立ち入れませんでした。
また、班をふたつにわけて重みを分散したり、かなりぎりぎりなようです。
神社仏閣のように数百年もたせるということはそもそも考えていなかったため、見目を優先した とのこと。
たしかに柱のない、ひろい畳のお部屋はうつくしいのですが、震度6が来たらば耐えられない というのにゾッとします。
東日本大震災の直後だので とくに。
で、画像は本日解散後に行ったお寺。
エレクトリカル……高台寺…
それでは~~~また~~
リターン
1,000円+システム利用料
「医×美」展示会のチケットを1名様分お届けします。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
2,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(2名様分)お届けします。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(1名様分)スポンサー様のお名前を掲載したリーフレットに加え、展示会で展示される作品のポストカードを1枚郵送にてお届けします。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
「医×美」展示会チケット(1名様分)スポンサー様のお名前を掲載したリーフレットに加え、展示会で展示される作品のポストカードを1枚郵送にてお届けします。さらに医学生が監修した手作り解剖ペーパークラフトを送ります。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし