早見帖プロジェクト2019：市販薬情報を冊子にして届けたい！

クスリ早見帖の副産物の三つ目に紹介するのは、市販薬辞書（電子カルテのパソコン等で使う日本語入力のための市販薬辞書）です。クスリ早見帖を作ると、市販薬のデータが蓄積されますので、日本語入力のための辞書や、詳しい情報を補うための辞典用データに転用してみました。

 

 

下記の写真は、ある市販薬ブランドの2文字を入力した場合の画面です。

 

 

 

 

製品名の候補が表示され、製品に含まれる成分・分量がコンパクトに表示されます。製品名だけでなく、成分・分量も記録に残せます。

 

 

 

市販薬を飲んだけどよくならないので来院した、という方が多い時間外や救急外来では、利用機会は割と多いです。電子カルテでの市販薬服用歴の記録をより正確に、より迅速にするためのチャレンジです。

 

製品によってはかなりの時間短縮効果があります。漢方薬や生薬製剤など、製品名への文字変換が難しいものもあれば、成分数が10以上のものも多くありますので。

 

クスリ早見帖2019年版では外用薬のデータが追加されることになり、よりデータが充実します。そろそろ複数の病院・診療所でトライアルできないかなと思案中です。

 

ご関心のある方は、是非ともお声かけください。

 

 

次回の新着情報は「クスリ早見帖の副産物④」で、副産物シリーズのラストとなります。クスリ早見帖からみると副産物なのですが、この副産物④のためにクスリ早見帖を作ったといっても過言ではありません。

 

さて何でしょう。次回をお待ちください。

 

 

 

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引き続き、頑張ります。ご支援よろしくお願いいたします。

 

株式会社プラメドプラス
代表取締役　平　憲二（医師）