京都をLGBTQ+に理解ある『カラフル』な場所にするために！

自己紹介にもリンクをあげているのですが、

今年の夏、「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシュアル」「トランスジェンダー」など、様々なセクシュアルマイノリティや「ALLY」の方へのインタビューを通じ、「リアルな先輩情報」を発信するLGBTインタビューメディアサイト、LGBTERさんの取材を受けました。

その時(2019年3月)の応募動機には、このカラフルを作った想い、またプロジェクトに対する想いとも重なる部分があるので、ここで皆さんに共有したいと思います。

応募動機：
第一の動機は『だれかの人生を幸せにしたい』ということ

僕自身、両親に相談したとき、私たちは知識がないから、手助けしたくてもできないと言われ、インターネットで調べて、カウンセリングに通うことを決めた。それからは、今まで悩んだ時間とは、限りなく想像していたよりも早く、スムーズに自分を知ることができた。

自分に、両親に知識があれば、もっと早くに自分の性に気づくことができるのではないかというところから、少しでも多くの人に早く、LGBTQ＋の存在を知ってもらいたいと思いました。

また、仲の良い友人や、職場の宿では様々な国籍が混じりあう環境だったので、一緒に働くスタッフやゲストに対していつも自然な姿でいることができました。

元々僕もLGBTQ＋について知識があったわけでもない、両親や友人もそう、たとえLGBTQ＋の知識がなくても、その人自身を知ることで、それがその人の個性であると感じてもらえることを知りました。そんな周りにいる素敵な人たちにとても感謝をしています。

こうして、僕が表に出ることで、僕自身の経験を共有することで、誰かの人生をもっと幸せにしたい、出会いや人生をもっと豊かにしたいと思い、応募しました。

第二の動機は『知ってもらいたい』ということ

パートナーの両親に知ってもらうためのきっかけや材料が必要だと思いました。

一番最初のカミングアウトの時点で全くその存在を知らない事は、受け入れる、受け入れないよりも、スタート地点にもまだまだ立てていない現実であるということを思い知らされました。

カミングアウトされた同じような環境で悩んでいる人をはじめ、ご両親に僕たちFTMの存在を、すぐ隣にいる可能性を知ってもらいたいと思い、応募しました。

そして素敵な縁が実り、実際に取材をしていただくことになりました。

人助けは直接ではなく、こうしてメディアを通してもできる今の時代に感謝しています。
本当にあった経験の共有する事で、人生をも変える力があること、とても素晴らしい事だと思います。僕も助けてもらった1人なので、次は助ける番になりたいと思います。
 

この気持ちは、プロジェクトに挑む今も同じです。

応募動機も含め、インタビュー記事を読んで頂ければ嬉しいです。

これからも応援、よろしくお願いします！

松本友生