
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 170人
- 募集終了日
- 2021年2月19日
【応援寄稿】お互いの1095日を祝福し合える、そんな機会に
こんにちは!
有志の会代表の近藤です!
このプロジェクトへの《応援メッセージ》を頂きました!
今回ご紹介させていただきますのは、元稲敷市の地域おこし協力隊の高島聖也(たかしま せいや)さんです!
高島さんは、ちょうど3年前に地域おこし協力隊を卒業されています。
なので僕たちとは活動期間が重なっていないのですが、卒業後も様々な場面で僕たちをサポートしてくれる頼れるお兄さんのような存在です。
そんな高島さんが、熱量たっぷりに書いていただいた応援メッセージです!
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今や全国的に当たり前の存在となった「地域おこし協力隊」。
任期の3年を終えたあとも地域でまちに関わり続けることは、実のところそんなに簡単な話でもないと考えています。協力隊だった方々が継続的にそのまちの関係人口として営みを続けるために、今回の「隊員の1095日を記録する」というプロジェクトが一役買うのだと元隊員として強く共感しています。
友人、知人やご家族など、みなさんの周りに地域おこし協力隊はいますか?もし知っている方がいるなら、この先はぜひその人の顔を思い出しながら読んでください。このプロジェクトを通じて、みなさん一人ひとりが地域おこし協力隊の3年間=1095日を見届け、お祝いの声を届けられたら、こんなに素敵なことはありません。
「まちはその土地に暮らし働く人々の営みだ」というのは、わたしがずっと大事にしている言葉です。若くしてつくばのまちづくりを牽引する堀下恭平さん(しびっくぱわー)からいただいたもので、未熟ながら死ぬまで地域のことを考えて生きていきたいと願うわたしは全面的に同意しています。歴史あるお祭りも、昔懐かしい商店街も、土地の名前がついた名産品だって、すべては誰かの営みの成果。はじまりがあって、いつか終わりを迎える。流動的で不定形。でもそれは、地域おこし協力隊じゃなくなるから終わり、というものでもありません。
協力隊の中には、3年の任期後もまちに関わり続ける人がいます。今回のプロジェクトメンバーもそう。「まちに関わる」とは、なにもその市町村に住民票があるだけではありません。地域おこし協力隊という行政事業を離れたあと、全国どこにいようとも、そのエリアのまちづくりに携わることはできる。むしろ、定住や起業だけでない協力隊の出口を積極的に祝福していくべきではないかと思うのです。今は自然の摂理に従って、人口や産業規模やダウンシフトしている段階。まちを構成する要素は多様であればこそしなやかに強く、昨今の「関係人口」に求められているものはそういったものではないでしょうか。
今回のプロジェクトは、「協力隊卒業生から地域に差し出される右手」のようなものだと感じています。協力隊としての肩書きを外して、仕事としての地域おこしを終了したあと、「意志」の力だけでまちに関わり続けるのは難しいというのが体感です。隊員の側と地域の側で、お互いのことを認識し合うコミュニケーションがあるといい。協力隊それぞれのスキルや課題意識、地域への思いがカタチに残ることで、任期後も声をかけやすい関係性が築けるはずです。冊子やイベントを通して知ったそれぞれの協力隊が、人を介して新たな取り組みを生み出すこともあるでしょう。これを読むあなたに、ぜひその手を取ってもらいたいのです。
また、もうひとつこのプロジェクトのすばらしい点として、協力隊活動に明確なピリオドを打つということを挙げたいと思います。これはさまざまな意見があると思いますが、地域おこし協力隊が任期を終えるということは地域に暮らす多くの方々にとって「かなりどうでもいい」ことではないでしょうか。特に任期後も同じエリアで暮らし働く隊員は、今までもこれからも「まちの協力隊」。これまでと同じようにイベントや寄り合いに呼ばれたり、まちの仕事として行ってきたことをボランティアベースで続けていくこともあるでしょう。
協力隊の3年間は、彼らだけの成果では決してないと思います。有象無象の中から特殊な人材を受け入れ、二人三脚で事業に向き合ってきた行政の方々。ヨソモノの可能性を信じて、ときに力を合わせながら、期待と応援を寄せてくれた地域の方々。将来の担保されない仕事に不安を抱きながら、隊員の意思を尊重してくれたご家族など。1095日におよぶ活動は、これらのみなさんの協力なくしてはなし得ないことです。協力隊に関わるすべての方々が、このプロジェクトを通じてお互いの1095日を祝福し合える、そんな機会になればいいなと思っています。
【最後に。事務局のみなさんへ】
わたしが茨城県稲敷市で地域おこし協力隊として活動していたのは、ちょうど3年前の春まで。退任と同時にみなさんがそれぞれの地域で活動をはじめたのだと記憶しています。協力隊として地域を走り回った1095日、それと同じくらいの時間を、わたしは今日まで「協力隊だった人」として過ごしてきました。
代表の近藤くんから今回のプロジェクトについて伺ったとき、「これこそ必要な取り組みだ」と思うのと同時に、強い親近感をおぼえました。実は、わたしたちも退任のタイミングで地域を横断するイベントを企画したのです。各地域の同期を集めての、自主的な「卒業式」。会場はみなさんにとってもおなじみの水戸・三の丸庁舎。研修やミートアップの会場として慣れ親しんだ、古くも奥ゆかしい建物で、わたしたちは勝手に自分たちの卒業式を開催したのでした。
わたしは当時妙に意識の高いところがあって、「地域おこし協力隊」という肩書きを外した上で、どれだけソトモノとしてまちに関われるかということばかり考えていました。それは、3年間なにをしていても地域のことを思い、じぶんの時間やお金のほぼすべてを地域に還元し続けてきたことの反動だったのかもしれません。職住近接した住まいを手放してみたり、意図的に地域外の活動に参加したり、それでいてまちの取り組みに参加しようとしたり……今思えば相当に不格好で、若気の至り感あふれる振る舞いが目立ちました。なぜもっと素直に、流れに沿うように生きられなかったのかと散々後悔しましたが、振り返ってみればそれもまたひとつの選択です。
これから卒業されるみなさんが、ナチュラルにそれぞれの地域と付き合えたらと思います。ナチュラルに、というのは、ライフスタイルやご自身の感情を第一にした、決して無理のない関係性のこと。地域おこし協力隊として3年間のすべてを懸けるような働き方は、これからの人生と比べてひどく特殊な時間だと思います。仕事としての地域おこしから離れた後は、ぜひまちを存分に楽しんでもらえたら。同じ境遇だった者としてとてもうれしく感じます。これまでの1095日を記録することが、そのための節目となれば幸いです。
1095日を駆け抜け、1096日に踏み出すみなさんの元に、多くの祝福の声が集まりますように。
高島

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1095日を経験し、その先を歩み続けてきた高島さんだからこそ紡げる言葉たちだなぁと感じます。
事務局メンバーへの言葉も、ほんとにうれしいものばかりです。
少しずつ、でも着実に目標に近づいているからこそ、こうして多くの方の想いものせて、届けていきたいと思います!
引き続き、シェア・拡散のご協力を、よろしくお願いいたします!!
リターン
3,000円

ぼくたち隊員を応援!
〇ウェブサイトにお名前記載:「地域おこし協力隊EXPOinいばらき」HPにお名前を記載
〇お礼の手紙
【お名前記載について】
※表記を希望しない場合は、お申し込み時に必ず「表記不要」とご記入ください。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円

隊員の魅力を詰め込んだ一冊を手元に!
〇『隊員1人1人の1095日』1冊
〇ウェブサイトにお名前記載:「地域おこし協力隊EXPOinいばらき」HPにお名前を記載
〇お礼の手紙
【お名前記載について】
※表記を希望しない場合は、お申し込み時に必ず「表記不要」とご記入ください。
- 申込数
- 81
- 在庫数
- 118
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円

ぼくたち隊員を応援!
〇ウェブサイトにお名前記載:「地域おこし協力隊EXPOinいばらき」HPにお名前を記載
〇お礼の手紙
【お名前記載について】
※表記を希望しない場合は、お申し込み時に必ず「表記不要」とご記入ください。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円

隊員の魅力を詰め込んだ一冊を手元に!
〇『隊員1人1人の1095日』1冊
〇ウェブサイトにお名前記載:「地域おこし協力隊EXPOinいばらき」HPにお名前を記載
〇お礼の手紙
【お名前記載について】
※表記を希望しない場合は、お申し込み時に必ず「表記不要」とご記入ください。
- 申込数
- 81
- 在庫数
- 118
- 発送完了予定月
- 2021年3月

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