支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 47人
- 募集終了日
- 2015年10月21日
メキシコってどんな国?
「メキシコを舞台にした映画をつくる!」とはいってみたものの、日本在住者にとってはメキシコは遠く離れた国で、関わりのうすい国かも?しれませんね。いくつかのデータを見てみるとそれがよくわかります。
旅行サイト「地球の歩き方」が調べた「2015年はココに行きたい!海外旅行人気ランキング」では、メキシコは20位にも入らない圏外の国。
さらに、2012年に日本人に「メキシコといえば?」とインタビューした投稿映像によると(Daniel.T/youtubeサイト)、「タコス、サンバ、ハバネロ、麻薬、タバスコ、陽気な国…」など。日本のイメージを聞かれて、「寿司、天ぷら、イチロー…」といわれているようなもので、かたよったイメージであることがよくわかります。
トウモロコシの国 メキシコ
人口は1億2233万人(2013年)で、日本とほぼ同じ。面積は日本のおよそ5倍で、気候や文化は国内でも地域ごとに本当にちがいます。中南部に位置する首都メキシコシティの標高は2,240メートルの高地で、あたたかい国というイメージとは裏腹に、日中は20度を超えても、朝晩は冷え込み、ひと桁台にまで気温が下がります。今の時期(9月)でも肌寒く、長袖は必須です。軽井沢の標高が1,000メートル弱であることと比較しても、その差がよくわかります。
さて、その高地をいかした農作物がトウモロコシです。今回の映画のテーマにもなるトウモロコシは、メキシコ人の主食であり、日常食「トルティーヤ」の原料です。
(街角には必ずトルティーヤ屋さんがある)
日本でなじみのある「タコス」は、野菜などの具材をトルティーヤで巻き、トマトベースのソース「サルサ」をかけた食事です。日本でも、首都圏を中心にタコスやさんもあるほど人気のあるメキシコの伝統食です。しかし、日本で食べられるタコスは、メキシコ全土で食べられているものとはちょっと違うようです。
固いトルティーヤをつかったタコスは、北部で食べられているもの。テキサス風のメキシカン「TEX-MEX」で、一般的にはクレープのような生地で巻かています。さらに、映画撮影で訪問したトウモロコシの産地では、黒いトルティーヤや緑色のものなど、多種多様です。
(メキシコ固有の種類のトウモロコシもたくさん)
「アメリカにもっとも近く、天国にもっとも遠い国」
メキシコ北部は白人も多く、アメリカの影響が実感できる地域です。そんなメキシコを、こう表現する人がいます。「アメリカにもっとも近く、天国にもっとも遠い国」と。
テキサス州は19世紀までメキシコの領土であったように、メキシコはアメリカとは因縁の深い関係にあります。歴史を振り返ればキリがありませんが、近年でみると1960年代から国境付近に、「マキラドーラ」という地域を設け、外国資本を受け入れて工業化を進めました。一時はGDPをあげる役割を果たしたといえますが、現在そこで働く労働者の生活は厳しさを増し、国内での格差社会を助長しているともいえます。格差、スラム、貧困など大きな課題にもつながっています。
(国境の町レイノサの労働者住宅。未舗装の道がつづき、雨季には腰まで水がつかる)
美味しいメキシコの食から、厳しい労働の現場まで、今回の映画では触れていけるものになると思います。
リターン
3,000円
■ サンクスメール
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
■ サンクスメール
■ DVD進呈
■ メールマガジン
■ 映画解説パンフレット
- 支援者
- 35人
- 在庫数
- 15
30,000円
■ サンクスメール
■ DVD進呈
■ メールマガジン
■ 映画解説パンフレット
■ エンドロールにお名前掲載
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
■ サンクスメール
■ DVD進呈
■ メールマガジン
■ 映画解説パンフレット
■ エンドロールにお名前掲載
■ DVDを上映できる権利
■ 上映会へ講師派遣
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし