「まきっこ」の追加説明

「まきっこ」は、ワイヤーの配置と役わりの関係を最重要視し、開発されました。
その① 装置両端の屋根棟方向へ伸びるワイヤーは、両端ワイヤーを屋根軒先の位置に固定し、装置両上部の道滑車を介し接続して、その中心部に軒先方向へ伸びる引き手ワイヤーに固定接続します。動滑車によりワイヤーを引く力が半分になることで、初動時の巻き込みを容易にし更に、両端のワイヤーが起き上がり伸びる際、装置幅に相当する積雪を切断する役わりを担います。そのことで、雪を巻き込む際の力を助け又、綺麗な雪下ろしに寄与します。
その➁ 引き手ワイヤーを引き続けると、積雪のない状態では、上部滑車と軒先ワイヤー固定部が結合しそうな状態になりますが、積雪時においては巻き込まれた雪の体積で一定の距離が保たれて、合理的な雪下ろしが可能となります。しかし、装置の長さが3mを超す場合、縦両ワイヤーの中心位置に、引き手補助ワイヤーを固定接続し、もう一方の端を引き手ワイヤー接続部に接続することで、装置上部は初動時の巻き込み終了後には、引き込み支点部から解放された状態となります。その後引き手ワイヤーを引く支点は、補助引き手ワイヤーに移動することで、安全な雪下ろしができます。

積雪量と想定する装置の強度
従来、雪下ろしをするタイミングは、足場の安全などを考慮して積雪量が約1mを超した場合に行われていました。その為、積雪の底面は凍結状態にもなり、雪の重量も300kg~500kg/m3にもなります。「まきっこ」は、300kg/m3を想定しておりますが、いつでも手軽な雪下ろしが出来ることを目標に開発しましたので、新雪50センチ重量150kg/m3時の手動引き込みに要する時間は約1分を基準としていますので、新雪なら1mまで可能です。しかし、手動による引き込みは困難ですので、2~3人による引き込み作業が必要です。又、手動や電動ウィンチを設置すれば、多少の時間を必要としますが、容易に作業できます。早めの雪下ろしは、落とした雪の処理も楽になりますのでお勧めします。
今回のプロジェクトには、ご紹介できなかった写真や簡単な動画も数多くありましたが、構想段階から試作装置の実験の過程を経て、あらゆる想定をして開発してきしましたが、お気付きの点などございましたら、コメント等をいただければ幸いです。

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