ウイグル民族を自由に!ウイグル本来の姿を収めた写真で人権弾圧を問う

ウイグル民族を自由に!ウイグル本来の姿を収めた写真で人権弾圧を問う

支援総額

1,090,000

目標金額 1,000,000円

支援者
34人
募集終了日
2021年10月24日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

はじめまして。SPROUTS VISION代表・写真家のヤギケンジと申します。

私は静岡県中部地方に生まれ育ちました。高校のデザイン科を卒業後、上京しデザイナーとして勤務。退社後、ウイグルへ旅に出たことをきっかけに写真家を志しました。帰国後、写真専門学校を経て、パリへ渡りヒューマンフォトの世界を学びました。

 

27歳でNYに渡り、海外取材・報道のカメラマンとなってからは政治・文化・スポーツをはじめ、戦争報道にも携わりました。これまで写真を通じて「世界で起きている真実」を伝えることをモットーに仕事をしてまいりました。

 

近年の報道で目にする「ウイグル人権問題」に触れる度に、かつて自分が写真家を目指すきっかけとなった悠久の地ウイグルの情景が思い浮かぶようになりました。

 

ウイグル民族のもつ穏やかで優雅な佇まい、優しい国民性、厳しくも美しい自然、どれもが今でも私の脳裏にしっかりと焼き付いています。あの情景と素朴で飾らない人々が、中国の拡大政策の犠牲になっている現状を黙って見ていることはもうできません。

 

そこで、2021年8月、私はウイグルの人々の姿を写真に収めた Letter from Uyghur『~ウイグルからの手紙~』を自費出版することにしました。

本著では、ウイグルの人々が独自の文化や歴史をもつ民族であること、そんな人々を強制収容所に送り、子どもたちを親から無理矢理引き離して矯正教育を施し中国人化させている中国の政策の詳細などを収めています。

 

今回のプロジェクトでは一人でも多くの人々に手に取っていただけるように【増刷費用】を集めたいと思います。皆様の温かいご支援が、現在も理不尽で不当な扱いに苦しむウイグル民族の声となり、一助となりますよう努めてまいります。

 

中国の横暴。犠牲になる「少数民族・小さな国々」

 

米長官、中国・新疆で「集団虐殺継続」信教の自由報告書

 

米国務省は12日、各国の信教の自由に関する年次報告書(2020年)を発表した。        

発表に合わせて会見したブリンケン国務長官は、中国・新疆ウイグル自治区での迫害に関し「中国は、宗教表現を広く違法化し、ウイグル族に対して人道に対する罪とジェノサイド(集団虐殺)を続けている」と非難した。

信教の自由を担当する国務省高官も会見で、中国政府は新疆ウイグル自治区で市民への監視を強化し、自治区全体を「野外刑務所」にしようとしていると指摘した。

 

(出典:ワシントン時事 2021年5月13日より)  

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051300414&g=int

 

すでにご存知の人も多いかもしれませんが、アメリカをはじめとする世界各国の首脳が中国共産党による香港問題、台湾問題、チベット問題、そしてウイグル人権問題を問題視し、非難しています。

中国は「すべて国内問題であり、他国からのそうした進言は『内政干渉』である」と強硬な姿勢を崩しません。

 

一方、2017年から始まった強制収容所には、のべ100万人以上のウイグル人が強制収容、拷問・虐待され、さらには洗脳教育や強制労働と、多くのメディアが報じています。

さらに、新疆ウイグル自治区全体では同化政策、言論統制、暴力や恐怖による支配が浸透し、当事者であるウイグル人たちは自らのアイデンティティを失いつつあります。

このままでは民族撲滅も時間の問題です。このような横暴が私たちの「お隣の国」で現実に起きているのです。

 

皆さんもどうか想像してください。

 

■ある日突然、父親や母親が連行され、「再教育施設」などという名目で強制収容所に入れられてしまい帰ってこなくなること。

 

■今までずっと使ってきた自国の言葉を禁止され、学校でも街でも話すことや書くことも許されなくなり、代わりに中国語を強制させられること。

 

■ウイグル独自の文化や歴史を破棄させられること。

 

■自宅に見知らぬ中国人の監視役が寝泊まりし、1日中家族が監視される生活を強いられること。

 

■避妊器具や不妊手術の強制によって断種ジェノサイドの被害に遭うこと。

 

■海外に身内が留学や就職をしているだけで、国内に残っている家族が監視対象になること。

 

■海外在住のウイグル人ですら監視され、安心して生活することができないでいること。

 

■AI・ITによる監視、強制収容所での虐待や洗脳、強制労働が起きていること。

 

■世界的企業による製品が、実は多くのウイグル人による強制労働で生産されたものであり、そんなものが私たちの暮らしに流入していること。

 

 

なぜ、このようなことが発覚したのでしょうか?

 

それは強制収容所から出ることができた証言者、残された家族、海外在住者らの証言から明らかになったためです。

 

もちろん中国はすべて否定していますが、国際社会はすでにこの問題の事実を掴み、対中国包囲網を形成しようとしています。もはや、ウイグル人の大量殺戮(ジェノサイド)、人権侵害、同化政策は見過ごせない最終局面まできていると言えます。

 

ウイグル問題は「対岸の火事」ではない

 

日本人にとって「ウイグル」というと、“どこかわからない遠い国”というイメージをもつ人も少なくないでしょう。たしかに日本からは簡単に行くことはできないほどの距離です。しかし、だからといって私たち日本人はウイグル問題を見て見ぬふりをすることは非常に危険です。なぜなら、日本もまた中国との様々な問題を抱えた国の一つでもあるからです。

 

日本社会は経済的関係を重視し過去、ウイグル人権問題に対し政治・メディアともに沈黙してきました。この様な態度は、中国を助長させてしまう恐れがあります。私たち日本人も、自国の周りで起きていることを知る必要があると思います。そうしなければ、「次のウイグル」になるのは日本になるかもしれないのです。

 

ウイグルの本当の姿は中国とはまったく違う!【動画をご覧ください】

 

 

私がカメラを片手にウイグルの地に足を運んだのは、1990年代。

まだウイグルが「ウイグルらしさ」を保てていた時代でしたが、そこから現在までには多くの悲劇が起きました。そうした事実の詳細については、日本ウイグル協会副会長アフメット・レテプ氏、サウット・モハメド氏、詩人ムカイダイス氏らの綴った記事や詩を「当事者の生の声」として本書に収録しています。

 

ウイグルの人々が現在置かれている状況と、かつて平和だった時代の彼らの素朴で美しい姿を収めた写真を手に取っていただき、一人でも多くの日本の方々にウイグルの真実を知ってほしいと思います。

 

【2021年6月28日、本書の最終的な打合せをする3人の著者】

左からヤギケンジ(著者)、サウト・モハメド氏(寄稿)アフメット・レテプ氏(寄稿)

 

 

 

 

商品ページはコチラ

 

 

プロジェクト資金の用途について 

 

本書はBOX・ポストカード28枚・小冊子(106ページ)の構成からなる写真書籍です。

 

 【ファーストゴール】100万円の内訳  

 

自己資金と合わせ、電子書籍(英語版の制作・翻訳・レイアウト)

2000~3000部の増刷

 

ファーストゴール100万円を達成した際にはネクストゴールで250万円を目指します。

 

 【ネクストゴール】250万円の内訳  

 

一万部の増刷(下記費用の内訳)

BOX 70万円(一万部)

ポストカード28枚 90万円(28枚セットx一万部)

小冊子 90万円(一万部) 

 

合計250万円と別途、BOXの組立・ポストカードの振分けに人件費(50~80万円)が想定されます。

 

プロジェクトが成功した先の「未来」

写真家である私の力では、ウイグル問題を解決することはできません。

私もそれをよく承知しています。だからこそ、READY FORに集っている皆さん一人ひとりのお力を借りたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

本著 Letter from Uyghur『~ウイグルからの手紙~』に収めているのは、どれもが偽りのないウイグル人たちの声であり、真実です。

この一冊を通じて、本当のウイグルについてもっと知ってほしく、一人でも多くの声が集まることで中国共産党による不条理な政策を止めさせ、離散したウイグル人家族が再び会えるようにしてあげたいと思っています。

 

それこそが、このプロジェクトの「ゴール」であり、「未来」です。

 

皆さんからの支援を心よりお待ちしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ヤギケンジ

 


【プロジェクト終了要項】

●製作物    
ウイグル民族の写真書籍(増刷費用)
小冊子には「ウイグル人権問題」を特集
B5判サイズのBOX
28枚のポストカード
小冊子(約100ページ)

●出版完了予定日    
2021年11月18日

●著者    
KENJI YAGI

●発行部数    
2000~3000部

 

 

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プロフィール

プロジェクト発起人 KENJI YAGI 制作会社「SPROUTS VISION」代表。写真家。静岡県在住。 パリへ渡り、写真を学ぶ。雑誌や新聞を中心にカメラマンとして活動。 1997年11月NYで行われた北朝鮮・韓国の和平会談、代表プレス(写真)を務める。 「笑われる日本人」Japan made in U.S.A(ジパング刊)創刊スタッフ。 2000年パリで行われたイスラエル・パレスチナの和平会談の取材をきっかけに、パレスチナ問題、中東報道に取りくむ。 【著書・著作映像】 「正直な気持ちをはなそう」イスラエル・パレスチナ45人のリアルライフ (たちばな出版) パレスチナに建設された分離壁をテーマにしたドキュメンタリー映像 「THE WALL」監督作品がある。⇒ YouTube『sprouts vision 🔍 』 プロジェクト協力 日本ウイグル協会

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リターン

10,000


本書「Letter from Uyghur」一冊

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貴殿のお名前を記し著者署名入りの一冊をお送りいたします。

申込数
26
在庫数
74
発送完了予定月
2021年11月

30,000


「ウイグルの少女」オリジナルプリント 2L 額装 八ッ切(242x303cm)   

「ウイグルの少女」オリジナルプリント 2L 額装 八ッ切(242x303cm)  

感謝のお手紙と作品をお送りいたします。

申込数
2
在庫数
28
発送完了予定月
2021年11月

10,000


本書「Letter from Uyghur」一冊

本書「Letter from Uyghur」一冊

貴殿のお名前を記し著者署名入りの一冊をお送りいたします。

申込数
26
在庫数
74
発送完了予定月
2021年11月

30,000


「ウイグルの少女」オリジナルプリント 2L 額装 八ッ切(242x303cm)   

「ウイグルの少女」オリジナルプリント 2L 額装 八ッ切(242x303cm)  

感謝のお手紙と作品をお送りいたします。

申込数
2
在庫数
28
発送完了予定月
2021年11月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

プロジェクト発起人 KENJI YAGI 制作会社「SPROUTS VISION」代表。写真家。静岡県在住。 パリへ渡り、写真を学ぶ。雑誌や新聞を中心にカメラマンとして活動。 1997年11月NYで行われた北朝鮮・韓国の和平会談、代表プレス(写真)を務める。 「笑われる日本人」Japan made in U.S.A(ジパング刊)創刊スタッフ。 2000年パリで行われたイスラエル・パレスチナの和平会談の取材をきっかけに、パレスチナ問題、中東報道に取りくむ。 【著書・著作映像】 「正直な気持ちをはなそう」イスラエル・パレスチナ45人のリアルライフ (たちばな出版) パレスチナに建設された分離壁をテーマにしたドキュメンタリー映像 「THE WALL」監督作品がある。⇒ YouTube『sprouts vision 🔍 』 プロジェクト協力 日本ウイグル協会

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