支援総額
目標金額 450,000円
- 支援者
- 62人
- 募集終了日
- 2016年3月31日
車がないから・・・(Sさんよりの、アンマンからの便り)
こんにちは!私はサダーカで何度かボランティアに参加させていただきました佐藤と申します。この度、このクラウドファンディングに参加している皆様にサダーカの支援の様子などや車の必要性について知ってもらいたいと思いこれを書かせていただくことになりました。
サダーカはヨルダンの首都、東アンマン地域においてシリアの紛争から逃れてきた難民、避難民の支援をしています。ここには戦火を逃れて避難してきたシリア人が大勢暮らしています。
車の支援、と聞いてピンときにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨルダンにおけるシリア人支援において車、またはそれに代わる交通手段の確保は非常に重要です。「車がないから、学校に行けない」「車がないから、病院に行けない」「車がないから、(シリア難民であれば認められる筈の)支援の申請に行けない」こんな声をよく聞きます。
私はこれを聞いて始めは「えーそんな・・」と思ったのですが、徐々にアンマンでの様子が分かるにつれて、意味が分かってきました。ヨルダン、特にアンマンは車で動くことを前提として都市が作られているため「ちょっとそこ」に行くにも結構な距離があり、歩いて移動することが困難です。また、坂が多いので道路の起伏も激しく、ちょっとした荷物を運ぶのにも人の手で運ぶことは殆ど無理であり、車が必要な状況です。
公共交通機関がない訳ではないのですが、あまり頻繁に通っている訳ではないので、一番の交通手段はタクシーになります。ところがこのタクシーも安価ではありません。大体30-45分程度利用して1000円前後でしょうか。日本人であれば払えなくもない金額ですが、ヨルダンにおいて現金収入の道が多くないシリア人にとっては大きな負担となります。
今回の支援はサダーカの車に使われる訳ですが、サダーカでは良く古着や毛布、暖房器具などを配布しています。アンマンの冬はとても寒く、これらなしでは生活ができません。現状ではタクシーやヨルダン人の有志の方の車を移動手段として使っていますが、これには限界があります。古着がまだ残っているのに、タクシーをずっと待っていたり、ずっと歩いて移動したりしなくてはならないために、時間切れになってしまって配りきれなかった、という状況を何度も目にしてきました。まさに車があれば、もっと多くのシリア人を訪問して、この古着を配れることができたのに・・と勿体ない気持ちになります。今回のクラウドファンディングが成功し、車が確保できればより効率的に移動や物資の運搬ができるようになり、より多くのシリア人の元に訪問することができると考えています。
助けを求めるシリア人は決して大勢いて、残念ながら途切れることはありません。皆様の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
リターン
3,000円
THANKS LETTER
■心からの感謝の気持ちを、日本語とアラビア語でしたためて、お礼のお手紙を差し上げます。
- 支援者
- 37人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
10,000円
スカーフ
3,000円に加えて、
■イスラームの女性がスカーフをまとうのは有名です。感謝の気持ちを込めてスカーフをお送りします。
*デザインなどはお任せください。
- 支援者
- 22人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
30,000円
イスラームの国に繋がる小物とお菓子
10,000円に加えて、
■イスラームに繋がる国は世界中にあります。そんな国々の小物とハラールのお菓子やお茶を、感謝の気持ちとともにお届けします。
(種類や内容については、お任せください。)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月
50,000円
マット(約72cm×108cm)
30000円に加えて、
■色とりどりのマットはイスラーム諸国でも有名です。感謝の気持ちを込めて、礼拝マットをお送りします。
*デザインなどはお任せください。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年5月