殺処分寸前で家族となった愛犬「かる」｜肺がん治療で幸せな犬生を！

こんにちは。福岡です。

 

今日はとても悲しいご報告があります。

我が家の可愛い娘であるかるちゃんが虹の橋を渡ってしまいました。

あまりにも急すぎて心の整理ができておりません。

 

11月21日13時50分頃

かるちゃんはいつもと変わらない様子ですやすやと眠っていました。

私も仕事に行こうと立ち上がり、昼食を食べ終え片付けを済ませた母が戻ってきて、着席した直後でした。

 

「きゅーん！」と今まで聞いたこともないような声を突然かるちゃんが上げました。母が慌てて抱き上げ、私はかかりつけの病院にその場で即電話をかけました。

 

その間にもかるちゃんは小さく痙攣をし、体を強張らせ…

 

ようやく担当医と電話が繋がった時パニックになるあまりうまく言葉にできないながらも懸命に状況を説明し、その間も母がかるちゃんに心臓マッサージをしてくれていました。

 

そうこうしている間にもかるちゃんの歯茎や舌がどんどん白くなっていきました。

 

そして電話が繋がったままだった担当医からは「そのままおうちで看取ってあげてください」「もし緊急処置をして仮に助かったとしても、その後1週間、2週間ご飯も食べることができず痛みに耐えながら亡くなってしまうこともある」と。

 

私と母は病院に向かうまでの時間を考えるとおうちで看取ってあげるのが最良だと判断しました。

かるちゃんはおうちが大好きで断脚手術後に退院してきたときも「本当に片脚がないの！？」とこちらが驚いてしまうほどに元気よく走り回っていたくらいの子だったからです。

 

 

担当医に伝えた時にはもう既にかるちゃんは動かなくなってしまいました…。

 

 

その後、午後の検診を予定していた時間に担当医の元を訪れ今までのお礼とお話をしてきました。先生のお話では「腫瘍が出来ていると炎症がずっとおこっている状況になってしまうので血栓が出来やすくなる。おそらくかるちゃんの場合は出来ていた血栓が詰まってしまった可能性が一番高いでしょう」とのことでした。

 

 

12年の犬生、かるちゃんにとって幸せなものだったのか。

それはかるちゃんにしかわかりません。

でも私たち家族はかるちゃんにたくさんの笑顔と笑いと愛をもらいそれに対したくさんの愛情を返してきたつもりです。しかし、まだまだ返し足りなかったのも事実です。これから先、治療をして元気になったら色んな場所に行って色んな表情のかるちゃんを見たかった…。

もっとたくさん一緒にいたかった…。

今こうして書いている間にも涙があふれて止まりません。

 

ですが、応援やご支援をくださっている皆様、このプロジェクトページをご覧いただいている皆様の為にもきちんと報告はしなくてはならない、そう思い書かせていただきました。

改めて応援・ご支援のほど本当に、本当にありがとうございました。

皆様には感謝してもしきれません。

きっとかるちゃんも虹の橋の向こうから尻尾をぶんぶん振って喜んでいることでしょう。

 

 

最後に…

かるちゃんは本日11月22日に火葬を行いました。

（後日火葬証明書が届き次第投稿する予定です）

今は大好きな祖母や先住犬たちと一緒にいると思います。

 

皆様の大切なご家族のちょっとした異変もどうか見逃さず、少しでもおかしいと感じたら後回しにせずすぐに病院に連れて行ってあげてください。

どうか後悔が残らないように精いっぱい面倒を見てあげてください。

そして天寿を全う出来たあかつきには笑顔で送り出してあげてください。

 

我が家にはかるちゃんの姉妹同然である、まるちゃんと4匹の猫ちゃんがいます。この子たちが幸せに天寿を全うできるように今以上に精一杯お世話をします。

 

これから寒さも厳しくなってきます。

どうぞ、皆様お身体ご自愛くださいますように。