フィリピンにルーツを持つ高校生のAくん。学習支援教室に通っていた当時のことを語ってくれました。

 

 「中学生の頃、僕は勉強に自信がありませんでした。高校に行きたいなと思ってはいましたが、行けるのかどうか本当に不安でした。そんなある日、多文化共生センター大阪が、お母さんのところに来て、外国にルーツを持つ子どものための学習支援教室があるからおいでと声をかけてくれました。」

 

「学習支援教室は家から遠く離れていて、当時の僕は少し行くのが面倒な時もありました。でも、母が「しっかり勉強してきなさい。そしたら必ず高校にいける。」と、毎回送り出してくれました。」

 

高校に入って、良かったなと思うことは何?と聞くと、

 

「高校に入るまでは、大学や専門学校への進学は考えたことがありませんでした。でも、高校に入って、友だちや先輩、先生に刺激を受けて、今は進学を考えています。」

 

「多文化共生センター大阪との出会いと、母が諦めず僕のことを信じて応援してくれ学習支援教室に行かせてくれたこと。そして学校の先生やボランティアの先生、友だちの励まし。みんなのおかげで高校進学へとつながり、そして、次のステップへと導いてくれました。」

 

▲はずかしそうに、でも、しっかりと将来の夢を語ってくれたAくん

 

将来の夢は?

 

母の国でもあるフィリピンで子どもたちに野球を教えたいと思っています。これから進学してコーチになるための勉強をしようと思っています。がんばります!」

 

Aくんは少し恥ずかしそうに  話してくれました。Aくんは今、自分の進む道を自ら切り開いています。

 

支援が必要な子どもたちへ支援が届かないということを防ぐため、各外国人世帯へ相談員を派遣し、保護者とのつながりを通して、子どもたちを学習支援教室の参加へと確実につなぎたいと思っています。応援よろしくお願いします!