ある日、ひとりのお母さんからメッセージが。

 

「Onegai, Tasukete」

 

心配になり、私たちはすぐにお家に向かいました。生活に関する相談でした。

 

 

子どもがお母さんと一緒に暮らす。当たり前のことを諦めざる得ない現状があります。

 

 

そこで、わたしたちは一緒に相談機関へ行くことにしました。相談窓口では、状況改善のためのいくつかの選択肢を提供してもらうことができました。

 

お母さんは言います。

「ずっと相談窓口にいきたかった。でも、日本語が不安だし、一人じゃとても来ることができなかった。だいじょうぶ?と家に来てくれたとき、本当にうれしかった。相談することができて、色々な道がみえた。ありがとう。」

 

今回のプロジェクトの対象となっている大阪市西淀川区、淀川区で暮らすペルー、フィリピン、ブラジルなどの外国人世帯のうち、4世帯に1世帯が、親子離れ離れで暮らした経験があると答えています。

 

予期せぬ妊娠や離婚などから生活が苦しくなり、どうにか改善したいと考えますが、相談できる機関には通訳が必ずいるとは限らないため、外国出身のお母さんたちは日本語で悩みを伝えられる自信がなく、相談することを諦めてしまいます。

 

そうしたことから、子どもだけを国に帰し、生活が落ち着いたら呼び寄せるという選択をする家庭もあります。

 

しかし、こうした選択は子どもへ大きな影響を与えます。

日本と母国を行ったり来たりするなかで、日本語も母語も不十分になったり、学校の勉強が途切れてしまいついていけなくなったり、また、友人関係がうまく築けず孤立してしまう場合が高くなります。

 

 

誰にも相談できず孤立しているお母さんに寄り添いたい

 

 

家庭訪問をし、各家庭に寄り添うことで 最初の一歩を踏み出せる外国人ママたちがたくさんいます。

 

 このプロジェクトでは、各外国人親子世帯に学習相談員を派遣し、保護者の抱えている課題の改善を進めながら子どもを安定した学習環境へとつなげます。

 

最初の一歩が踏み出せず、お母さんと一緒に暮らすことがせきなくなる子どもを減らすためにも、このプロジェクトを成功させる必要があります。