三重県の北端いなべ市には、鉄道ファンなら見逃せない稀少なナローゲージの鉄道、三岐鉄道北勢線が走っています。

 

 

 北勢線は、桑名市の桑名駅のすぐとなりにある「西桑名」という駅から、いなべ市の「阿下喜」を結ぶ鉄道です。

 さて、読めますか?「阿下喜」=あげき、と読みます。

 

 小さい頃、ハマグリで有名な桑名市に住んでいた私ですが、いなべのおばあちゃんが桑名まで私を迎えに来てくれて、北勢線に一緒に乗って、阿下喜へ。阿下喜は当時唯一の「町」、マンガの本を買ってもらったり、「かしわ」(鶏肉)を買ったりして、おばあちゃんの家へ、次はバスで向かいました。とても懐かしい思い出です。当時の北勢線は床が木製だったのを覚えています。

 西桑名からしばらくすると、カーブが急なところがあって、ナローゲージの車両は揺れ、つり輪が網棚に当たって、リズミカルな音を立てました。今はさすがに、そんなには揺れなくなりました。当時より、西桑名ー阿下喜間の所要時間も短くなり、無くなった駅や駅名が変わった駅もできました。

 でも、今でも、昔のスタイルのツートンカラーの車両で、え?縦並び?という座席の配置に出会うときもあるんです。

 

 

 

 西桑名からほぼ30分のところに、大泉(おおいずみ)という駅があります。駅舎とつながるようにして、「うりぼう」といういなべの産物を販売する場所があります。地元の野菜や「さくらポーク」、最近ではジェラートなども販売しています。

 おもしろいのは、「うりぼう」でお買い物するためなら途中下車ができること。次の電車が来るまでの間「うりぼう」でお買い物して、再び北勢線へ。http://www.net-uribou.jp/

 

 大好きな風景は、楚原から麻生田(おうだ)へ向かう森林鉄道のような雰囲気と、麻生田から阿下喜へと向かう下り坂。田園風景がうつくしく広がる田園ビューです。鉄道の好きな友人に聞いたら、鉄道に乗りに行くことを「鉄分補給」しにいく、というのだそうです。私の「鉄分補給」はやっぱり、北勢線だなあ。

 

 

 さて、阿下喜駅で降りたら、阿下喜の古い町並みの中にある「暮らしのシューレ」という呉服屋さんとコラボの新しくてオシャレなお店に寄って、八風農園さんやゆうき農園さんの野菜を買ったり、「いなべっこ」というJAみえきたのお店に行ったり、それから、お昼時間にさしかかったりしたら「醤(ジャン)」という中華料理やさんに行って、坦々麺食べたり、あんかけのかたやきソバ食べたり、そんな夏休みを過ごしたいです。

 

 

 「いなべっこ」には桑名名物の「アイスまんじゅう」もあるので、こないだ駐車場でつい、食べちゃいました。隠れワザはさっくり並べてある、コロッケや魚のフライなどの揚げ物。おいしいですよ。あとね、黒米や桜米という古代米があったり、「いっちゃんたまご」をはじめとする、地元のたまごや、もちろん「さくらポーク」も置いてあります。くいしんぼうで、つい、食べ物の話になっちゃいますねー。

 

 ナローゲージの北勢線、夏、扇風機だけの車両に乗って、景色を見ようと思っているのに、リズミカルな揺れでついうとうとしてしまう。

 なんか、クラウドファウンディングをはじめて、みなさんが応援してくださるのがとてもありがたいです☆ で、あらたに、シン・リターンを考えました。COMMING SOON! 

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