小海オペラ劇場「くじらの夫婦」世界初演が終演いたしました。皆様の温かいご支援ありがとうございました!
皆様、こんにちは。
皆様にご支援いただいた小海オペラ劇場「くじらの夫婦(脚本:近藤圭、作曲:西下航平)」ですが、11月9日(日)、小海小学校にて大盛況の中終演いたしましたので、終了報告をさせていただきたいと思います。
公演当日は生憎の小雨でしたが、小海町や近隣地域、また遠方からも多くの方が駆けつけてくださり、約350名のお客様がいらしてくださいました。(チケットは3週間前に完売!)

※公演当日の小海小学校
出演者は、指揮者1名・ソリスト5名・ピアニスト1名・ダンサー2名・大人合唱29名・児童合唱14名・オーケストラ42名、総勢94名という大規模なオペラとなりました。
クラウドファンディングの第一目標で達成した支援金は、オーケストラ「アンサンブル・ノーヴァ」の出演料や交通費・宿泊費に充てさせていただきました。
小海町は来年70周年を迎えますが、町にとって初めてのプロのオーケストラということもあり、様々な楽器による音の多彩さや、全員で演奏した時の音の迫力は、お客様に深い感動をお届けすることができました。

※公演前日:ゲネプロでの集合写真

※公演当日:指揮者(粂原裕介)/ピアニスト(吉田幸央)/オーケストラ(アンサンブル・ノーヴァ)
また、ネクストゴールの達成によってLEDヴィジョンを使用することができました。このLEDヴィジョンを使用することにより、様々な照明プランで演出することができました。来場者からも「映像がとても綺麗だった」というお声を多数いただきました。

※第1幕:シャチのタカマツ(近藤圭)

※第2幕:松の木の精(飯森加奈)/ダンサー(朶恵・岩下貴史)

※第3幕:くじらのおかみ(木村はる奈)/くじらの夫(高橋宏典)
お陰様で小海小学校の体育館が立派な舞台となり、小海町の方々の前で本格的なオペラを上演することができました。
休憩を除くと2時間弱のオペラでしたが、オペラの最後、ソリスト・大人合唱団・児童合唱団が高らかに歌い上げると、自然と大きな拍手が沸き起こり、約1分間の後奏の間もその拍手が鳴り止むことなく続くという、異例の大フィナーレとなりました。

※演奏終了後:カーテンコール
公演後、黒澤弘小海町長からも「感動を通り越して、感激いたしました!」というお言葉もいただきました。

※終演後:黒澤弘小海町長によるご挨拶
1からオペラを作るというこの企画は約2年半前からスタートしました。
全くどうなるのか誰も予想もつかない中、ただひたすら前を向いて進んでまいりました。
その中で、小海町や小海小学校、協賛企業、実行委員会など様々な方の協力を得ることができたのは何事にも変え難い宝物です。
そして、このクラウドファンディングでも、知人・友人に限らず、お会いしたこともなかった方々からもたくさんご支援をいただき、このように公演を成功させることができました。
本当に、本当に、皆様ありがとうございました!!
心より感謝申し上げます!!!
さて、クラウドファンディングのまだ完了していないリターンについてもお知らせいたします。
「オリジナルTシャツ」「サイン入りの公演プログラム」「御礼メール」につきましては今月末までにお届けする予定です。
「公演DVD(ブルーレイ)」につきましては、マイク14本、カメラ7台というボリュームのため、編集作業に時間がかかります。来年2月上旬までにお届けできるようするよう編集をしてまいりたいと思います。
「出張演奏」につきましては個別に連絡させていただきたいと思います。
「稽古見学」に来ていただいた皆様からは、「とても興味深かった」「作品を見てみたいと思った」と皆様おっしゃってくだいました。
そして、今回クラウドファンディングでご支援いただいた皆様からも「東京でも是非開催してください」と、本当に多くの方からおっしゃっていただきました。
そうなんです!
このオペラ「くじらの夫婦」は今回だけで終わらせるつもりはありません!
この作品が、日本中そして世界中に拡がっていくよう、私たちはこれからも邁進してまいりたいと思っております。
しかし、実際のこのオペラのように、これからも様々な困難が降りかかってくるとは思いますが、その際は是非皆様ご協力いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!!
これから寒い季節になってまいりますが、お身体に気をつけてお過ごしくださいませ。
一般社団法人 OPERAROOM
木村はる奈/近藤圭/吉田幸央


















