今日は、「ぷれいす」に通う方をお1人紹介させて頂きます。

 

【市野 登さん 56歳 男性】

 

 

市野さんは20代で結婚、子供も3人授かり、順風満帆な生活を送りながら、

元々好きだったパチンコやスロットなどのギャンブルを適度に楽しんでいました。

 

しかし、30代半ばにあるスロットの台にのめり込んでしまいます。

大きく勝った時の気持ちが忘れられなくなり、負けても負けてもスロットにお金を注ぎ込んでしまい

自身の管理していたお金、約1.000万円をギャンブルに投資。その事が原因で離婚、子供達とも疎遠になってしまいました。

 

しかし、それでもまだギャンブルを止めることが出来す、会社へも行かずにギャンブル中心の生活をつづけ

23年間勤めた会社も解雇。今まで積み上げてきた物、全てをうしなってしまいました

 

この時、市野さんはまだ自身がギャンブル依存症という病気だということに気が付いていなかったそうです

 

次第に生活出来るお金が無くなり、東京のホームレス救済施設に入所。

元々23年間同じ会社で勤めていた根は真面目な性格なので、すぐに仕事を見つけて一人暮らしするも

再びギャンブルをし生活が苦しくなる、という生活をくりかえし時にはギャンブルをする為に数100万円の借金をする事もありました。

 

さらには、再就職した会社の都合で解雇された事や先の不安もあり、統合失調症という病気に。

その後は病気の治療の為、就職活動をすることも出来ず生活保護をうけて治療をする事になりました。

 

ある時主治医から、同じ悩みを抱えた人達が集まり、

自分のペースで仕事をしながら通院や自助グループにも通う事が出来て自立を目指せる場所

「寿クリーンセンター」を紹介してもらいます

 

寿クリーンセンターにはギャンブルだけでは無くアルコール等様々な依存症や精神障がいの仲間がいて、

市野さんは周りの方の話を聞いていくうちに自分がギャンブル依存症であると自覚出来るようになります

その後は順調に治療が進み、警備会社に就職が決まり寿クリーンセンターを卒業しました。

 

しかし、統合失調症再発もありギャンブル再開。

去年の12月にもう一度生活保護をうけながら寿クリーンセンターへ通う事に。

今年8月には就労継続支援B型事業所ぷれいすが開所されると自身の治療プランにあわせてぷれいすに籍をうつしました。

 

市野さんは言います―。

 

依存症の治療には自分で依存症だと認める事からはじまる。悩み事を話せる仲間を持ち一人で悩みを抱え込まない事が大切

もう一度寿クリーンセンター・ぷれいすで治療をしながら仕事をして自立を目指したい」

 

この言葉通り、市野さんは現在ギャンブル依存症と向き合い、自助グループに通い、ぷれいすで毎日仕事をしながら病気の治療をしています。今では子供達とも連絡を取り合えるようになり、休みの日には一緒に遊びに出かけたりしているそうです。

 

 

市野さんが1日も早く社会復帰出来る様、私たち「ぷれいす」は今後も全力でサポートして参ります!

 

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