AAR緊急支援チームは7月21日、岡山県倉敷市真備町にあるNPO法人「岡山マインドこころ」を訪問し、必要とされていた経口補水液や延長コードのほか、トイレットペーパー、生理用品、おむつなどをお届けしました。

 

NPO法人「岡山マインドこころ」代表理事の多田様よりお話を伺う
AARの高木卓美(左手前)とAARの田中晴子(左奥)


「岡山マインドこころ」は2001年に設立された障がい者自立支援施設で、障がいのある人もない人も一緒に暮らしていけるまちづくりを目指してきました。


今回の水害被害に遭うまでは地ビールの醸造をしており、障がい当事者の方々も就労していました。同施設にはビアホールもあり、地域の方々の社交場となっていました。


同施設の事務所から車で5分の場所に、ビールを醸造する前のビールの原料を作る場所があります。水害に遭った際、ここにいた2名の施設利用者の方が、かろうじてこの窓から顔を出してレスキューを待っていました。水は2階部分まで水位が上がってきており、代表理事の多田さんは、2人のことが心配で、事務所からこの原料を作る場所まで、洪水の中を“泳いで”駆け付けたそうです。

 

「この窓から利用者が2人、助けを待っていました」。
無我夢中で泳いでいったという多田さん(右)から話をきくAAR高木卓美


施設の1階は泥だらけで何もなくなっていましたが、多田さんは「できるだけ早く施設を再開し、地域の人たちが交流でき、安らげる場所を整えたい」と語ってくださいました。

 

NPO法人「岡山マインドこころ」の1階はすべてが流され、泥だらけでした。

 

多田さんの復興に向けた熱い思いが伝わってきました。
AARは、引き続き支援を続けてまいります。

 

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