支援総額
目標金額 340,000円
- 支援者
- 29人
- 募集終了日
- 2016年11月18日
アーシャ活動紹介2 インドの農村に雇用を!!!!農村収入事業
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ご支援ありがとうございます!!!!!
96パーセントまで来ました!あともう少し!
ご支援よろしくお願いします!!!!!
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前回の有機農業普及編に続き今回は農村のおばちゃんたちが活躍する有機農業組合、食品加工編です!
アーシャでは食肉加工、味噌醤油を中心とした日本食材の技術提言をしています。
スモークチキンやソーセージなど鶏肉、豚肉を利用した食肉加工プロジェクトを8年程前にそれ以前に実施していた養鶏プロジェクトの鶏肉の販売方法として始めました。(かのビルゲイツもアフリカで農村の貧困対策として超小規模養鶏の有効性を認めプロジェクトを支援してます。)
インドの地方部ではまだアウトカースト(不可触民)が作ったものは食べないという特権階級がいます。市街地のレストランの厨房にはアウトカーストではない調理師を置いていることが珍しくありません。まだまだ残るカースト制の制約に縛られ農村部の女性はまだまだ古い慣習に萎縮している状態でした。
その状態からの脱却のために特権階級が好む肉の加工品をおばちゃんたちと製造し、大学内の理解のある教授たちに顧客になってもらう事で私達でもやれるんだ!と言う事に気付いてほしいと願いました。(アーシャの現地事務所は現地農工大学のキャンパス内にあります。)
また農村部では伝統的に質素な菜食主義で肉を食べる習慣がなく、慢性的にたんぱく質不足な状態でしたので、一部の鶏は販売が軌道に乗り余裕ができれば換金されずに自分たちで食べることもできる利点もあります。
販売先はプロジェクト対象地の周辺です。農村に身近なところで販売する事で、製造しているものが消費者にきちんと届いていることが見え、またきちんと利益が上がる事が直接店頭販売をすることによって実感できるので自信にもつながります。
日本から岐阜県で食肉加工組合を中心にユニークなコミュニティーを作るゴーバルの代表石原潔氏(現当会理事)を招き鶏の解体から技術指導を始め、燻製器を鉄板から自作し、計算がかなり危ういおばちゃんたちにも解るように簡潔にしたレシピに沿った食品加工技術、食肉加工における衛生状態の配慮を学びながら食品加工全体の基礎を学びました。
満を持して販売を始め、すぐに手作りのスモークチキン、ソーセージはまだまだ現地では珍しかった為にどんどん予約が入るようになり人気商品になりました。小さな店舗を構え、かわるがわるおばちゃんたちが店番に立ちすこしづつ商いをすることに慣れ、マーケティングの基礎を経験してもらいました。
日本食材で一発当ててやるぞ!
その一方で同時に熊本土といのちを考える会理事長高丸和彦氏(現当会理事)を現地に招き大豆など現地の豆類を用いた味噌醤油づくりプロジェクトを並行して開始しました。
インドで何故味噌、醤油?と思う方もいるかもしれません。しかし農村でしかも貧弱な設備、経験もないど素人人材が製造の中心になるという制約の中で製造しなければならない悪条件の末にたどり着いたのが味噌醤油等の日本食材でした。
インドでは国内産業の保護の為、特に食品の輸入に高い関税がかかっており、都市部において外国食材は中々手に入りにくい状況です。日本食材となると尚更手に入れる事は難しく、インド進出を目指して多くの企業の日本人駐在員の方が滞在していますが、とても現地で手に入れる食材には困っている状況でした。そこでならばインドで作ってしまおうと始めたのがこのプロジェクトです。高丸氏に何度も現地に足を運んでいただき現地の環境で何度も何度も失敗しながらも日本の物に近い味を再現する事に成功しました!
普通フェアトレードと言うと途上国で製造した物を先進国との物価差を利用して販売し現地に還元するのが一般的ですが、インドならば都市部に日本人の方がたくさんいらっしゃいます。尚且つ日本を離れがんばっている日本人駐在員さんの日々の食卓のニーズに応えれるならば、インド国内でもフェアトレードのような日本人と途上国の農村をつなぐ仕組みは成立するのではないかと考えました。今ではデリーの日本人会の方々からとても手厚いサポートを毎年頂いています。もちろん都市部のインド人からもたくさんの注文があります!
また食材を事業の販売物品とすることによって製造しているおばちゃんたち始め農村の若者にも醬油や味噌を食べてほしいと思っています。日本食は今や世界中が注目する健康食です。その要となる発酵食品の味噌や醤油は豊富な大豆たんぱくで必ず現地の栄養改善にも一役買うと思っています。また現地の食生活とはかけ離れた食文化を体験する事によってこれまで閉鎖的になる事で相互扶助を成り立たせてきた農村文化に少しでも新しい時代に対応できる考え方を変えて行く試金石にもなっています。
日本の農村でそれぞれコミュニティーを作れ食肉加工、日本食材。少しづつ農村の人たちは葛藤しながらも変化を受け入れ、たくましくの農村で生きる新しい術を学んでくれています。
インドでの食材の注文はこちら!
http://ashaasia.org/aoacindia.org/AOAC_Delivery_jp.html
リターン
3,000円
現地からのサンクスレター&活動会報コース
現地からのサンクスレター&特定非営利活動法人アーシャ=アジアの農民と歩む会の支援状況を掲載した会報をお贈り致します。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月
10,000円
【植樹オーナーコース】アーシャ希望学校 植樹オーナー&栄養満点モリンガパウダー100g
今回修繕する学校敷地にあなたを植樹オーナーとしてモリンガの木を植えさせていただきます。栄養満点モリンガパウダー100gをお送り致します。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月
10,000円
【インドへ届け!活動応援コース】
インドの緊急支援に特化したコースです。現地からのサンクスレターも送ります。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月
10,000円
女性必見【トートバックコース!】
写真のトートバックを送ります。現地ではまだ一枚の布を購入し仕立て屋に出して服を新調するという文化が残っています。ミシンがあれば村の中でもできる仕事なので村の女性を誘って裁縫研修を受けてもらいミシンを買うことを目標に制服づくりやバックつくりを経て独立してもらっています。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月
30,000円
【国際協力よもやま話コース】今ならインド料理のワークショップ付き!
国際協力に興味のある方に一般的なイメージだけではない裏話満載のお話をさせていただきます。「人を助けるとは?」などなかなか講演会では聞けないぶっちゃけ話をします。※中部地方の方は理事の家へ招待(名古屋です)※遠方の方は交通費を含め要相談。おまけで、インド料理のワークショップも開催致します!
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月
50,000円
アーシャ理事長 母乳育児プロジェクト話コース
現地で農村女性を対象に母乳育児支援プロジェクトを推進しているアーシャ理事長である助産師三浦孝子が現地での経験をお話しします。お母さんにとって学ぶこといっぱいのお話になると思います。*三浦理事は栃木在住です。遠方の方は交通費要相談になります。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年12月