重度心身障がい児とその親の、社会参加の場づくりへ

支援総額

782,000

目標金額 500,000円

支援者
70人
募集終了日
2019年4月8日

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プロジェクト本文

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ご支援いただいた皆さまへ

 

皆様の温かいご支援のお陰で目標の50万円に到達することができました。公開前、公開直後はどうなるかと不安でいっぱいでしたが、思いもよらぬ早さで目標に到達し心より感謝申し上げます。


皆様のご支援のお陰でTシャツ制作費とホームページリニューアル費用を賄うことができます。本当にありがとうございます。

 

皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして次の目標を100万円と設定させていただきます。


今後いただいたご支援で現在試作品が完成している「自分でたためるハンカチ」の製作、及び現在開発途中の「自分で履ける靴下」、「車椅子用レインカバー」の開発制作費などにあてさせていただきたいと思います。


私たちの挑戦はまだまだ続きます。引き続き、どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。


2019年3月4日

Dekita代表 岡本加苗

 

 

重度障がい児の親たちで、子どもの自信に繋がるものづくりを

 

ページをご覧いただきありがとうございます。『Dekita』代表の岡本加苗と申します。『Dekita』は、重度心身障がいのある子どもの親たちで構成されたグループです。私たちは、障がい児の発達を促す商品や日常の不便、悩みを解決する商品の開発、製造、販売しています。

 

私たちの子どもは、さまざまな障がいにより、自分でやりたい気持ちがあってもできないことが多く、自分に自信を持つことが難しいです。

 

そこで平成30年10月に『Dekita』を立ち上げ、「子どもたちに小さいことでも達成感を味わい、自信につなげてほしい」という想いでモノづくりをしています。平日に商品の構想を練って試作品を作成し、週末はメンバーが全員で集まりミーティングやイベント出店するなど精力的に活動しています。

 

現在は、自力で着るための目印のデザインをほどこした「自分で着られるTシャツ」を作り、販売することを目指しています。

 

メンバーで悩み抜きデザインは決定しましたが、プリントの技術は自分たちでは限界があるため、プロの力を借りてTシャツを完成させたいと考えています。

 

そのためにクラウドファンディングに挑戦することに決めました。どうか皆さま、ご支援応援よろしくお願いいたします。

 

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働きたくても働けない親と障がい者に、仕事が「できた!」という喜びを

 

私たちのような障がい児を持つ親は、介護をするために社会的孤立感を感じている方が多くいます。

 

重度心身障がいのある子どもたちの多くは、入院期間を経て在宅へと移行します。子どもと自宅でいっしょに過ごせることは、もちろん親にとってはこの上ない喜びです。

 

ですが在宅では、親は24時間自宅で日常ケアや体調管理のために子どもに張りつくことになります。仕事を辞めざるを得ない状況になることも多々あります。

 

また、病院から家に帰ってしまえば、入院中は周りにいた励ましあえる仲間にもなかかなか会えなくなり、孤独感を感じることも多くなります。

 

さらに、重度心身障がい児は大人になっても働くハードルはとても高いです。この子たちがお世話してもらうだけの存在ではなく、何かできることがないかと検討を続けていました。

 

『Dekita』は、そんな同じ境遇の親たちが集まることで、親の孤立感や無力感を解消したい、子どもたちの将来的な社会参加の場を作りたい、という想いで立ち上げました。
 

Dekitaロゴは「出来た!!」と喜ぶ様子を表しています

 

『Dekita』という名前には、商品を手にしていただくお客様に「できた」の喜びを届け、商品を生み出すメンバーには、自分たちのアイデアが商品となり、社会に出て働くことが「できた」という喜びを感じてほしいという想いを込めています。

 

私自身、家という閉ざされた空間で物言わぬ我が子と二人きりで過ごす時間はとてつもなく長く、孤独感にずいぶん苦しんでいましたが、今は『Dekita』のおかげで人との関わりが増え、毎日を充実感をもって過ごせます。私自身が仕事を楽しんで心に余裕がある状況になると、子どもの笑顔も増えたように思います。

 

打ち合わせ前の様子です

 

 

自分でできた喜びを届ける「自分で着られるTシャツ」

 

今回のプロジェクトで製作する「自分で着られるTシャツ」は、日常生活の中で、繰り返しできることを増やし、自分に自信を持って欲しいという一心で考案しました。

 

自分たちの考えに加えて、我が子や知り合いのお子様に試作品を使ってもらい、改善点を反映しました。また理学療法士や作業療法士などプロの方々に貴重なご意見も頂戴し、製作を進めてきました。

 

「自分で着られるTシャツ」は、背面下方に虹をイメージしたパズルのDekitaロゴを配置しています。これはシャツを着るときに最初に手で持つところの目印です。

 

Dekitaロゴ部をつかみ、頭を通します。次に両袖に色を変えてパズル柄を配置。これは右手、左手それぞれを向かわせる方向を示しています。

 

このTシャツなら、着方がわからないとお困りでも、目印をヒントに自分で着ることができます。これから着替えの練習を始める小さなお子様にも最適です。

 

「自分で着られるTシャツ」

 

商品を手にしていただいたお客様には「できた」の喜びを感じてほしいです。自分に自信が持つことができれば、新たな課題も乗り越えようとする気持ちが生まれてくると信じています。


また、パズル柄を採用したのには意味があります。『Dekita』は、子どもに病気や障がいあることで集まったグループです。それぞれのカラーも違えば、得意不得意あります。それでも互いに助け合い、譲り合ったりしながら活動しています。今後も様々な方と、繋がっていきたいという想いが詰まっています。

 

完成後の販売は、ネット販売、イベント出店を考えています。デザインを工夫しているため、目印となる文字やパズルがはっきり認識できるボディカラーであるホワイトとネイビーの2色を選定しております。サイズは、子ども用100~160cm、大人用S~XXXLまで対応可能です。

 

皆さまからのご支援は、Tシャツ製作にかかる費用と、団体ホームページのリニューアル費用として大切に活用させていただきます。

 

<製作内容>

Tシャツ製作数:160枚

製作完了予定:2019年6月30日

 

平置きサイズとなります。大人サイズはメンズです。多少の誤差がありますことご了承下さい。

 

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重度心身障がい者とその親の夢の職場づくりを目指して

 

『Dekita』の最終目標は、重度心身障がい者と親の働く環境を作ることです。今回のプロジェクトを通して、障がい者およびその親の雇用を生み出すという大きな夢の第一歩を踏み出すことができます。

 

今後製作予定の商品は、具体的には自分でできるシリーズとして衣類や日用品、在宅医療に移行する際に必要となる物品、車椅子ユーザーのためのお出かけ物品、着替えやすく着心地のよい衣類、特別支援学校ならではの必要物品などです。

 

今までどこにも売っていなくて困ったという自分自身の経験から1つずつ商品化する予定です。これらの開発製作販売過程の中で、障がい者本人、親の活躍の場ができると考えています。その上で、障がい者とその親の個々の能力や各家庭の事情に合わせた職場を作りを目指していきます。

 

また私たちは、この活動を皆さまに知っていただくことも重要だと考えています。かつての自分のように、家で絶望や葛藤のなか孤軍奮闘してたとしても、永遠に同じ状況が続くわけではありません。親も子も成長します。投げ出したくなるような苦しい経験も無駄になりません。

 

決して、今の自分の置かれている状況に悲観しないで、どんな未来が待っているかと心配するのではなく、楽しみにしてほしいです。今回、私たちがこのプロジェクトに挑戦することで一人でも二人でもそれが伝われば幸いです。

 

どうかみなさま、ご支援応援お願いします!

 

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『Dekita』メンバー紹介

 

岡本加苗

『Dekita』代表として活動中。

 

 

熊谷公成

愛知県生まれ。ガイドヘルパー(障がい福祉サービス)を大阪市全域で提供する有限会社たんぽぽ代表を14年しています。介護福祉士として現場に携わりながら、社会へ実感や実務を持った貢献を目指して活動しています。『Dekita』とは、そんな価値観との共有を感じながらで、とても楽しく取り組ませていただいています。

 

長渕数久

1973年長崎市生まれ。高校卒業にて就職で大阪へ。30歳で福祉業界に入り、現在特定非営利活動法人福祉相談室アントレド代表として、成年後見事業、デイサービス事業を大阪市浪速区にて営んでいます。Dekitaとは元々違う事業の中で岡本さん、西村さんと知り合い、彼女らのDekitaへの熱意とコンセプトの実現に少しでも力になれたらと思い微力ながらも楽しく参加させて頂いてます。

 

長渕正代

大阪生まれ。大阪コミュニティーワーカー専門学校卒業後、中央区の特別養護老人ホームで約8年勤める。その後在宅介護に関わり、ケアマネージャーとなる。約8年ほど鶴見区、城東区でケアマネージャー勤務。その後、大阪市西成区で単独型の居宅介護支援事業所を立ち上げ、現在もケアマネージャーとして奮闘中。知り合いを通じたご縁で岡本さん、西村さんと出会い、Dekitaのコンセプトに共感し現在一緒に活動しています。

 

西村真尋

大阪市在中。お腹の中で順調に育っていたはずの息子はいっぱいの病気と障害を持って産まれてきました。2才で思い出作りと言われて出た退院の許可、4才で心停止。主人と共に息子と家族の事だけを考えてきました。40才を前に主人が一念発起して理学療法士の道へ。ハンデに違いはあれど、親が子を思う気持ちと境遇は同じだと感じた岡本さんと共に一歩ずつ前へ。そして、一つ一つのDekitaを積み重ねて実現させたいです。

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プロフィール

Dekita代表の岡本と申します。私は先天性脳疾患のため障がいのある子供の母親です。妊娠中に子供の病気が発覚しそれ以来仕事は辞めて、育児に専念しておりました。育児中になんとか働くことはできないかと幾度も考えましたが、子供第一優先の生活ではそのような仕事は見つからずそれならばそんな状況でも働ける、かつ今までの育児経験を活かしたやりがいある仕事ができる職場を自分で作ろうという思いに至りました。そこで2018年10月、数名の仲間と共に障がい児者の日常サポートグッズの考案製造販売をする事業Dekitaを立ち上げました。この事業を通して重度心身障がい者とその親の雇用を生み出すことを目指しています。

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リターン

3,000


自分で着られるTシャツコース

自分で着られるTシャツコース

■サンクスメール
■自分で着られるTシャツ1枚

※サイズは100、110、120、130、140、150、160、S、M、L、XL、XXL、XXXLからお選び下さい。
※カラーはホワイトかネイビー用意しています。
※写真は試作品です。
※複数枚購入可能です。
※L、XL、XXL、XXXLのサイズはCF限定サイズです。

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

3,000


感謝の気持ちを込めたサンクスメール

感謝の気持ちを込めたサンクスメール

■サンクスメール
■HPにお名前を記載させていただきます。

プロジェクト終了のご報告と感謝の気持ちを込めたサンスクメールをお送りします。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

3,000


自分で着られるTシャツコース

自分で着られるTシャツコース

■サンクスメール
■自分で着られるTシャツ1枚

※サイズは100、110、120、130、140、150、160、S、M、L、XL、XXL、XXXLからお選び下さい。
※カラーはホワイトかネイビー用意しています。
※写真は試作品です。
※複数枚購入可能です。
※L、XL、XXL、XXXLのサイズはCF限定サイズです。

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

3,000


感謝の気持ちを込めたサンクスメール

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21
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制限なし
発送完了予定月
2019年6月
1 ~ 1/ 6

プロフィール

Dekita代表の岡本と申します。私は先天性脳疾患のため障がいのある子供の母親です。妊娠中に子供の病気が発覚しそれ以来仕事は辞めて、育児に専念しておりました。育児中になんとか働くことはできないかと幾度も考えましたが、子供第一優先の生活ではそのような仕事は見つからずそれならばそんな状況でも働ける、かつ今までの育児経験を活かしたやりがいある仕事ができる職場を自分で作ろうという思いに至りました。そこで2018年10月、数名の仲間と共に障がい児者の日常サポートグッズの考案製造販売をする事業Dekitaを立ち上げました。この事業を通して重度心身障がい者とその親の雇用を生み出すことを目指しています。

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