公開から5日目、少しずつ募金が増えています。

募金、ご協力ありがとうございます。

本日は、チャリティコンサートでお招きします、視覚障害者のグルムさん。
キルギスの視覚障害者の方の生活はどうなのか？私の2年間のキルギスでのボランティア活動で得た情報をお伝えします。

キルギスの人口は約５５０万人ですが、視覚障害者はキルギスで５０００人ほどいます。首都ビシュケクには８００人ほどがいるとのことです。
ほとんどの視覚障害者は「キルギス視覚聴覚障害者協会」の会員になっています。

彼らの生活は厳しいものがあります。日本では障害者基礎年金を１級の視覚障害者は８万円ほどもらえますがキルギスでは６千円ほど。物価が日本の１／３ほどですが、生活は楽ではありません。
ビシュケクに住む視覚障害者８５名にアンケートを取ったのですが、「年金はいくらほしいか？」では２万円という回答をくれた方が多かったです。

それでも、多くの視覚障害者は協会がキルギス政府からの支援を得て建設されたアパートに入居し家賃は無料。電気、水道、光熱費は自分たちで支払っています。
グルムさんは年金と今働いている「リハビリテーションセンター」でのスタッフとしてお給料をもらい二人の子供を育てています。
写真はグルムさんの家族です。