産前産後のママに。継続ケアの選択肢を広げ、“My助産師”育成を

産前産後のママに。継続ケアの選択肢を広げ、“My助産師”育成を

支援総額

4,609,000

目標金額 1,500,000円

支援者
254人
募集終了日
2020年5月22日

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2020年05月19日 18:08

【残り3日!】応援メッセージ vol.12:丸井さん

本日で残り3日となりました。ご支援いただいた方々ももうすぐ200名突破する勢いです。

 

本日は、応援メッセージ12人目。丸井さんからメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

こんにちは、丸井香苗と申します。宮川さんとは、私が助産師として初めて勤務した病院で出会いました。職場の先輩です。

 

私は8年間産科クリニックで勤務したのち退職して、現在は大学院で統計や研究手法について勉強しています。勉強の傍ら、宮川さんのアシスタントとして、自宅分娩のサポートに携わらせていただいております。
 
だいぶ前のことですが、本を探して図書館の書庫をウロウロしていると、本棚の隅にいかにも古い紙質でできたボロボロの背表紙が目にとまりました。あまりのボロ具合が気になって手にとってみると、大昔に産婆さんが綴った手記でした。自宅出産が主流だった時代に家から家へと駆け回った産婆さんたちの活動を記した貴重な資料です。

 

妊娠、出産、産後のケアはもちろんのこと、家族のこと、生活のこと、病気の心配事など、ありとあらゆる相談に応じる当時の産婆さんの姿は、「My助産師による継続ケア」そのものだと私は思います。

 

時代が流れ、出産場所は病院が主流となり、母子を取り巻く状況で改善したことは山ほどありますが、一方、かつて産婆さんが担っていた妊娠、出産、産後の継続ケアが中断されたことでどんな影響があったのか、数値で評価しにくいデータは変化を統計的に示すことが難しいです。また、助産師にどんな変化や影響があったのかも。

 

私が病院で助産師として勤務して数年がたち、妊娠期のケア、分娩介助、産後ケアなど助産師としてたくさんのお母さんと赤ちゃんに関わらせていただき、たくさんのことを学びました。多くの失敗や経験を通して、支援のあり方を模索し、病院のスタッフや先輩助産師に助けていただきながら考えてきました。


ある時、友人から産後の相談を受けました。母乳やミルクのあげ方の相談です。メールや電話で内容を聞くと、状況がやや切迫した様子だったので家にお邪魔しました。

 

乳腺炎のケアをしながら、おしゃべりしながら、時々友人は涙をふきながら、家での様子を教えてくれました。

 

沐浴が大変、寝れない、ミルクの量がわからない、などなど。そして「たいしたことはないと思うんだけど、これが気になってね」と言います。気になることは次から次へと溢れてきました。赤ちゃんの口の形、おかしくないよね?このしゃっくり様子見てて大丈夫だよね?おむつかぶれ大丈夫かな?など。

 

「ちょっとした心配は、ネットで調べたりすることもできるけれど」と友人は言いますが、この少しずつ増えていく「ちょっとした心配」が友人の心を疲弊させる原因の一つでもあるようでした。

 

私が友人のそばで一緒に赤ちゃんを見ながら「大丈夫、うまくできてるよ。心配ないよ」と伝えると、そのたびに友人は笑顔を見せてくれました。

 

友人はとても一生懸命赤ちゃんのお世話をしていました。睡眠時間が削られて、身も心もかなり疲弊しているようでした。病院では「母乳が足りなかったらミルクを何ml追加して」と説明したりしますが、足りないかどうかの判断はお母さんにとって非常に難しい場合もあります。退院パンフレットやネット情報を見ると、哺乳が足りていないときのサインが書かれていますが、泣いている赤ちゃんを目の前にすると、「なんで泣いているの?」と原因がわからないことだってよくあるかと思います。友人宅に数日訪問するうちに、病院で勤務しているときは気づかなかったことがたくさんありました。


現在、宮川さんのアシスタントをさせていただきながら、助産師としてまだまだ未熟な自分をつくづく自覚します。「お母さんに寄り添うケア」というのは、継続ケアを通して気づくことや学ぶことが沢山あると私は実感しています。大大大先輩の産婆さんが70年前の手記を通して伝えてくれています。

 

継続ケアはあたりまえのケアだよ、と。女性のそばに行って、家族やおうち全体をきちんとみてみなさい。妊娠、出産、産後の支援は家族、地域、生活、その他いろんなことをひっくるめてのケアなのだと。


My助産師制度がよりよい形で全国の助産師に広がりますように。
 

 

リターン

3,000


【お気持ちコース】

【お気持ちコース】

■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

支援者
62人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

10,000


【継続ケアを広げる!応援コース】

【継続ケアを広げる!応援コース】

■ 報告レポート(PDF)

■ サンクスボードにお名前(希望制)
感謝の気持ちを込めて、支援者さまのお名前を刻んだボードを「助産師ステーション」に飾ります。

■ 助産院ケア10%オフ(プレゼントもOKです)
*産前、産後、女性のからだに関するお悩みごとなどご相談いただけます。
*京都市左京区聖護院川原町から、電車・車で1時間半以内の範囲
*有効期限は発行より1年間は、何度でもお使いいただけます。

-----
■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

支援者
64人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


【一緒にお祝いコース】

【一緒にお祝いコース】

■ 達成お祝い会へご招待
*交通費は別途ご負担いただきます。
*ご夫婦とお子さまもご参加いただけます。
*開催は、9月または10月あたりを予定しております。

■ 報告レポート(PDF)

■ サンクスボードにお名前(希望制)
感謝の気持ちを込めて、支援者さまのお名前を刻んだボードを「助産師ステーション」に飾ります。

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■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

支援者
69人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

■ HPにお名前掲載(希望制)

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■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

■ 報告レポート(PDF)

■ サンクスボードにお名前(希望制)
感謝の気持ちを込めて、支援者さまのお名前を刻んだボードを「助産師ステーション」に飾ります。

支援者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

※リターン内容は3万円の応援コースと同様ですが、その分いただいたご支援は大切に使わせていただきます。

■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

■ 報告レポート(PDF)

■ サンクスボードにお名前(希望制)
感謝の気持ちを込めて、支援者さまのお名前を刻んだボードを「助産師ステーション」に飾ります。

■ HPにお名前掲載(希望制)

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

【継続ケアを広げ、“My助産師”育成を応援】

※リターン内容は3万円の応援コースと同様ですが、その分いただいたご支援は大切に使わせていただきます。

■ 感謝の気持ちを込めて、御礼のメール

■ 報告レポート(PDF)

■ サンクスボードにお名前(希望制)
感謝の気持ちを込めて、支援者さまのお名前を刻んだボードを「助産師ステーション」に飾ります。

■ HPにお名前掲載(希望制)

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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